つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

おすすめの一冊「荒野の胃袋」&今月の旬鮮倶楽部は長崎異人堂のカステラ♪




雪と霰と雨が降ったり止んだりの一日でした。

まだお山に残っている果実は沢山あるので

堅いものがばらばら降り始めると本当にひやひやします。



ま、気に病んでもどうしようもないので、本でも読むとしましょうか♪

今日読んだものの中で面白かったのはこれ。


荒野の胃袋

荒野の胃袋

井上荒野さんのおいしいものにまつわる50のエッセイが

ぎゅぎゅっと詰まっています。



中でも彼女は筍が大好物のようで、最後の晩餐にしてもよいほどなんだとか。

特に筍の「とんさき」(さきっぽのやわらかいところ)は

彼女の実家ではそれは特別な逸品とされていて

その部分を食する時には

「とんさきいただきます☆」宣言をして

家族の同意を得るのが礼儀だったそうです。

あはは♪



海老好きの私が最も惹かれたのは「キングオブエビフライ」のページ。

寝台列車のビュッフェで食べたというエビフライの思い出や

ふっくらさくさくのうちわ海老のエビフライが紹介されていました。

うちわ海老のエビフライたべた〜い☆



そしてこの本のシチューのページにならって

今夜の我が家の2日目のシチューにはマカロニをたっぷり入れて

ニョッキ風にいたしました。

美味しいものについて書いてある本ってなんでこんなに楽しいんでしょう♪

おすすめの一冊です。









Mはうざぎちゃんのタイヤを冬用のものに交換したようです。

あんしんあんしん。











夕方はほんの少し日が射しました。



スイセンがちらほらと。











今月の旬鮮倶楽部は「長崎異人堂のカステラ」でした。



まずはちょっと珍しいざぼん味を開封



このざらっとした下の部分も好き。



と〜ってもおいしかったです♪
















荒星や炎へ変わり行きし紙  さち