お天気は曇り時々雪。
今日は甘平(かんぺい)を収穫しました。
寒かったです〜!
まだ家の屋根にはうっすらと昨日の雪が残っています。
寒中らしい気候になってきました。
さてさて、22日はHのリサイタルを聴きに大阪へ行ってきました。
いつも大阪へ行く時は高速バスで行く事が多かったのですが
今回のリサイタルは昼間の開演だったので
朝一番のバスでも時間がぎりぎりになってしまいます。
そこで松山から伊丹行きのANAを利用しました。
松山空港のカードラウンジでは
珈琲と一緒にいろは屋のみかんパンも戴いちゃいました。
いろは屋というとたしか子規の愛したあんぱんを復刻したパン屋さんですね。
飲み物以外のものが楽しめる時もあるんですね。
松山も雪がちらちらするお天気でしたが一気に雲の上へ。
あっという間に伊丹に着いた後は
リサイタルまでまだまだ時間があったので
市バスを乗りついで、初めて伊丹市昆虫館に行ってきました。
偶然にもいつも見せて頂いている蝶ブログで、伊丹市昆虫館に於いて
日本チョウ類保全学会の「チョウが消えていく」という展示があるのを知り
同じ伊丹だったら空港から近いと思って訪ねてみる事にしました。
館内には蘭等美しい南国のお花で一杯の温室があって
この寒中でも沢山の蝶が温室の中を飛び交っているのです。
それはそれは蝶の大好きな私にとって夢のような空間でした。
温室ではオオゴマダラやリュウキュウアサギマダラ等
沖縄で見られるような南方系の蝶が多かったです。
愛媛ではなかなかお目にかかる事ができない珍しい蝶に興奮して
温室ばかり五回くらい入ったような気がします(笑)
豊中キャンパスの敷地内はとても広大です。
門から大阪大学会館(Osaka University Hall)まで
10分以上歩いたような気がします。
でも各所に案内地図が設置してあるので迷わず行く事ができました。
こちらが伝統ある大阪大学会館です。
大阪大学会館は、これまで「イ号館」と呼ばれ、昭和3年(1928年)に旧制浪速高等学校の校舎として建てられ、学制改革により大阪大学に移管されました。以降、旧教養部の建物として、また、近年は、共通教育本館として使われ、平成16年(2004年)には、国の登録有形文化財建造物に指定されました。
大阪大学が創立80周年の節目となる年を迎えるにあたって、「大阪人の共通の思いを寄せる施設」、さらには、「大阪における学術の伝統を受け継ぐシンボル」として、社学連携、産学連携、国際連携に関するさまざまな活動が行われるように、平成23年、新たに「大阪大学会館」として整備されました。
開場時にはすでに長い行列が!!!
Hが帰国してまだ1年あまりだというのに
多くの演奏の機会に恵まれ、コンクールでも高い評価をして頂き
応援して下さっている皆様がおられる事に感謝の気持ちで一杯です。
とても沢山のお客様にご来場頂きました。
井上ハルカ・サクソフォンリサイタル ”Fluidité”: mélange et flou 流動性:混じり合うもの、ぼかし合うもの
プログラム
クロード・ドビュッシー/管弦楽とアルトサクソフォンのための「ラプソディー」(ピアノ伴奏版)
バンジャマン・アタイール/ソプラノサクソフォンとピアノのための「Coïneidences」「日本初演」
アンドレ・カプレ/アルトサクソフォンと管弦楽のための「伝説」(ピアノ伴奏版)
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ステファノ・ジェルヴァゾーニ/ソプラノサクソフォン独奏のための「Phanes II」
モーリス・ラヴェル/「ソナチネ」(ダヴィッド・ワルター編曲版)
田中カレン/アルトサクソフォンとエレクトロニクスのための「ナイト・バード」
アンドレ・ジョリヴェ/ソプラノサクソフォンとピアノのための「リノスの歌」
ローマ賞を受賞した新進気鋭の作曲家バンジャマン・アタイールの日本初演の
ソプラノサクソフォンとピアノのための「Coïneidences」等
今回も現代音楽が盛りだくさんのリサイタルでした。
一昔前はあまりに難解とされ、やや敬遠されていた現代音楽でありますが
今の現代音楽はちゃんとイマジネーションの伝わって来る
興味深い作品が増えているようです。
ローマの光の神・・
光の中の蝶のはばたき・・
私も俳人として大いに刺激をもらったような気がします。
素晴らしかった!
充実した幸せな気分でとことこと会場をあとにしたのでした。
翌日はHと一緒に京都観光へ。
その様子はまた次回♪
退院やお山の上の家は雪 さち
たいいんやおやまのうえのいえはゆき