つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

NHK松山放送局「それいけ!俳句キッズ〜句会ライブショー〜」南予ブロック大会♪





お天気は晴れ。

今日の防除は旦那くん一人にお任せして

内子町で開催された俳句キッズ南予ブロック大会へ行ってきました。

今回は僭越ながら審査員という大役を仰せつかりました。

審査員は私と瀑さんとめろさんの三人。

まとむさんも吟行選句のフォローとして大会を裏から支えられました。

夏休みの初日で数々の学校行事と重なり心配していましたが

なんと43名もの小学生達のエントリーがあり大会は大いに盛り上がりました。



開催場所は「内子座」。















内子座愛媛県喜多郡内子町重要伝統的建造物群保存地区

八日市護国」の近くにある由緒ある歌舞伎劇場です。

内子の町が木蝋や生糸などの生産で栄えていた頃

地元の人々の娯楽の場として発案され

大正天皇の即位を祝して地元有志の出資により創建されました。

現在でも歌舞伎や文楽等、各種の公演が開催される

現役の劇場であります。





まとむ号に乗せて頂き、少し早めに到着したので

内子座周辺を観光客気分で散策しました。

美しい歴史的街並の残る内子町です。







下芳我邸別荘、町家カフェ「COCORO」で一休み。





抹茶と栗饅頭のセットをいただきました。

カフェの中もレトロな雰囲気でとても素敵でした。





さあいよいよ大会がスタート!

まずは内子座の中を吟行する事から始まります。









後ろ姿はチキチキジョニーのお二人







舞台には回り舞台がありその底には奈落もあります。

子供達も興味しんしん。

この言葉は季語ですか?と質問してくる子も数人あり

一生懸命俳句に取り組んでいる様子が見られました。

流石は愛媛の子供達です。

吟行の後は投句が閉め切られます。

この作品の中から12句の優秀句が選ばれ

その後の6試合の紅白対決となります。



選句中は俳句応援隊の「チキチキジョニー」のお二人が

愉快な漫才で会場を更に沸かせてくれました。

チキチキジョニーは松竹の若手のタレントさんです。

たしかNHKの『バラエティー生活笑百科』にも

出演されているのを見た事があります。

チキチキジョニー、うまいなあ!



さあいよいよ紅白対決です。

舞台正面に対戦する二句が映し出され

その句のいい所を子供達が手を挙げて発言します。

そして審査☆

審査員の旗1本が勝敗を左右するので責任重大です!

私達も必死で旗を揚げました。

この試合で勝利した6人の子供達と

句に対する鑑賞力が素晴らしかった4人の子供達の

計10人が南予ブロックの代表となり

8/3の松山市立子規記念博物館で開催される

句会ライブショーへの出場を決めました。

おめでとうございます!



大人顔負けの素敵な句に出会えて私も刺激を頂きました。

心地よい疲れを感じながら充実した気持ちで会場をあとにしました。

南予チーム、松山でも頑張って下さいね。

素晴らしい番組になりそうな予感です☆



内子座の楽屋にあったサイン。

7月上旬には「なんでも鑑定団」の収録があったようです☆












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