つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

アサギマダラの初飛来&瀑さんの初句集「木の精 KUKUNOTI」♪

 

 

 

ブッドレアにミドリヒョウモン

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お天気は曇り。

今更ですが、網戸の張り替え等(笑)

涼しくなったこれからは窓を開ける機会も増えてきますもの。

なかなか上手にできました。

 

 

 

そして今朝、庭にこの秋初めてアサギマダラが1頭飛来しました。

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待ってました!

朝から昼前まで、フジバカマの蜜を吸ったりして、長らく滞在してくれました。

♂のようです。

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ようこそ。

どこからきたの?

ゆっくりやすんでいってね。

 

 

 

 

 

この度、句友の渡辺瀑さんが初句集「木の精 KUKUNOTI」(創風社出版)をご上梓されました。

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瀑さん、おめでとうございます。

心よりお祝い申し上げます。

瀑さんとは、さえずり句会、ムーミンの谷句会等、長年いつき組の同じ句座を共にしてきました。

だから句集を開くと、昔特選に選んだ事のある大好きな句との再会があり、懐かしく、また新たな感動もあり、楽しませて頂きました。

冒頭の「落し角」は、ご趣味の山登りから生まれたもので、大自然の感動を詠んだダイナミックなものから草花や鳥、動物達に向けられた温かい眼差しを感じるものまで、多岐に溢れていて読み応えがあります。

山の句の他に、旅や日常を詠んだ「天動説」「ケロリンの桶」「雪婆」と続きます。

夏井いつき組長の序文、帯文も素晴らしかったです。

瀑さんの骨太で浪漫のある堂々たる一冊を、ぜひ多くの方々に味わって頂きたいと思います

私の大好きな十句を選びました。

 

渡辺瀑 初句集「木の精 KUKUNOTI(ククノチ)」より

 

龍尾触れたか凍滝の崩れ落つ

 

「漫歩さんへ」

道しるべたる三椏の花明り

 

かたくりの花開くまで詩を敲く

 

大関小鉄の勢子の片ピアス

 

流木焚火へ遍路もサーファーも

 

空海も住友も吾も菫なり

 

秋風やリヤカー幅の島の道

 

荼毘に付す母と月光に眠る

 

薬莢は沈み椿の流れゆく

 

荒星や婆娑羅の如く詩を敲け

 

ムーミンの谷句会」の漫歩さんへの追悼句には、胸に込み上げるものがありました。

一見地味で飾らない三椏の花だけど、その丸くて暖かい確かな灯しに、私達は導かれたのだと思います。

 

瀑さんの写真&俳句展のご案内です。

2021年10月5日〜10日 10時〜18時

 大洲市五郎甲6 トゥデイズギャラリーにて

 

 

 

 

 

触覚をきゅうんとしごく秋の夜  さち

 

しょっかくをきゅうんとしごくあきのよる

 

 

 

 

 

歩き遍路の旅14 2日目36番札所青龍寺♪

 

 

 

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お天気は曇りのち雨のち晴れ。

ウォーキング中に拾った山栗でポッケはぎうぎう。

今朝、この秋初めて金木犀の香りがしました。

秋ですね〜。

 

 

 

では先日のお遍路旅の2日目の様子をどうぞ♪

 

歩き遍路の旅14 2日目36番札所青龍寺(2021年9月14日)

 

宿泊した三陽荘はお遍路さんの利用が多いらしく、階段の踊り場にこのような祭壇がありました。

朝8時、祭壇をお参りしてお宿をチェックアウト。

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この日は本降りの雨。

滅多に着ないカッパを着て出発です。

私のカッパは袖のあるポンチョ式のもので、帽子やリュックの上からすっぽりと被れて、背中にある「南無大師遍照金剛」の文字が車のライトできらりと光る優れもの(笑)

着ると、大きなてるてる坊主になったみたいですが、この際格好悪いなんて言ってられませんよ。

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三陽荘の前は大きな砂浜があります。

青龍寺へは歩いて15分くらいです。

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明徳義塾高竜国際キャンパスの手前を右に入ります。

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雨は結構降っています。

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左手には湿地のような池あり。

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濡れながら咲くフヨウ。

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到着しました。

36番札所青龍寺 山門

仁王門ですが、金網の目が細かくて金剛力士像の撮影はできませんでした。

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更に石段は続きます。

滑らないように、ゆっくりゆっくり。

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石段の途中に龍の手水鉢あり。

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境内に着きました。

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36番札所青龍寺 本堂

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見事な龍の彫刻を見上げつつも、雨が激しい。

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36番札所青龍寺 大師堂

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青龍寺弘法大師が唐での修行中に師事した経過阿闍梨の寺、青龍寺から寺号を戴いたという由緒ある名称です。

かつて唐での修行を終えた弘法大師が帰国にあたり、独古杵を東の空に投げ「有縁の地にとどまりたまえ」と祈りました。

やがて日本へ戻る船が暴風雨に襲われますが、不動明王が現れ嵐を沈め、無事に帰国する事ができました。

その後大師が四国を巡っていた時に、この地で自らの投じた独古杵を発見し、神仏の加護に感謝して不動明王を刻み、この寺の本尊としたそうです。

これらのエピソードから、青龍寺海上安全の波切不動として漁民をはじめ多くの信仰を集めてきました。

 

雨の中の不動明王

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参拝を終えて石段を下ります。

右手に見えるのは朱塗りの三重塔。

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その後は土佐横波黒潮ラインを、須崎に向かってひたすら西へ進みます。

36番札所青龍寺から37番札所岩本寺へは約60km、徒歩で18時間の道のりとされています。

今回の旅の終点は、明日の岩本寺

夕方に発車する予土線窪川駅を出発して八幡浜駅まで帰ります

今回は巡るお寺の数が少ないのと、ちょうど旅の終点に窪川駅がある事から、お迎えなしで一人で帰る事にしました。

旦那君は次回の旅の時に、35番から37番も一緒に参拝してもらう事にしましょう。

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左は太平洋、右には入り組んだ浦ノ内湾があるのですが、歩き遍路の人でも長い黒潮ラインを避けて、渡船で浦ノ内湾を渡る人も多いようです。

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途中でリゾートホテル「ヴィラサントリーニ」の下を通過。

晴れた日ならちょっと泊まってみたいかも♪(結構お高いです)

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須崎市へ〜一歩!

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霧に煙る太平洋。

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雨は延々降り続きます。

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道中で野犬4頭と遭遇!

少し怖かったけれど、犬達は遠巻きに逃げていきました。

みんな芝系の可愛らしいわんちゃんでしたが、うち2頭は怪我をしていたらしく、ぴょんぴょん跳ねるように歩いていました。

かわいそうに。。

兄弟一緒に捨てられたのかと思うと、悲しいですが、どうすることもできませんでした。

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ターナー島みたい。

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武市半平太の像がありました。

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太平洋に向かって立っています。

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桂浜の龍馬像と室戸の中岡慎太郎像は有名ですね。

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右は浦ノ内湾です。

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しんじょう君が「ようこそカヌー場へ」と案内しています。

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敷地内にはドラゴンカヌーの練習場がありました。

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歴史を感じる看板通り山手の方へ。

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鳥坂トンネル通過。

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奥の山には霧が。

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ヘンロ小屋の休憩所がありました。

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ここは泊まっても良い休憩所みたいです。

ヘンロ小屋ノートがありました。

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ノートを開いてみると、なんと外国語の文字ばかり!

コロナ前は外国人のお遍路さんがとても多かったのですね。

そういえば、私も松山を歩いた頃は、スペイン人の若者グループや、アメリカからの紳士等、沢山の海外の人にお接待所でお会いしたのを思い出しました。

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私も感謝の言葉と一句をノートに記しました。

雨の日とはいえ、腰をおろして休める場所があるのは、とてもありがたい事です。

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工場萌え♪

住友大阪のセメント工場のようでした。

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城山トンネル通過

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また歩道の無いトンネル?と思ったら。。

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右側に歩道トンネルあり。須崎歩道トンネル通過。

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そして…17時前、この日のお宿、ビジネスホテルマルトミに到着しました!

古いアパートをそのままホテルにしたようなお宿です。

錆びた階段、ひび割れた窓ガラス等、「ボロ宿紀行」に出てきそうなツッコミ所いっぱいのお宿でしたが、お隣がスーパーフジという立地の良さと、何より料金が安い(4500円)のは魅力!

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清潔なお布団があればそれでいいの!

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フジで買ってきた夕食。

ランチを食べる余裕が無かったので、天ぷらも食べちゃおうっと♪

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部屋にカッパを干して一安心。

翌日も雨の予報でした。

 

この日の歩数は50501歩!

雨の中の行脚だったせいか、もっともっと歩いた気がしました。

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長い記事を読んで頂きありがとうございます。

歩き遍路の旅14 3日目につづく。。

 

 

 

 

 

十六夜海のうねりのサクソフォン  さち

 

じゅうろくやうみのうねりのさくそふぉん

 

 

 

 

 

 

歩き遍路の旅14 1日目35番札所清瀧寺♪

 

 

 

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台風一過の朝ですが、空はどんよりと曇ったまま。

ウォーキングがてら園地を見た限りでは、大きな被害はなかった様です。

もう雨はいりません。

 

 

それでは先日のお遍路旅の様子を更新します。

 

歩き遍路の旅14 1日目35番札所清瀧寺(2021年9月13日)

 

朝6時前にJRで八幡浜駅を出発しました。

時折小雨のぱらつくような暗い空です。

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松山駅に到着。

ここから高知行きの高速バス、ホエールエクスプレスに乗ります。

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バスが出発するまでの待ち時間に駅中のパン屋さん、リトルマーメイドで朝ごはん。

今回はアップルパイとレモンティー
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高速バスで高知駅に到着。

タクシーで前回歩き終えた中継地点、種間寺まで移動します。

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バスに乗るという手段もあったのですが、タクシーより2時間ほどロスになります。

この日歩く距離は結構あるのでタクシーに決定!

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11時頃、34番札所種間寺に到着しました。

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ここからまた歩き始めますよ。

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前回歩き終えた時の写真はこちら↓ あの時の青空が懐かしい〜。

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歩き始めてすぐに原っぱにヤギさん発見!

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向こうにももう1頭。

草を食べるお仕事をしているのかな?

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34番札所種間寺から35番札所清瀧寺へは、約9、5km、徒歩で3時間の道のりとされています。

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ツンツンした葉っぱの広い畑があります。

一見、ミョウガに似ているな〜と思いましたが…

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どうやらショウガの様ですね。

あちこちでこんな畑を見かけたので、高知はショウガの栽培が盛んみたいです。

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雨は小糠雨。

このくらいなら雨具無しでも大丈夫そうです。

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手書きの看板あり。

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西へ西へ。

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静かな街並み。

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清瀧寺まで6、7km。

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左は仁淀川の土手です。

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仁淀川大橋通過。

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仁淀ブルーで知られる仁淀川です。

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土佐市に〜一歩!

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土手沿いの道を北東方面へ。

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お地蔵さま

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川沿いを離れて北へ。

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56号です。

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清瀧寺への道は少しわかりづらいのですが、愛用している遍路地図のお陰で大丈夫。

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あの小高い山の中腹のやや左のあたりが清瀧寺のよう。

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高知自動車道の下を潜るともうすぐです。

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上り坂になりました。

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お寺のすぐ下で遍路道に入ります。

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道は濡れていて滑りやすかったです。

蚊もいました〜。

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石段の上に山門が見えてきました。

35番札所清瀧寺 山門

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山門の両側の龍の彫刻が見事ですね!

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そして、この山門には有名な龍の天井画があるのです。(土佐市有形文化財

なんとも幽玄な雰囲気。

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更に石段は続く。

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境内には高さ25mの薬師如来像があります。

左が大師堂、右が本堂です。

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35番札所清瀧寺 本堂

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清瀧寺という寺の名前の由来は、弘法大師がこの寺で修行を行い、満願の日に金剛杖で地面を突くと、滝のように水が溢れたという故事にちなんだものだそうです。


35番札所清瀧寺 大師堂

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大師堂と本堂は横に連なって立っているのですが、その中央部分の階段に、猫ちゃんが眠っていたのです♪

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可愛らしいですね〜。

首輪をしているのでお寺で飼われている猫ちゃんでしょうか。

写真を撮っても全然気づかずに、ずっと寝ていました〜(癒)

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小高い場所にあるので、境内からの眺めは良いです。

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向こうに見えるのは渡ってきた仁淀川大橋でしょうか。

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ここでちょっと一休み。

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さつまいもの蒸しパンで元気をチャージ!

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さあ、次の札所へ向かいましょう。

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35番札所清瀧寺(きよたきじ)から36番札所青龍寺(しょうりゅうじ)へは、約14km、徒歩で4時間の道のりとされています。

清瀧寺から氵を撮ったら青龍寺になりますね

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この日は青龍寺の少し手前に宿を取っているので、そこまで頑張りますよ。

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ここも水路沿いの道。

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青龍寺へ9、3km。

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お地蔵さま

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今度は海に向かって南へ南へ。

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ヤギさん達がいっぱい♪

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道端にはもうヒガンバナが咲いています。

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空が暗いです。

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休憩所がありました。

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休憩所の横には不思議な音のする水車がありました。

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塚地坂トンネル通過。2、6キロもありました。

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この先はもう海です。

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海沿いの道に出ました。

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遠くに見えてきた赤い橋は宇佐大橋

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お宿は素泊まりなので、橋の手前のコンビニで食材を購入。

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宇佐大橋を渡ります。

雪蹊寺への道中に通った浦戸大橋よりは、だいぶ歩道が広くて交通量も少なかったのであまり怖くはありませんでした。

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橋の右手は細長くて入り組んだ浦ノ内湾です。

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看板の地図を見るとこんな感じ。

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無事橋を渡りました。

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17時、ついにこの日のお宿「三陽荘」に到着しました。

我ながら絶妙のコース取り!

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夕食はコンビニで買った握り寿司。

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そして、土佐鶴!

前回の旅で、電車の中でおしゃべりした土佐鶴の杜氏、池田さんを思い出しながら戴きました。

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辛口でありながら、華やかで芳醇。

普段日本酒は飲まない私ですが、これは美味しいなあと思いました。

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宿泊したお部屋はこんな感じ。

素泊まりで9千円はちょっと高いかな、と思ったけれど、温泉がよかったのでよしとしましょう。f:id:sattisatisatti:20210917091745j:plain

 

この日の歩数は39347歩!

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11時から歩き始めたので、まずまずの距離だと思います。
歩き遍路の旅14 1日目はこれにて終了。

歩き遍路の旅14 2日目につづく。。

続きはまた次回♪

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿垣を五箇所開いて山仕事  さち

 

しかがきをごかしょひらいてやましごと

 

 

 

 

 

 

イノシシとの攻防&ルルと新しい遊具♪

 

 

 

ルリタテハ

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お天気は雨。

秋に入ってからの雨の多さにはもううんざりです。

青空が恋しい今日この頃。

 

極早生みかんがほんのりと色づいてきました。

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ところが!昨日ウォーキングの途中で、極早生みかんが沢山食べられている箇所を発見しました!

食痕で猪とわかります。

調べてみると、猪避けの鉄筋柵が一部破られているのが見つかりました。

すぐに旦那くんがその箇所を修繕補強してくれて一安心、と思ったのもつかの間…

今朝旦那くんが見に行くと、その近くの鉄筋柵がまた破られていてみかんが食べられていたそうです。

今度はふんまで残していたとか。

猪め〜!

奴らはみかんが食べごろになってきたのをよく知っています。

この時期は毎日園地を点検して回らなくては!

 

 

 

庭のフジバカマが蕾をつけ始めました。

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今年もアサギマダラが来てくれるのを楽しみに待っています。

 

 

 

Mのうさぎ、ルルは今日も元気!

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今日は新しい遊具がやってきた様です。

ルルの反応はどうかな?

 

中をのぞいていますよ。

最初はそろ〜りと低姿勢(笑)

あやしいやつでつ

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あ!はいった!

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でた〜!

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たのちいでつ♪

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横にも穴がありますよ。

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入った〜!

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たのちいでつ♪

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その後も瞬間移動するみたいに、ばびゅーんと穴の中を行き来して遊んでいました(笑)

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よかったね、ルル。

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でつよ♪

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愛媛県高知県のまん防の明けた9月13日から三日間、再び歩き遍路の旅に出かけておりました。ほぼ雨の中の過酷な旅でしたが、34番札所種間寺から37番札所岩本寺までの約84kmを無事に歩く事ができました。

そんなお遍路旅の様子は、また時間のある時に更新したいと思います♪

 

 

 

 

 

 

石笛は太古の風の如く月  さち

 

いしぶえはたいこのかぜのごとくつき

 

 

 

 

 

爽やかな一日&山で見かけた蝶&庭のランタナ&西条「とらや一甫」のお菓子&「単眼複眼」にタマムシの写真♪

 

 

 

イタドリの花にイシガケチョウ

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お天気は晴れ。

風がさらりとしていて、この秋初めて「爽やか」(秋の季語)だなあと感じた一日。

今日もみかんの仕上げ摘果をしました。

 

 

 

お山で見かけた蝶達。

コジャノメ

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イシガケチョウ

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イチモンジセセリ

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ナミアゲハ

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ミスジ

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モンキアゲハ

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ツマグロヒョウモン(♂)

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庭のランタナも綺麗。

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ハート型♪

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先日狂言を観に西条を訪れた時、駅前に老舗のお菓子屋さん「とらや一甫」を見つけたので寄ってみました。

その土地の歴史ある老舗で、珍しいお菓子を選ぶというのは楽しいものですね。

 

くまの形のマシュマロ 

かわいい〜♪ うさぎのマシュマロもありました。

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求肥の和菓子「うちぬき」

ごまと柚子の風味が良くて、優しい甘さ。見た目の美しさと名水由来のお名前も素敵。

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とらやのクッキーは西条出身の秋川雅史さんの大好物だそうです。

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色々な味があるようですが、これは柚子風味のクッキー。形もレトロかわいくて素朴で懐かしいお味でした。

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そして「柚べし(ゆべし)」

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柚子を使った伝統あるお菓子のようです。本物の竹の皮に包んであります。食感は硬めのお餅といった感じで、クセになりそうな深みのある美味しさです。

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9月4日の愛媛新聞の「嘆願複眼」にタマムシの写真を掲載して頂きました。

ありがとうございます。

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消毒の噴霧の上を蜻蛉千  さち

 

しょうどくのふんむのうえをとんぼせん

 

 

 

 

 

 

「狂言の会」へ&馬島さんぽとタオル美術館♪

 

 

 

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お天気は曇り時々雨。

今日は買い物がてら市内の「みなと湯」へ。

贔屓にしていた「亀ケ池温泉」は先月まさかの焼失!

お見舞申し上げます。

暴風雨の日だったので落雷が原因だったのでしょうか。

亀ケ池温泉は私の心のオアシスでした。

サウナの主のおばあさんにも顔を覚えてもらっていたのになあ(笑)

寂しい。。

みなと湯の脱衣所に入った途端、着替えていた知らないお姉さんに「八幡浜の人?私この近くの美味しいパン屋で働きよるんよ」と、にこやかに声をかけられ、

サウナでは知らないおばあさんに「鳥人間コンテストに八工の子達が出とったけど、あっという間に落ちてしもうて残念やったわ〜」と話しかけられ、

八幡浜の女の人は明るいなあと思った午後。

 

 

 

さてさて、先週はMと一緒に狂言の会」を観に、西条に行ってきました。

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昨年の春に開催予定だった演目ですが、コロナ禍で延期となり、ようやく開催された舞台でした。

客席も各グループ事に1席づつ間隔が開けてあり、退場も2列づつと、万全の対策がとられているようでした。

これまで野村万作野村萬斎の親子二代の舞台は何度か観ていましたが、萬斎の長男、野村裕基も加わり、野村家三代揃っての舞台を観るのは初めての事でした。

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まずは野村万作が大名を演じる「萩大名」

田舎大名が太郎冠者(従者)の案内で、とある都の庭園に萩の花見に出かけます。

その庭の亭主は風流者で、来客には一首所望する事を知っている太郎冠者は、歌を詠む嗜みのない大名に、聞き覚えの歌を教え、そのカンニング法を伝授しておくのですが、はてさてどうなる事でしょう。

無教養な大名を風刺しつつも、その無邪気でおおらかな人柄を描き、太郎冠者との滑稽なやりとりには狂言らしい面白さがあります。

大名を演じた野村万作はなんと1931年生まれの90歳!

人間国宝です。

おおらかな大名を演じつつも品格があり、しゃんとした立姿には愛らしささえも感じます。

90歳で元気で舞台に立ち、朗々と声を出し、背をすっくと伸ばして演ずる万作の姿は、それだけで素晴らしく、尊く、感動で涙が出そうになりました。

 

休憩を挟んで二作品目は「二人袴」

野村裕基が聟、萬斎がその父親を演じます。

吉日ゆえ初めて聟入り(結婚後、妻の生家に挨拶に行く儀式)する事になった聟は、心細いので父親についてきてもらう事にします。

舅の家の門前で、聟は父親の手を借りて袴を身につけ、舅の家に入ります。

そこで舅の家の太郎冠者が、門前にいる父親を見つけて舅に伝えると、お呼びしろという事になり、父親も家に入る事に。

ところが袴は一つしかないので、聟が門前に出て袴を脱いで、父親に着せます。

その後も二人は一つしかない袴を交代で着ては舅の前に出る事に(笑)

やがて袴は裂けてしまい、それぞれに裂けた袴を前にして身に着け、めでたく盃事を済ませるのですが、やがて舞を舞う事になってしまいます。

お尻を見せぬよう不自然な格好で舞う親子は、とうとう袴の後ろが無いのがばれてしまうのでした。

面目なさそうに袴を肩にかけて退場する二人がなんとも面白く、観客も大喝采でした。

今回初めて野村裕基を観せてもらいましたが、とても堂々としていて、歌も舞も本当に見事でした。

結基に袴を履かせている萬斎の姿にもきゅんきゅんしてしまいました。

さすがは本当の親子ですね。

脈々と受け継がれている狂言の血の確かさを改めて感じました。

野村家、磐石です。

 

 

 

その日は西条に宿泊。

泊まったホテルは「エクストールイン西条駅前」

travel.rakuten.co.jp

なんとシングルが1部屋3千円台でした。

二人で泊まって駐車場代を加えても6千円台で収まりました。

あまりの安さに予約時からちょっと心配していたのですが、お部屋も普通で、大浴場もあって、無料の朝食もバラエティ豊かで、そのコスパの良さにびっくり。

「エクストールイン西条駅前」おすすめです。

 

 

 

翌日ホテルをチェックアウトして向かったのは今治の糸山公園です。

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本当はしまなみ海道をサイクリングする予定だったのですが、しまなみ海道のお向かいの広島に緊急事態宣言が出てしまって、レンタサイクルも休止となってしまったのでした。

ああ、残念。

そこで自転車ではなくて、歩いて橋を渡ってみる事にしたのです。

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下を見ると足がすくみますが、海と島の景色は本当に素晴らしかったです。

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来島海峡大橋を渡ると、今治と大島の途中に馬島があります。

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馬島にはエレベーターで降りることができるのです。

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とても小さな島ですが綺麗な砂浜がありました。

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立派なグランピングの施設も発見。

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砂浜でシーグラスを拾ったり、流木のベンチに座ったりしてのんびりと過ごしました。

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糸山公園から馬島までは往復で7キロくらい。

ウォーキングにはちょうど良いコースでした。

次回はサイクリングで来たいです。

 

 

 

その後はタオル美術館へ。

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まずはミュージアムカフェでランチを戴きました。

Mはポークジンジャーライス

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私はパエリアランチプレート

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シーフードたっぷりで美味しかった〜。

 

ドリンクも選べます。ケーキ付き♪

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あとはムーミンのオブジェのあるお庭を歩いたり、美術館を見たり、タオルやお土産を選んだりしてタオル美術館を堪能しました。

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さよなら、夏の日♪

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おがみばあばの傾ぎし家の夕化粧  さち

 

おがみばあばのかしぎしいえのゆうげしょう

 

 

 

 

 

 

快晴の草刈り&ようこそタマムシ&バジル大活躍♪

 

 

 

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お天気は快晴。

今日は草刈機での作業でした。

熱中症警戒アラートの中の草刈は本当に大変。

目に汗が滲みます。

でも刈るほどに、できた仕事が一目瞭然なのでやりがいがあります。

 

午後3時、木陰で「POM愛媛せとかゼリー」をふりふりして飲みながら一休み。

せとかゼリー、とっても美味しいです。

そんな時ラジオから流れてきたのはこんな曲でした。


www.youtube.com

 

今の気分にぴったりかも。

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ウォーキングの途中で見つけたタマムシ

カメラを持っていなかったので、手の中に入れて、そおっと家まで連れて帰りました。

逃げないうちにまず網戸の中で一枚。

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色の美しさはもちろんですが、銅板細工のような質感も見事!

外に出て、ライラックの葉っぱの上に乗せてあげると…

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あっという間に飛んで行ってしまいました。

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撮らせてくれてありがとね♪

 

 

 

この夏は旦那くんが夏野菜と一緒にバジルを育てているので、バジルの美味しさを実感しています。

一番よく作ったのはジャガイモのバジルガーリック炒めでしたが、Mがピザやパスタも時々作ってくれます。

 

今回作ってくれたピザは、マルゲリータ

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アスパラベーコン

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パスタはジェノベーゼ

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どれも絶品でした!

M、また作ってね♪

 

 

 

 

 

新涼や棘抜けぬまま癒えし指  さち

 

しんりょうやとげぬけぬままいえしゆび