お天気は雨。
今日は嬉しい雨休み。
2月末から清見タンゴールの収穫が始まり、合間に改植園地の抜根の作業をしたりしています。
抜根は大木ばかりなのでその作業は大変だろうと思っていましたが、ユンボを使ったので意外と効率がよかったです。
私はどろんこになりながら、大きな根っこを運ぶのを頑張りました☆
そんなこんなの毎日ですが、2月の28、29日は高知西部のダム2ヶ所と足摺周辺を旅してきたので、その様子を更新します♪
ダムの旅9 津賀ダムと佐賀取水堰(2024年2月28日)
行きのルートはこんな感じで、檮原を経由して高知入りしました。
道中、前に訪れたことのある初瀬ダムを経由して、細くてくねくねの国道439号を走り、無事津賀ダムに到着しました。
朝から快晴です。
津賀ダムは渡川水系檮原川にある重量式コンクリートダムです。
堤高は45.5m、堤頂長は145m、堤体積は75千立方メートルで、有効貯水容量は14000千m3です。
現在のダム事業者は四国電力ですが、なんと戦時中の1944年に竣工しました。
ダムの建設には多くの朝鮮人労働者が携わり、難工事で亡くなった方々もいたそうです。
津賀ダムにはその犠牲者を追悼する平和記念碑があります。
そんな悲しい歴史があったとは。。
145mの長い堤の下に、10門のゲートが整然と並ぶ様は堂々としたもので、長らく地域の発電と治水の役割を果たし続けて現在に至っています。
堤
下流側
管理事務所の近くより
ダムロボ
動画をどうぞ♪
その次は太平洋に向かって走り、佐賀取水堰へ。
佐賀取水堰は渡川水系渡川にある重力式コンクリート堰堤です。
堤高は8m、堤頂長は112.5m、堤体積は8千立方メートルで、総貯水容量は882千m3となっています。
かつては住友鉱業の金属精錬の電力確保の為1937年に竣工し、その後日本発送電に接収された後、1951年に四国電力が事業継承したそうです。
なんと津賀ダムよりも更に長い歴史がある事に驚きました。
ここで取水された水は、導水トンネルで黒潮町の佐賀発電所に送られ、発電の後は更に農業用水等に活用されています。
堤の左岸には魚道が整備されていて、気持ちの良い水音が印象的でした。
堰堤の周辺には沢山の桜が植えられています。
お花の咲く頃はきっと素晴らしいでしょうね。
堤
手前が魚道です。
少し歩いて下流川側より。
歩いているとテングチョウがいました。
動画をどうぞ♪
そして足摺方面へ。
大岐の浜
お遍路でこの砂浜を歩いた時の感動を思い出しました。
白山洞門
宿泊したのは足摺国際ホテル
お部屋は眺望なしの安いプランだったのですが(笑)とても広くて快適でした。
海の見える露天風呂はラドン温泉でぽかぽかに。
お食事は個室だったのでゆっくりできてよかったです。
夕食
土佐の地酒の利き酒も楽しかったです。
左から藤娘、司牡丹、土佐鶴。みんな辛口だけど、それぞれに個性があって美味しい。
朝食
施設は古いけれどスタッフのみなさんが親切で、お料理も温泉も良いおすすめのホテルです。
翌日はジョン万次郎資料館へ。
資料館の近くにあるジョン万次郎の銅像がとてもドラマティック!
ね!
ジョン万次郎資料館
館内には帆船模型が沢山あったので、帆船模型作りが趣味の旦那くんは興味しんしんでした。
捕鯨船に乗る私(笑)
その後は竜串にある水族館「SATOUMI」を見学して帰路に。
水槽のガラスと水がとてもクリアで、お魚がよく見えて綺麗でした。
動画をどうぞ♪
良い旅でした。
早春の渦は能島を洗いけり さち
そうしゅんのうずはのしまをあらいけり