
お天気は雨。
強く降る時間帯もあってどこか崩れてきそうで心配です。
では先日訪れた北海道のホッキョクグマ達の様子を届けします。
円山動物園(ララ・リラ・ライト)

円山には、ララ、リラ、ライトの3頭のホッキョクグマが暮らしています。
ララ(♀・31歳)

ララは日本で最も有名なお母さんホッキョクグマです。
生まれた場所は愛媛のお隣、大分県別府市のラクテンチです。
ラクテンチにホッキョクグマがいた時代があったとは!
今のララの偉業を思うと、ラクテンチがホッキョクグマ界に残した功績はとても大きいと思います。
ララはこれまで、パートナーのデナリ(2023・9死亡)との間に8頭の子供を儲け、愛情たっぷりに育て上げてきました。
子供のうち2頭(ツヨシ・キロル)は残念ながらすでに亡くなってしまいましたが、ピリカは旭山、アイラは帯広、イコロは上野、マルルは釧路、ポロロは徳島で暮らし、皆人気者になっています。
そして末っ子のリラは、ここ円山でパートナーのライトを迎え、今年から繁殖の舞台に立っております。
繁殖からは引退したララですが、彼女は日本のホッキョクグマ界の偉大なる功労者です。
私はずっとララに出会うのが夢だったので、今回夢の一つが叶いました。
ララは普段は「世界の熊館」という蔦のからまるパドックにいるのですが、この時期限定で広大で土や植物のある「ホッキョクグマ館」で過ごしています。
環境が変わる事も、動物達にとっては良いエンリッチメントになるのでしょうね。
水辺でのんびり

堂々と洞窟の上に立つ様子はとても神々しくで涙が出そうになりました。
ララがこれからも気持ち良く穏やかに過ごせますように。
リラ(♀・11歳)
ララの末娘です。
ララが屋内に収容されると今度はリラが交代でお外に出てきます。
丸いお顔とふっくらした体で元気一杯。
とてもかわいいです。



リラは今年の1月から3月まで繁殖の為にライトとの同居が試みられていましたが、交尾には至りませんでした。
ライトは和歌山のアドベンチャーワールドで生まれ、人口保育で育っており、これまで他のホッキョクグマと交流した事がなかったので無理もありません。
リラのおおらかさが、きっとライトの繊細な心をときほぐしてくれると思います。
ライト(♂・12歳)
ホッキョクグマ館に移動したララに変わって世界の熊館で暮らしているのが、リラのパートナーのライトです。
私はアドベンで2回ライトと出会っています。
赤ちゃんの頃のライト(2014・1・20撮影)

大きくなったライト(2022・4撮影)

アドベン時代はその飼育に、同じく人口保育で育ったとべ動物園のピースのノウハウが伝授されたそうです。
ライトはアドベンから鹿児島を経て円山にやってきましたが、北海道の気候がいいのでしょうね。
体が大きくなって毛並みも整い、更に立派な雄になってきたように見えます。
でもこの日のライトはずっと屋内にいて、出入り口の奥を歩いている様子はわかるのですが、時折ちらっと外を覗く顔が見えたくらいでした。。
残念ながら私が円山滞在中にライトが屋外に出てくる事はありませんでした。

もっとたっぷりと時間があれば外に出たライトが見れたのでしょうが、駆け足で北海道を巡っているので仕方がありません。
ライト、またね。
動画もどうぞ。
ララとリラ 一瞬ライト
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旭山動物園(ルル・ホクト・(ピリカ))

旭山動物園にはルル、ピリカ、ホクトの3頭のホッキョクグマが暮らしています。
ルル(♀・31歳)

ルルは円山のララと同胞の姉妹で、大分のラクテンチで生まれています。
その後東北サファリパークを経て旭山にやってきました。
同じ旭山にいるピリカはララの娘なので、ルルはピリカの叔母にあたります。
この日はホクトとは反対側の大きなプールのあるパドックで、プールに体を半分浸しながら気持ちよさそうに過ごしていました。
安らぐような表情に癒されます。
ルル、これからも元気でいてください。
ホクト(♂・25歳)

ホクトはロシアのペルミ動物園生まれで、亡きゴーゴの兄にあたります。
日本での移動履歴は姫路、旭山(ピリカとの間にゆめ誕生)、円山、旭山となっています。
ワイルドに見えますが、紳士的なホッキョクグマだそうです。
ゴーゴと共に兄弟揃って優秀な雄なのですね。
カプセル側のパドックを堂々と歩いていたホクト。
檻側からホクトを見ると、近づいてきた時にはとても大きくて迫力がありました。
ホッキョクグマの雄というのはなんとも渋くて魅力的です。

ピリカ(♀・20歳)
ピリカの姿が見えないなあと思っていたら、どうやらホクトとの交替展示だったようです。
ピリカはララの娘で、パートナーのホクトとの間に第一子、ゆめ(♀・4歳・王子動物園)が誕生しています(旭山で40年ぶりの快挙)
ピリカとホクトは相性が良く、この春も交尾が確認されているので、冬には第二子の誕生があるかもしれません。
この日ピリカに会えなかったのは残念でしたが、赤ちゃんが生まれたらまた来ようと思います。
その日を楽しみに。
動画もどうぞ。
アザラシが水中トンネルを上る所もあります。
ホクトとルル 少しアザラシ
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おびひろ動物園(アイラ)

おびひろ動物園にはララの娘、アイラがいます。
アイラ(♀・15歳)

アイラはとても美麗なホッキョクグマです。
ここのパドックは檻越しなのでちょっと見えにくいのですが、アイラはしっかりと歩いていて元気そうでした。
アイラにも良いパートナーがいればいいのになあ…と思いますが、年頃の雄は少ないので、中々難しいのでしょうね。
真っ白の輝く被毛が眩しかったです。
この日は午前が帯広、午後が釧路でした。
もっとゆっくり滞在して、プールに入るアイラも見てみたかったです。

動画もどうぞ。
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こちらはおびひろ動物園のクジャクの求愛の様子。
オスの頑張りがすごいです!
オススメ↓
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釧路市動物園(マルル)

釧路市動物園にもララの娘、マルルがいます。
マルル(♀・13歳)

マルルは徳島のポロロの双子の姉妹です。
ポロロには徳島で何度か会った事がありますが、マルルは初めてです。
それでも、幼い円山時代のこの双子はとてもやんちゃで可愛らしくて、他の方のブログ等でいつも楽しく見せて頂いておりました。
そんなマルルももう13歳。
マルルもアイラのように真っ白で綺麗。
そして、優しい表情をしています。
この時は歩くばかりでしたが、おもちゃで遊ぶところも見たかったです。
マルルにもいつか良いご縁がありますように。
動画もどうぞ。
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ホッキョクグマというのはよく冬場に毛が薄くなって黒っぽくなり、5月頃から新しい毛に生え変わってきます。
今回訪れた北海道のホッキョクグマ達は皆生え変わったばかりの白い毛並みをしていて惚れ惚れしました。
いい時期に来れたと思います。
もう少し暑くなると、ストロー状の毛の中に藻が入ったりして、毛が緑色っぽくなるホッキョクグマも見られたりします。
それはそれで皆愛しいホッキョクグマ達ですが。
そして、改めてララファミリーの層の厚さを感じました。
以上、憧れの北海道のホッキョクグマ達を巡る旅でした。
劇とある毒性の欄青嵐 さち
げきとあるどくせいのらんあおあらし