お天気は晴れ。
極暑の中、今日も摘果をしました。
昨日1回目のワクチンを接種。
直後はなんともないわ♪と思ったけれど、夜になってから筋肉痛のような痛みが出てきました。
まあ、想定内の事でしょう。
なんとなく腕が重だるく、今朝のウォーキングはお休みしました。
では先日のお遍路旅2日目の様子をどうぞ♪
歩き遍路の旅13 2日目28番札所大日寺から30番札所善楽寺(2021年7月20日)
前日ホテル内のマルシェで買っていたロールケーキ、土佐ジロールを戴く。うま!
土佐ジローの卵は高知の逸品ですね。
窓の外をくろしお鉄道が走ります。
ホテルにはバナナみたいなプールもあったみたい。
ホテルを出発!(7時)
クサギの花が咲いています。
百日紅も鮮やか。
この日も快晴。
頑張って行きますよ。
香南市へ〜1歩!
手結山トンネル前
歩道がなさそうだなあと思っていると…。
すぐお隣に歩道トンネルがありました。
花取り歩道トンネル(素敵なお名前)通過。
蔦がいい味出しています。
あれは何でしょう?道路が空に向かって上がっていますよ!
帰宅して調べてみると、「手結橋可動橋」でした。
平成14年にできた可動橋で、長さは32m、開閉には6分かかり、1日のうち7時間は渡る事ができるそうです。
道の駅があるようです。
田んぼの中に立つ津波避難タワー。
高知のあちこちにありました。
豊栄橋を通過。
道の駅やす「ヤ・シィパーク」前。
左手にくろしお鉄道の架橋を見ながら進みます。
月見山バス停前。
国道の右側にある静かな通りを行きます。
旧道のようですね。
大日寺まで残り4、9kmです。
不思議な骨董屋さんらしきお店。
橋を渡って。
山の上にお城のようなものが見えてきました。
のいち動物公園かなと思ったのですが、かつて遊園地のあった「シャトー三宝」という施設で今は閉鎖されているのだそうです。
また55号に合流します。
見えてきたのは土佐黒潮ホテル。
ここから遍路道は右へ。
香南市役所前
市役所の奥の道を左側へ。
休憩所で一休み。
大日寺まであとひといき。
参道のような坂道を登ると。
到着しました。
28番札所大日寺 山門 楓の緑が美しいです。
28番札所大日寺 本堂
28番札所大日寺 大師堂
大日寺の本尊は寺号の通り大日如来。行基の作とされるもので、高さが145cmあり、四国の大日如来座像では最大級のもので、国の重要文化財となっています。この寺で信仰を集めているのが、奥の院の薬師如来で「弘法大師の爪彫り薬師」として知られています。大師が楠に直接爪で彫りつけたとされています。この薬師如来は首から上の病に霊験あらたかと言われていて頭痛、眼病、歯痛に悩む人々が数多く参拝に来られるのだとか。
境内にはリンドウが咲いていました。
礼拝を終えて次の札所へ。
28番札所大日寺から29番札所国分寺までは約9、2㎞、徒歩で2時間半の道のりです。
オクラ畑ですね。
この札所間には、高知の句友、まっことマンデーさんのお宅があります。
マンデーさんはさえずり句会にも遠方から訪れて下さり、我が家にも愛犬くーに会いによく遊びに来て下さったものです。
久しぶりにマンデーさんにお会いするのも、この旅の楽しみの一つでした。
物部川です。
戸板島橋通過。
釣りをしているのかな。
田園地帯を進みます。
広い田んぼの中の遍路道。
水路には美しい水草が光っていて、ハグロトンボが留まっていました。
民家の横にはこんな細い遍路道も。
そろそろマンデーさんのお宅のある南国市でしょうか。
ちゃんとマンデーさん宅に辿り着けるか心配だったのですが、「いつき組」の旗をお家の前に掲げて待って下さっていました!
黄色い旗は遠くからもよく見えて心強かったです。
マンデーさんはとても心優しいお方。
去年の夏、コロナでクラスターの発生した施設に、匿名で応援旗「頑張れあじさい園」を掲げたのはマンデーさんでした。
ニュースで一報を知った時、すぐにマンデーさんだ!と確信していましたが、やはりその通りでした。
マンデーさんと私。
冷たいお水(室戸の海洋深層水)を戴き、生き返りました。
趣味の絵手紙を見せて頂いたり。。
組長の出ておられるNHKテレビの「ギュッと!四国」の俳句コーナーで、マンデーさんの御句が特選に選ばれた話題等。
すごいすごい!(知らなくてゴメン、マンデーさん)
新茶汲む大師の水は涸れ知らず まっことマンデー
久しぶりにマンデーさんの元気なお顔が見れてよかったです。
マンデーさん、お忙しい中時間を作って下さってありがとうございました。
またいつか、みんなで句座を囲める日が来るのを願いつつ。
ほっこりした気持ちでまた歩き始めます。
国分橋通過。
左が国分寺ですね。
着きました。
29番札所国分寺 山門(1655年建立)
大きな目の金剛力士像
歴史を感じます。
29番札所国分寺 金堂(本堂)
29番札所国分寺 大師堂
彫刻が見事。
軒下の龍は、まるでノートルダムのカーゴイルのよう。
国分寺は741年、聖武天皇の詔によって諸国に建てられた国分寺の一つ。つまりこの辺りはかつては土佐国の政治や文化の中心でした。「土佐日記」で知られる紀貫之が国司として赴任していた頃、この寺の近くに屋敷を構え、住職と親交を温めていたそうです。金堂は1568年に土佐を統一した長宗我部元親によって建立され、国の重要文化財に指定されています。
ここにもリンドウが。
参拝を終え、次の札所へ。
稲穂がもうこんなに実っています。
29番札所国分寺から30番札所善楽寺へは約8km、徒歩で2時間20分の道のりです。
なんて牧歌的な道でしょう。
普段はなかなかこんな道を歩くチャンスはありません。
善楽寺へ5、6km。
日陰が嬉しい川沿いの道。
ここは日陰なし。
がんばれがんばれ!
善楽寺まで1、6kmになりました。
暑い。。
きっとあと少し。
近づいてきたよう。
土佐神社 山門
つまり、江戸時代以前は善楽寺と土佐神社は神仏混合の霊場だったのです。
30番札所善楽寺 本堂
30番札所善楽寺 大師堂
手水鉢の上には沢山のガラスの風鈴が吊るされていて涼しげ。
神仏混合の霊場であった善楽寺は、明治の廃仏毀釈によって廃寺となり、本尊と大師像は国分寺へ預けられました。その後、安楽寺という寺が本尊を引き継ぎ30番札所を代行するようになったのですが、善楽寺も国分寺に預けていた大師像を戻してもらい復興し、30番札所が二カ所存在する事態になってしまいます。この事態は平成6年に善楽寺が30番札所、安楽寺が30番奥の院という事で決着したそうです。
この日は次の札所、竹林寺の手前のホテル「セリーズ」に宿泊します。
ホテルまでもうひと頑張り!
この日は足は痺れなかった!
もう少し!
左手にホテルが見えてきました。
ホテル「セリーズ」に到着!(18時)
チェックインすると、ロビーでお茶とお菓子のおもてなしがありました。
アンティーク調のロビーです。
夕食はコンビニで買おうかなと思っていたけれど、もう近くのコンビニまで歩くパワーがなくて、ホテル内のレストランで戴く事にしました。
まずビール!
選んだのは7月限定の「七夕会席」
順才・蒸鮑の先付
中から鮑!
カンパチのお造り
鱧と玉蜀黍すり流し
太刀魚の木ノ芽焼き
鮎・冬瓜・トマト・南京・米茄子の煮物
鮭の炊き込みご飯とお吸い物
デザートは冷やしぜんざい
紅茶
七夕会席、絶品でした。
高知市のホテル「セリーズ」のレストラン「アンティーク」はおすすめです。
お部屋はこんな感じ。
ややハードでしたが、予定通り歩いて、予約していたホテルに辿り着けてよかったです。
この日の歩数は58231歩!
長い記事にお付き合い下さり、ありがとうございます!
歩き遍路の旅13 3日目につづく。。
墨を磨る男滝の水を戴きて さち
すみをするおだきのみずをいただきて