お天気は晴れ。
ばあば(義母)が亡くなり一週間が経ちました。
それは義兄の引越しの翌日で、まるで息子の故郷への帰還を見届けたような最期でした。
優しくて物静かなばあばでした。
ばあばが我が家にお嫁に来た頃には、まだ結婚前のじいじの兄弟が10人も家にいたそうです。
更にじいじの両親やおじいさんも。
家族の人数が多ければ手助けも多かったとは思いますが、戦後の大家族の嫁として相当な苦労があったのではないでしょうか。
私とばあばは40歳の年の差があったので、姑というよりは祖母のような存在でした。
私が嫁に来てからは炊事を全て任せてくれて、いつも私の作ったご飯を喜んで食べてくれました。
4年前に心不全の発作を起こし緊急入院しましたが、奇跡的に復活。
退院後は車椅子での生活となり、施設で3年間お世話になりました。
施設に会いに行く度に「忙しいのにありがとう。来てくれて嬉しい。」と感謝の言葉を忘れなかったばあば。
私たちが帰る時には、エレベーターの扉が閉まるまで嬉しそうに手を振っていた姿を思い出します。
ずっと頭もしっかりしていて、常に家族の事を案じてくれていたばあばでした。
94歳の見事な大往生でした。
怒涛の一週間が過ぎ、昨日娘を空港まで送り、ようやく普段の生活が戻って来ました。
実は4年前にばあばが家で心不全の発作を起こした時、その急変をいち早く吠えて知らせてくれたのは、今は亡きくーだったのでありました。
なのだ
さみしくなりました。
ばあば、長い間ありがとうございました。
アサヒナカワトンボ初撮り(川沿いの甘平園にて)
蝶の水飲み場には‥
庭のハボタンが賑やかに咲きました。
ハボタンにスジグロシロチョウ
葉っぱのグラデーションも素敵。
シャガの花も美しく。
シャガにモンシロチョウ
うりずんや良い子を三人も産んだ さち
うりずんやよいこをさんにんもうんだ