つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

今治夢スタジアムに☆









遅ればせながら・・・

石垣の旅から帰りぼ〜っとしていた頃

俳句とは全く関係ない友人から

「さえずり句会の海田さんってどこの人?!」というメールが届き

「なんでなんで?」と聞いているうちに

南海ラジオ「夏井いつきの一句一遊」の「夢」の回で

我がさえずり句会の海田さんが「天」を獲得した事を知りました。

今回の兼題「夢」の天の句は特別な一句なのです。

なんでもFC今治の根拠地、今治の夢スタジアムに半永久的に刻まれるそうなのです!!!

海田さん、すごい!すごい!

朧庵で一句一遊の金曜日の聞き書きをして下さっているのはまとむさん。

お話しておられるのはわれらが組長夏井いつき氏です。

以下、朧庵より引用させて頂きました。(ぺこり)



差し上げたい方いろいろいらっしゃったんですが、今回天の句はFC今治に刻印されるというそういう企画でございました。間違いなく天の句は刻印されます!残りは・・待っててください。八幡浜日土の海田のこの一句に差し上げます。

  『天』  この星もたれかの夢や星涼し  八幡浜日土・海田

「星」「夢」なんて言葉ならべたらもうベタベタの句になるんですよ、普通は。それがそうなってないってとこをまず褒めたいんですけれども、頭上に輝くたくさんの星、この星も誰かの夢に違いない。「星涼し」というのは夏の季語になりますね。涼やかな星であることよ。私たちの頭上には誰かの夢である涼やかな星がいっぱいにあるという、素敵な一句じゃないですか。




海田さん、おめでとうございます!!!

この星(私は地球と読みました)が誰かの夢の中の星である

というのはなんとも浪漫に満ちていますね。

まるで私も虚の世界の住人になったような不思議な気分になりました。

そして一人の人間の悩みなんて小さなものよ、なんくるないさ

エールをもらったような気がします。

いつか皆で夢スタジアムに行ってみたいですね♪














花蜜柑涙の形なりし島  さち



はなみかんなみだのかたちなりししま