つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

くーは今日も元気です&京の冬の旅「あじわい」コース前編「打田漬物」と「湯葉弥」♪









お天気は晴れのち曇り。

今日はずっと甘平の選果をしていました。

日中は日差しが気持ちよかったので、くーを庭に出してあげました。

ラブラドールの14歳ともなるとかなりの高齢です。

人間の年にすると90歳とも100歳とも言われたりしています。

歳をとってだいぶ脚が弱くなってきたくーですがまだまだ元気!

それでも日によって脚の調子が良かったり悪かったりするようで

玄関前の小さな石段が降りられない時もあったりします。

うれしい事に今日は調子の良い方の日でした。

くーは外の景色をながめたり

洗濯物の匂いをくんくん嗅いだりしておりました。











このあとみかんや甘平をもりもり食べました。

くーの元気の秘訣はやっぱりみかんかな〜♪



なのだ












それでは先日の京都観光のレポートを♪



*京の冬の旅「あじわい」コース前編*

リサイタルの翌日の朝、京都駅でHと待ち合わせして

烏丸口から京都定期観光バスに乗りました。



選んだコースは食にこだわる!京の冬のうまいものめぐり

第51回京の冬の旅「あじわい」コースです☆

去年もこのコースに参加してとてもよかったのでリピートしてみました。

創業から百年を超える老舗の味や、風情ある佇まいを堪能する事ができます。



まず向かったのは『打田漬物』さんです。

熟練の職人さんの「千枚漬」の漬け込みを見学しました。

職人さんによると千枚漬はとても贅沢なお漬け物で

お酒でいうと大吟醸だと言っておられました。

材料の聖護院蕪の皮の内側には繊維の堅い層があって

とても分厚く皮を剥いてヘタの部分も大きく切り取るそうです。









皮を剥いた蕪は薄くスライスして台の上に斜めにするーっと並べます。









それを樽に漬け込み塩をふり昆布を間に敷いて重しをして仕上げるそうです。













見学のあとは千枚漬けはもちろんのこと

よりどりみどりの旬の京漬物の試食をさせてもらって感激しました。









試食してみて、Hのお気に入りはこんぶにかつおの旨味をおんぶさせたおんぶ漬け。



私のお気に入りはぴりっとした辛みとかわいらしい色と形の花大根でした。



あとは千枚漬とちょっとめずらしい山葵味の長芋もお土産に買って帰りました。












その後は打田漬物さんから歩いて行ける場所に

湯葉の老舗『湯葉弥』さんがあります。



湯葉弥ではなんと珍しい湯葉の引き上げ体験ができるのです。



湯葉の右はしを左手でちょこっと上にひっぱって

できた三角の隙間に右手で串をすうっと刺しこんで引き上げます。

湯葉が破れそうな気がしたけれど案外大丈夫でした。

これが私の引き上げた湯葉です☆



ちょっとシワが寄っちゃいましたがなんとかできました〜♪

湯葉引き上げ体験のあとは汲み上げ湯葉の試食です。



もちっとしていてとっても優しいお味でした。








おやおや、なんだか長くなっちゃいました・・「あじわい」後半はまた次回♪











ニット帽森の小人のように夫  さち



にっとぼうもりのこびとのようにつま