つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

熊野神社の桜は六分咲き&ワラビたっぷり&シャガの開花&100年俳句計画4月号のご案内♪










お天気は曇りのち雨のち晴れ。

お仕事は清見タンゴールの選果と古いマルチシートの片付け等。



熊野神社の桜は六分咲きくらいになってきました。

お社の屋根に近い方の枝の方が開花が進んでいます。

春ですね〜♪



なのだ







春と言えば・・・

昨日旦那くんがお山からワラビを摘んできてくれました。

みかんが10キロ入る収穫籠にたっぷりと。





わ〜い♪

すごいすごい!

なのだ



灰汁抜きの大鍋に入るくらいの分を残して

ご近所や親戚におすそ分けして回りました。

さっそく綺麗に洗ってタンサンで灰汁を抜きました。



ワラビというとだいたい卵とじで戴く事が多いですが

ちょっと目先を変えてサラダなんかも美味しいですよ。

今日はわさびと醤油とマヨネーズでサラダにしました。

これはおすすめかも♪






こちらはMの焼いたバターロール   なかなか美味でした♪

オーブンの中でふくらむパンを見ながら

「あざらしみたいでかわいいね〜♡」と言ってたMです。









モンキチョウ





スジグロシロチョウ





テングチョウ








シャガが咲き始めました。












100年俳句計画4月号



「第五回大人のための句集を作ろう!コンテスト」の

得点や選評等、詳細な結果が発表されています。

更に更に!コンテスト最優秀賞、大塚迷路さんの「誰か居る」が

一冊の句集となって付録になっています。

表紙のチャンヒさんの切り絵もミステリアスで素敵です〜。



他に優秀賞を受賞した7作品も81句全てが掲載してあるので

今月号はお得感満載!



100年俳句計画、ご購入はマルコボオンラインショップまで♪
marukobo.com ƒIƒ“ƒ‰ƒCƒ“ƒVƒ‡ƒbƒv


*おしらせ*
マルコボオンラインショップでは世界的チェロ奏者ナサニエル・ローゼンさんの
バッハ無伴奏チェロ組曲を全曲演奏する演奏会のチケットを購入する事もできます。
たいへん貴重な機会に、ぜひ足をお運びください!

2016年4月9日「ナサニエル・ローゼン バッハを弾く」
ナサニエル・ローゼン バッハを弾く
チャイコフスキーコンクール優勝者による
  バッハ無伴奏チェロ組曲 全曲リサイタル〜

日時:2016年4月9日(土)16時開演
 (15時30分開場/終了予定18時30分)
場所:松山市民会館 中ホール(愛媛県松山市堀之内)

前売りチケットは4,000円、当日チケットは4,500円です。

主催/ まつやま芸術を楽しむ会

共催/ 愛媛交響楽団、有限会社マルコボ.コム

後援/ 愛媛県愛媛県教育委員会松山市松山市教育委員会
   愛媛新聞社朝日新聞松山総局、毎日新聞松山支局、
   読売新聞松山支局、産経新聞松山支局、
   南海放送テレビ愛媛、あいテレビ、愛媛朝日テレビ
   FM愛媛、愛媛こまち、タウン情報まつやま



さてさて、大人コンにて審査会員の一人を務めさせて頂いた私が

持ち点3点のうち、最も高い2点を投入したのも

嬉しい事に、この「誰か居る」でありました。

大変僭越ではありますが、私の選評をここに記して

めろさんへのお祝いのメッセージとさせて頂きます。

めろさん、改めてご受賞おめでとうございます!



さち選評
2点「誰か居る」 
 とにかく作風が自在である。単純明快な事を言いつつも、その中に朴訥とした俳諧味が潜む。「大根は減るわ大根おろしは増えるわ」「念のためまだ着ぶくれたままでいる」「秋の蝶次の悲しい日には泣こ」 
 かと思えば虚の世界を垣間見せるような詩的な作品もある。「結び目は影の集まり冬に入る」「夜の奥を深海魚めく鏡餅」「裸木の詩を得てよりの夜の船」 
 更に実感が強くダイナミックで臨場感の強い作品もある。「着水の水鳥水を疑わず」「次の野へ野火の切先また猛る」「赤裸々の青葉となりて襲い来よ」 
 一句一句になんじゃこりゃと思わせられたり、ほほうとうならされたり、ちょっときゅんとさせられたりと、飽きる事が無い。そのつかみ所の無い面白さと言葉の端っこに滲む作者の暖かい人間性に魅力を感じる。
 「誰か居る」以外の7編の中にも全体にどっしりとまとめてきているものもあったが、この「誰か居る」の自在さに惹かれ最高の2点を投じる。














元素図鑑の上に花冷のダンベル  さち



げんそずかんのうえにはなびえのだんべる