ただいま〜♪
9月26日はHのコンサートを聴きに京都に行ってまいりました。
コンサートの後、京都に二泊し、帰りは広島を経由してしまなみ海道で帰宅しました。
車の走行距離は約1000キロ。
旦那くん運転お疲れ様。
農繁期突入直前のお出かけでした。
今回のコンサートは、打楽器の西岡まり子さんとHのサクソフォンの二重奏のデュオ、デュオメルツによる「デュオの試み2022京都」というもの。
会場は「アートスペース二条城前・アルバ」
いや〜、凄かったです。
ほぼ全てがキレキレの現代音楽で、微分音(半音よりも更に細かく分けられた音階)や、一小節毎に拍子が変化し続ける曲等、かなりの技巧を要するであろう曲ばかり!
中にはクラゲや宇宙の映像の投影をしながらの演奏もあり、音だけでなく視覚からもたゆたう虚の世界へいざなわれたのでした。
ゲストのコントラバスの黒川冬貴さんは、その音も弾き方も情熱的でかっこよかったです。
あんなに近くでコントラバスの音色を聞いたのは初めてだったので痺れました。
Hのソロの、田中カレンの「ナイト・バード」は以前フェニックスホールで開催されたHのリサイタルでも聞いた事のある大好きな曲。
そのタイトルから夜を飛び続けて大移動をする大きな鳥の姿が浮かび、切なくて孤高、そしてドラマティックな気持ちになったのでしたが、プログラムを見ると、「恋人達の柔らかなささやきに満たされた愛の曲」とあったので、私の読みはちょっと違っていたのかもしれません(笑)
でも音楽をどう鑑賞するかは、俳句と同じで自由ですものね。
どの曲もそれぞれに衝撃的でしたが、一番驚いたのは打楽器の西岡さんのソロ、ジョルジュアルペギスの「ル・コー・ア・コー」という曲!
打楽器を打ちながら、太鼓のような音を口ずさんだり、ラップのようなセリフがあったり、更には大声で叫んだりと、演奏するというよりはまるで一人芝居を演じているかのよう!
それもちゃんと関西弁バージョンで!(笑)
凄い、凄すぎる!
それはもう難解なコントを見ている様でもあり、とても印象的だったのでした。
いやはや、驚愕しつつも素晴らしい内容のコンサートでした。
演奏後の三人。
ブラヴォー☆
思えば、今月は2回も娘のコンサートに行けて幸せな事でした。
ありがとうございます。
さてさて、先日のインペトゥス八幡浜公演の曲が、本日YouTubeにアップロードされようです。
ぜひご覧になってくださいませ♪
Hがメンバーそれぞれの音を思いながら編曲したそうです。
デュオメルツのコンサートの翌日は、京都をぐるりっとウォーキングしたり、帰り道は山陽道経由で広島の世羅高原農場に立ち寄ったりして楽しんできました。
その様子はできればまた次回♪
我が家、明後日から極早生みかんの収穫が始まるそうです〜(汗)
好日や午後を咲き初む女郎花 さち
こうじつやごごをさきそむおみなえし