つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

さえずり句会20年目の1日めを祝う会♪

 

 

冨士山の躑躅(4月22日)

 

 

 

お天気は雨のち曇り。

今日は松山道後の伊月庵で「さえずり句会20年目の1日めを祝う会」が開催されました。

昼前に道後に集結し、まずは宝厳寺を参拝。

 

山門前の躑躅がとても綺麗でした。

 

宝厳寺

 

参拝後に一遍上人の起き上がりこぼし「もういっぺん」を購入♪

この起き上がりこぼしは平成25年の火災で焼失した本堂再建の為に、地元の人たちの手で作られたそうです。

お寺の再建後は、一遍上人の不屈の精神を宿した縁起物となっています。

おかめ媛ちゃんが以前買ったものを見せてくれていたので、かわいらしくて欲しいなあと思っていました。

なんだかパワーをもらえそうです。

 

 

その後は茶玻瑠でランチ。

おしゃれなメニューをとっても美味しく戴きました。

本当はこの後スイーツもたらふく戴いております(笑)

 

 

そして、伊月庵へ。

 

伊月庵では「句合わせ」(二句を並べて皆の挙手での勝ち抜き戦)という句会をしました。

前半は事前投句で、お題はもちろん「さえずり」!

白熱の戦いを制して優勝したのはふじばかまさんでした。

後半は高知から駆けつけて下さったマンデーさんから、「万緑」というお題を出して頂きました。

たった5分の即吟でしたが、素晴らしい句が出揃いました。

みんな、流石です。

そんな中、「万緑」で優勝したのは瑞木さんでした。

ふじばかまさん、瑞木さん、おめでとうございます。

そして、この会の為にコーヒーを淹れに来て下さったあねごさん、美味しい差し入れをして下さったかなさん、ひそかさん、お心遣いありがとうございました。

本日夏井いつき組長はお忙しくて、この会においでになる事はできませんでしたが、さえずり句会へ温かいお手紙を残して下さっていました。

最後にそのお手紙を、僭越ながら私が代読させて頂きました。

文章を読みながら、思わず感極まってうるうるとしてしまいました。

さえずり句会が発足して20年目の1日めを、多くの句友達と共に、俳句の聖地「伊月庵」で過ごす事ができて感謝の気持ちで一杯です。

組長、まとむさん、みなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

さえずりは向日葵色や日土谷  さち

 

さえずりはひまわりいろやひづちだに