お天気は曇りのち雨。
待ちに待った恵みの雨です。
体も休める事ができて嬉しいです。
さて、今週の前半は歩き遍路の旅、第三弾に出かけておりました。
6月10日の朝北条を出発し、二泊三日で今治の第54番札所延命寺から、西条の第60番札所横峰寺まで、7ヶ寺を元気に歩いてまいりました。
このコースを二泊三日で歩くのは私にとってはやや強行軍でしたが、自身を知るよい学びの体験となりました。
歩き遍路の旅3 1日目 北条から今治の54番延命寺と55番南光坊(2019年6月10日)
八幡浜から朝6時4分発のJRで北条へ向かいます。
早朝は小雨が降っていましたよ。
松山駅で乗り換えに20分の待ち時間があったので、ホーム内のベンチに座っていると、同じベンチになんとシスターが腰をかけられました。
黒い頭巾に修道服はオフホワイト。
涼やかなお姿で、本を読んでおられます。
しおりには十字架の絵がデザインされていましたよ。
なかなかシスターと同じベンチに座る機会はないと思うので、いい句材を戴いたようで嬉しかったです。
伊予北条駅に到着しました。
駅から5分ほど歩くと、前回歩き終えた「太田屋」さん前。
(4月2日)
ここだ〜! さあ、再スタートです!
道中には杖大師。番外札所のようです。
エンゼルトランペットが花盛り。
海沿いの道を歩きます。
沖には大きな船。
あっちにも。
だんだん晴れてきましたよ。
海沿いを歩いて歩いて‥
今治へ〜一歩〜♪
菊間町では瓦屋さんが軒を連ねています。
菊間は鬼瓦の産地として有名ですものね。
鬼瓦を作る職人さんは「鬼師」といいます。
女性の鬼師もおられるそうです。
かっこいいい〜!
10月20日は「お供馬の走り込み」です。
海とサボテンの花
あ!太陽石油(SORATO)です。
工場夜景も素敵でしょうね。
ちょうどお昼時に通りかかったのがたこ焼き屋さん。
おばさんと目があったので、お昼ご飯はたこ焼きに決定♪
レトロなお店の中にはイートインスペースもあります。
まずは塩大福アイス!
アイスに大福のぎゅうひも入っているらしく、もっちもちの食感です。
たこ焼きも美味しく戴きました。
お店のおばさんが夜は今治の美味しい物を食べて行ってね、と声をかけてくださいました。
焼豚玉子飯は食べた事ないんですって。
あと、今はタコも沢山あがっていて旬なのだそうですよ。
大西町に入りました。鐘のマークは何かしら?
海沿いの公園で一休み。
踏切を渡ります。
延命寺までまだ4.1㎞もあります。
ローソンへ。
飲み物とどら焼きでおやつタイム♪
ま〜っすぐの道をえんえん。
延命寺まであと2㎞になりました。
そしてやっと、54番札所延命寺に到着しました!
53番圓明寺から約35キロもありました。
外側の仁王門です。
その奥にも門がありますが、これはかつて今治城の城門だったそうです。
明治になり今治城が廃城とされた際に譲り受けたのだそうです。
延命寺の梵鐘は音色の良さで地域の方々に愛されているそうです。
普段はあまり鐘をつかない私もこの日はつかせて頂きました。
本当に豊かな響きの音色でした。
54番札所 延命寺本堂 礼拝
延命寺太師堂 礼拝
次は55番の南光坊へ。
墓地のある丘を抜けて。
加計学園?
たばこ畑のようです。
しまなみ海道に続く高速道の下を潜ります。
田植えの季節です。
大きな霊園の中を通る遍路道です。
霊園の下り道
お城みたいなマンション?
55番札所南光坊到着!
54番延命寺からは3.6㎞の道のりです。
海山の守り神、大山祇神社の別当寺であり、海の豪族河野一族の庇護を受けて発展したそうです。
山門には内と外に2体づつの四天王像が祀られています。
山門外側、向かって右は多聞天
山門外側、向かって左は持国天
55番札所 南光坊本堂 礼拝
南光坊太師堂 礼拝
なんとか無事にこの日のお参りを終える事ができました。
立地はとてもいいのですが、夕食付きのプランがなかったので、お向かいのコンビニで夕食のお買い物をしてチェックイン。
この日の万歩計の歩数は50725歩!
久々の5万歩越え!
よく歩きました。
結局たこ焼き屋のおばさんおすすめの今治焼き鳥のお店に行くパワーも無く、そのまま倒れこむように爆睡してしまったのでした。
句会所の夜を席巻の牛蛙 さち
くかいじょのよをせっけんのうしがえる