お天気は曇りのち晴れ。
まだお山には雪が残っているので
今日は一日倉庫で選果等して過ごしました。
それはそれは苦しい選果でした。
寒波で果皮が痛んでしまった果実の多さに驚きます。
たまっていくのは加工用のコンテナばかり。。
これまでこのブログでは
みかんの寒波被害の事にはあまり触れておりませんでした。
いい事探しのようなブログでありたいと思っていたし
書く事によって風評を悪くしてはならないという思いもあったからです。
しかし、ラジオやテレビでもその情報が流れるようになりました。
「大打撃」爆弾低気圧 愛媛みかんも被害に|日テレNEWS24
八幡浜の柑橘農家は苦しんでおります。
連日の雨で収穫は遅れに遅れ・・
12月上旬には大粒の霰が降りました。
この霰の被害は西宇和全域に及んだようですが
海岸線に近いまあな等は比較的軽症であったようです。
私も実際にまあなの果実を収穫してそう感じました。
しかし山間部の日土ではその霰の被害は甚大で
外側に露出している果実はかなりのダメージを受けています。
そしてその後の度重なる寒波と雪によってその被害は更に顕著に。
特に果皮のデリケートな早生みかんは全滅と言ってもいいでしょう。
積み残っていたみかんにおいては
この1年間の苦労が水の泡となりました。
とてもとても・・切ないです。。
幾億の雪に焼かれている蜜柑 さち