つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

今年初のアサヒナカワトンボとツマキチョウとナミアゲハ&カエルの谷&お遍路俳句♪

 

 

 

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お天気は晴れ。

清見タンゴールの出荷が終わって、今日は前々から

花時のしまなみ海道を自転車で走る!

というわくわくの計画を立てていたのです。

でも、首相の「緊急事態宣言」の発令日という事もあり、やはり断念する事にしました。

今が我慢の時。

みんなで力を合わせて行きましょう!

 

 

 

仕方なく…(笑)今日は除草剤の散布をしました。

でもお山では嬉しい出会いがありました。

なんと今年初めてアサヒナカワトンボに出会う事ができたのです!

まだ4月上旬というのにびっくり。

去年よりも11日も早かったです。

金緑色の胴体がなんて綺麗なんでしょう。

きっと生まれたばかりなんですね。

アサヒナカワトンボ

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更に、ツマキチョウもひらひらとやってきました。

モンシロチョウよりもひと回り小さい蝶です。

裏翅には白地に緑の網目のような模様があって印象的。

表翅の先の黄色と黒の紋もチャームポイント。

触覚は真っ白です。

普段は中々見かけないので、このあたりでは珍しい蝶だと思います。

ツマキチョウ

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ナミアゲハは春から度々見かけてはいましたが、なにせ高速で飛ぶので中々撮れません。

今日はクサイチゴで吸蜜中のところを撮る事ができました♪

ナミアゲハ

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ベニシジミ

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スジグロシロチョウ

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農道の途中の谷にあるヒノキ林の石垣のあたりから、いつも4月になるとカエルの声が聞こえてきます。

沢山いるようで「ぐわ」「げこ」「くう」「あう」等色んな声が響いていて面白いなあと思っていました。

我が家ではそこを「カエルの谷」と呼んでいます。

それでも、これまでカエルの姿は一度も見た事がありませんでした。

今日は勇気を出して石垣の下の穴をのぞいてみましたよ。

 

あ!卵!

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カエルがいた! ん? 2頭?

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近くに小さな水の流れがあるので体は半分水につかっているのです。

ちょっと見えにくいけれど2頭重なっているようにも見えますね。

調べてみましたが、アカガエル属のタゴガエルではないかと思います。

鳴き声の野太さからもっと大きいカエルかと思っていたのですが、体長は5センチくらいの小さな体でした。

まだ一般にはあまり知られていなくて、謎の多いカエルなのだとか。

 

楽しい出会いが次々と♪

 

 

 

 

 

お遍路を歩き始めた記念に「第1回令和お遍路俳句大賞」に応募していたのですが、神野喜美女さん(HAIKU日本理事長)の「秀逸」を戴きました。

haikunippon.net

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賞品は徳島の藍染のペン皿と和帖と入賞句を書いて頂いた短冊です。

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よい記念になりました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

山門や朧を三日歩き来て  さち

 

さんもんやおぼろをみっかあるききて

家を出発して時計回りに四国遍路を歩き始めて3日目に、初めての札所、久万高原にある第44番札所大宝寺にたどり着いた時の感動を詠んだものです。