お天気は曇り時々雨、雪、晴れ間。
今日は大寒です。
暦通りの底冷えのする一日でした。
今夜の楽しみはこれ♪
それでは先日のお遍路2日目の記事を更新するとしましょうか。
歩き遍路の旅16 2日目竜串から大月ルートで宿毛へ(2022年1月13日)
竜串のお宿、ホテル南国の朝ごはんはこんな感じ。
塩鯖の皮がパリパリで美味でした♪
ホテル南国を出発したのは朝7時。
お世話になりました。
1日目は晴れていましたが、2日目は雲の厚いお天気。
冬型が強まっていて、時折ぱらっと霙が降ってきます。
足摺海洋館SATOUMI前
新しい施設で水族館のようです。
朝の海
白い塔のような建物は足摺海底館ですね。
昭和47年オープンという歴史のある施設です。
海の中が見えるそうですよ。
ちょっと見てみたかったです。
海沿いの道を進みます。
なんだか印象的な海岸です。
背の高い岩は下川口の「ローソク岩」です。
雲の隙間から朝日。
海にピンク色の道。
下川口トンネル通過。
大月ルートはここを直進です。
シンプルなお名前のバス停発見!「浜」
光と影が綺麗。
中央にある小さな岩に注目!
なんと釣り人らしき人影が!!!
船で渡られたのでしょうか?
こんな小さな岩に留まるなんて、勇気がありますね。
片粕トンネル通過。
歯朶ノ浦トンネル通過。
風に押し返されながら歩きます。
貝ノ川トンネル通過。
大津大橋通過。
叶崎です。
縁起のいお名前ですね。
叶崎トンネル通過。
中央あたりが現在地、叶崎です。
叶崎を振り返ると、白い灯台が見えました。
空も海も深い鈍色。
西叶崎トンネル通過。
脇ノ川トンネル通過。
トンネル、結構多かったですね。
大月町へ〜一歩!
休憩所の横に珊瑚を持った女の子の像がありました。
休憩所の机の上には、絵本「お月さんももいろ」が置いてありました。
像はこのお話の少女ですね。
江戸時代に、貧しい少女が贅沢品である珊瑚を拾ってしまった事から起こる、不条理で切ない悲恋の物語です。
休憩所ではウォーキング中のおじいさんが、「どこからきなはったん?」とお声をかけて下さって、おしゃべりしました。
私の住む八幡浜にも、塩パンを買いにきたり、九州へゴルフ旅行に行く前に一泊したりするそうで、馴染みのある場所なのだとか。
みかんも自家用に作っておられるそうで、うまく作るコツを聞かれちゃいました(笑)
おじいさん、お元気で♪
更に海岸線を進みます。
ここを左に折れて月山神社方面へ向かいます。
「月山詣りを終えて延光寺を打つ」というのが、遍路修行の不文律とされているので、あえて遠回りのこの大月ルートを進みました。
大月町という町名も、ひょっとすると月山神社が由来なのかもしれませんね。
道沿いの水仙が綺麗。
大浦地区通過。
月山神社への道。
車は全く通りません。
沖に船が見えました。
だいぶ登ってきましたよ。
全く人の気配の無い道です。
本当にこの道でいいのかしらと、心配になってきます。
でも、赤い道しるべを見つけると、ここであってるんだ!とほっとします。
月山神社前に到着しました。
月山神社略縁起
神社の名は、開祖とされる役小角(えんのおずぬ/飛鳥時代の呪術者)が月影の霊石を発見した事が由来となっているようです。
この三日月の形の石が、その霊石のようです。
空海もこの霊石の前で二十三夜月待の密供を修めたそうです。
なんだかパワーを感じますよ。
月山神社のお隣のお家には「守月」という表札がかかっていました。
この月山神社を代々守ってこられたのかしらと思い、浪漫を感じました。
月山神社を後にして歩いていると、こんなかわいい道しるべもありました。
大月小の子供さんが書いてくれたみたいです。
元気をもらいました。
果樹園の中の道を進みます。
これは小夏(ニューサマーオレンジ)ですね。
うちも昔作っていました。
この道もほぼ誰にも出会いませんでした。
こっちは河内晩柑でしょうか。
ようやく国道321号に合流しました。
月山神社を経由する道はとても心細かったので、ここまで辿り着けてほっとしました。
宿毛方面に向かって321号を進みます。
あ、蝋梅が咲いています。
春は近いですよ。
風の強さにぐいぐい押し戻されながらも、必死で歩きます。
時折霙が降ってきて寒い寒い!
ネックウォーマー持っててよかった。
道の駅「大月」に到着!
「い~しや〜きいも〜♪」の声にひかれて、焼き芋を買っちゃいました。
甘くて美味しい〜!
皮まで食べちゃった(笑)
またまたシンプルな名前のバス停発見!「ビク」
宿毛はまだかしら。
この日のお宿は宿毛にとっています。
早くお宿に着いてあったまりたいけれど、まだまだ先のよう。
ようやく宿毛市の看板がありました。
宿毛へ〜一歩!
福良橋を渡ってその先を左へ。
古い街並みです。
左は宿毛湾のようです。
ここは道の駅「すくも」前。
だいぶ暗くなってきましたよ。
だるま夕日の名所のようですが、夕日を見る余裕はありませんでした。
宿毛の街が近づいてきました。
お宿はこの橋を渡って右のあたり。
見えてきたあのベージュの建物が、この日のお宿「アバン宿毛」のよう。
18時、ついにホテルに到着しました。
ビジネスなんでお部屋はこんな感じ。
近くにコンビニもあったけれど、夕食を買い物に行く気力がもう無い。
ホテルの横で買った「たこ焼き」を夕食にしましょう。
あとは持参していたホタテの缶詰を開く!
おつまみにもいいですね♪
この日の歩数は、なんと70133歩!
また7万歩越えの日があろうとは。。
左足の甲と右膝が少し痛みますが、このくらいなんのその。
寒中の厳しさの中、無事にここまで歩かせて頂きました。
感謝。
歩き遍路の旅16 3日目につづく。。
「愛の不時着」くたくたのブロッコリ さち
あいのふじちゃくくたくたのぶろっこり