つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

ほとんとバスに乗っているような2日間でした&今借りている10冊♪



早朝6時にホテルをチェックアウト。

ふ〜、ちゃんと起きる事ができてよかった〜。。

泊ったのは地下鉄天満橋駅の真上にある大阪キャッスルホテル。













桜の頃には花見の遊覧船が行き交う川沿いの美しい場所です。

Hが大阪時代にこのすぐ近くに住んでいたので

アクセスの良さで度々利用していました。

地下鉄でさくさくっと梅田へ移動。













昔は梅田は魔窟だと思っていましたが

この頃はだいぶ一人ですたすた歩けるようになりました。

新梅田食道街の朝5時半から開いている

喫茶YCでモーニングを食べて出発です。

美味しいコーヒーでした。

早朝というのにほぼ満席でしたよ。







高速バスが出発するのは午前7時10分。

旦那くんが本日所用の為、夕方までに帰宅しなくてはならず
(くーのおさんぽの為)

あっという間にもう帰路です。

大阪滞在時間わずか15時間でした。あは。

ほとんどバスに乗っていたような2日間でした。

ところが・・

普通高速バスの中ではみんな静かにしているものだと思うのですが

帰りのバスの中ではと〜ても賑やかなご夫婦がおられ

私のすぐ後の席でお酒を飲みながら

楽しそうに大阪弁でずっ〜とくっちゃべっておられました。

なんで運転手さん注意してくれないんだろ〜?

徳島では風景が水墨画のようだとえらく感激し

松山に着き、二番町のあたりを通過している時には

「あっここがあの二番町やで!」「ここは松山〜♪二番町の店〜♪」と

五木ひろしの夜明けのブルースを歌い始める始末。

まあ、うるさいながらもなんだかにくめなかったのは

二人がとても楽しそうにしておられたせいでしょうか。

どうやら行き先は「松山競輪」のようでしたよ。

うふ。あの二人、勝ったかな〜?





そんなこんなの賑やかな車中でしたが

この本のおかげでよてもいい時間を過ごす事ができました。



慟哭の家

慟哭の家


内容
ある夫婦にダウン症の息子が生まれ長く生きられないとの診断を受けた。
精一杯育てようと夫婦は誓い、息子は奇跡的に成長し二十八歳になる。
しかし介護と生活に疲れ果てた母親は父親に心中を持ちかける。
父親は悩んだ末、母親と息子を殺害し、自分も自殺を図るが死に切れず逮捕。
生きている価値はないと死刑を要求し続ける父親と、その弁護人となった若き弁護士の障害児の命の答えを探す旅の物語。
父親の判決は如何に。



泣きながら書いたという作者の苦悩が伝わって来る重い重い一冊でした。



今図書館で借りている10冊



慟哭の家

慟哭の家



肉骨茶

肉骨茶



北斗 ある殺人者の回心

北斗 ある殺人者の回心



双頭の船

双頭の船



るるぶ梅田 (国内シリーズ)

るるぶ梅田 (国内シリーズ)



遙かなる車窓―ヨーロッパ編

遙かなる車窓―ヨーロッパ編



南予写真 NANYO

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桜の木―丹地保堯写真集

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MAGIC HOUR

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