つれづれなるさっちII

「いつき組」組員 「街」同人 俳人井上さちの日々  第一句集「巴里は未だ」文學の森

歩き遍路の旅3 2日目 今治の56番泰山寺から59番国分寺へ♪

 

 

 

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お天気は雨。

雨音が嬉しいです。

これで水不足もいくらか解消してくれるでしょう。

 

 

 

歩き遍路の旅3 2日目 

地図を見ると宿泊した今治プラザホテルの近くには今治城があるようです。

よ〜し、朝食前に今治城までお散歩してみましょう♪

 

 

水鏡の今治城(クリッククリック!)

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明治維新後に廃城となった歴史がありますが、昭和55年以降再建が進み、今では雄大な城郭の姿を見せてくれています。

水鏡の今治城、本当に美しかったです。

 

 

朝ごはんはバイキング

和なのか洋なのか。。

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チェックアウト! 

 

 

まずは56番泰山寺へ。

55番南光坊からは約3㎞。

1時間弱の道のりです。

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今治明徳高校前

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田畑に囲まれた道を進みます。

道中、地元の方にも道を聞く事がありましたが、皆さんとても親切でした。

それに、今治では車に乗った方々が、よく交差点等で道を譲って下さるのです。

ありがたやありがたや。

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泰山寺に到着しました。

朝早かったのですが、団体のバスのお遍路さん達が大勢来ておられました。

みなさんと交わす挨拶も気持ちよく。

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龍の手水鉢

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56番札所 泰山寺本堂 礼拝

はるか昔、お大師様がこの地の暴れ川に悩む農民たちを指揮して堤防を築き、土砂加持の秘法を行って民を救われたそうです。

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泰山寺太師堂 礼拝

お太師様がこの寺を建立した時に植えられた松は枯れてしまったそうですが、現在はその3代目の松が太子堂横に植えられています。

腰痛にご利益のある松だそうですよ。

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次は57番栄福寺へと歩きます。

56番泰山寺からは約3㎞、1時間ほどの道のりです。

これは菊の苗のようですね。

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大きな橋を渡ります。

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ここでも田植えをされています。

のどかな景色。

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田んぼにお山が映っています。

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栄福寺に到着しました。

栄福寺は少し小高い場所にありました。

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こちらも龍の手水鉢です。

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57番札所 栄福寺本堂 礼拝

お大師様が海難事故の多かった瀬戸内海の安全を祈願して霊場とされたそうです。

昔は寺の境内に勝岡八幡宮があった為、地元の方々からは「八幡さん」という愛称で呼ばれているそうです。

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栄福寺大師堂  礼拝  

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そして!この栄福寺は映画「ボクは坊さん。」の舞台として知られています。

ご住職の白川密成さんの書かれた随筆「坊さん。57番札所24歳住職7転8起の日々」が、2015年に伊藤淳史主演で映画化されたのです。

もちろん私もこの映画を見ているので(DVDだけど)、栄福寺は最も訪れてみたいお寺のひとつでした。

病に倒れた祖父(先代のご住職)の姿を見て、意を決して剃髪をした白川さん。

それを見た祖父が涙を流して白川さんの頭を撫でるシーンは感慨深かったです。

ボクは坊さん。DVD

ボクは坊さん。DVD

 

 境内の掲示板にも映画で話題になった記事等が張り出されていましたよ。

ちょうどご住職らしき方をお見かけしたけれど、シャイな私はお声をかける事ができませんでした(笑)

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この近代的な建物は演仏堂というそうです。

 

 

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栄福寺からの景色

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次は57番仙遊寺へ。

57番栄福寺からは2.5㎞、約1時間の道のりです。

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かわいらしい手書きの看板です。

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遍路道らしくなってきました。

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池の横を通過します。

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まさに遍路道

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綺麗なカワトンボを見つけました。

近所で見かけるアサヒナカワトンボよりも小さめです。

アオイトトンボ かと思います。

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暗がりの中を進みます。

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またトンボ発見!

この向きからはちょっと種類はわかりませんでした。

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道路に出てきました。

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しまなみ海道が遠くに見えます!

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仙遊寺仁王門に到着!

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仁王門の上には岩屋寺へ上がるような道が続いています。

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竹林が綺麗。

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長い参道を登ってようやく仙遊寺境内へ。

ここの鐘もつかせて頂きました。

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龍の手水鉢

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58番札所 仙遊寺本堂 礼拝

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深い緑に包まれた境内は標高250m。

仙遊寺というお寺の名前は、昔この山にいて読経三昧の日々を過ごしていた阿防仙人が、ある日突然龍と遊ぶかのように姿を消したという伝説にちなんでいるようです。

またお大師様が錫杖で掘り当てた井戸で加持をしたところ、疫病で苦しむ村人が健康になったのだとか。

今もこの「弘法大師御加持水」の水を汲みに来る人があるそうです。

 

本堂前に書いてある言葉

発心(ほっしん)して遠渉(おんしょう)せんには、足にあらざれば能(あた)わず。

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意味

「こころざしを持って前に進もうとするとき、いかにその先に困難が待ち受けていたとしても自分の力で進まないかぎり、目標に到達することはできません。
効率ばかりを重視し、楽をしようとしていたのでは、目標に近づくこともできなくなってしまうのです。
立ちはだかる苦難を乗り越え、自らが切り開いていくという強い意志と行動力が必要なのです。」

英語でも書いてあるんですね。

 

仙遊寺大師堂 礼拝

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お参りを終えて道を下っていると、大型犬の鳴き声がして、くーの事を思い出しました。

 

そして今治最後のお寺、59番国分寺へ。

58番仙遊寺からは約6㎞、1時間半の道のりです。

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遍路道です。

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今治の街が見えました。

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下って下って。。

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シダの道

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沼みたいな池を横切って。

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手入れのされた竹林。

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あれは蓮畑かしら。

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遍路道の赤い印にいつも助けられています。

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道中で素敵なお蕎麦屋さんを見つけました。

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ランチのセットはほどよい量で、だし巻きや胡麻豆腐やお赤飯もあって嬉しい。

お蕎麦は細いのに腰があってとても美味しかったです。

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デザートは杏仁豆腐。

いいお店みっけ♪

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東へ東へ。

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早苗田の美しいこと。

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国分寺前に到着!

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薬師のつぼ?の手水鉢

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59番札所 国分寺本堂 礼拝

国分寺聖武天皇の詔で全国に建立されました。

つまりこのあたりは奈良時代から平安時代には伊予の国府が置かれていた場所なのだそうです。

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国分寺大師堂 礼拝

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これにて今治のお寺は終了。

次は60番横峰寺ですが、59番国分寺からは約30㎞、10時間の気の遠くなるような道のりです。

少しでも西条の方へ歩いておこうと思い、宿は西条の壬生川にとっていました。

まだまだ休むわけにはいきません。

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このあたりは桜井かしら。

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日差しも強い日でした。

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頑張って歩きます。

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花しょうぶが咲いてる。

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立葵も綺麗。

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紫陽花も咲いてる。

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池に映った私の影

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西条へ〜一歩〜!

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遠くには見えるのは海?

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海でした。

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カブトガニの繁殖地です。

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まだまだ壬生川は遠く。。

歩いて、歩いて。。

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やっとホテルに到着しました。

着いたのは午後6時半。

暗くならないうちにたどり着けて本当にほっとしました。

ターミナルホテル東予

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鯛釜飯の夕食です。

鯛釜飯も海老や鱧のお刺身も美味しかったけれど、茶碗蒸しに生麩が入っていたのがよかったです。

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この日の歩数は

60272歩。

間違いなく人生で最も長く歩いた日となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風死すやバスはゆらりとやってくる  さち

 

かぜしすやばすはゆらりとやってくる