お天気は晴れ。
今日は清見タンゴールの選果をしました。
今回は出荷数量が少なかったので早めに完了。
その後は園地巡り等。
スモモ
ツクシとスミレ
ツバキ
ボケ
ノボロギク
今日はツマキチョウに出会う事ができました♪
よく見かけるモンシロチョウやスジグロシロチョウよりは珍しいと思います。
モンシロチョウより一回り小さくて、上翅の先の黄色い模様がチャームポイントです。
裏翅の緑の模様も不思議。
ではダムの旅3 3日目の記事を更新します。
ダムの旅3 松山周辺のダム3ケ所(2023年2月28日)
ホテルルートイン四国中央の窓からの景色
タワーのような煙突のある紙の町の景色です。
お遍路以来、またこの町に泊まれて嬉しかったです。
この日は面河方面のダムを計画していたのですが、最終日なので無理はせず、帰り道に近い松山周辺のダム三ヶ所を巡る事にしました。
まずは松山市湯山にある横谷調整池へ。
横谷調整池はA/ロックフィル型式のダムです。
ロックフィル型式というのは初めて出てきましたよ♪!
これはダム本体表面に遮水壁が設けられているダムで、この遮水壁にはコンクリートかアスファルトが使用されるそうです。
横谷調整池の堤高は31m、堤頂長は74.4m、堤体積は63千m3で、有効貯水容量は454千m3です。
事業者は中国四国農政局となっています。
太平洋側に流れ出る面河川の水を、瀬戸内海側の道後平野に回す機能があり、松山のお堀の水もここから来ているそうです。
すごい!
堤の奥は立ち入り禁止となっていました。
ダム湖のほとりのお宅のしだれ梅が満開で見事でした。
次は松山のお隣、東温市山之内大畑にある除ケの堰堤(よけのえんてい)へ。
ダムナビに導かれるままに進むと、鷹子の寂しい山に案内され、細くて急な道を行き止まりまで行って案内終了♪という恐怖を味わいました(笑)
途中でどっか違う場所にタップしてしまったのかしら?
バックでじわじわ下り、気をとり直して再スタート!
今度は川沿いに進んでいるので大丈夫かな?と思っていたら、案内が終わった所はこんな場所。
御所橋?
どうもダムではなさそうです。
山肌の斜めの岩盤がかっこいい!
おかしいなあ、と思いながら道を少し引き返してみると。。
おや?
ここ?
「除ケの堰堤」の看板もありました!
登録有形文化財とありますね。
河原の一段上の場所に降りる事ができました。
こうして見ると、マチュピチュを思わせるようでなかなかの造形美です。
除ケの堰堤は昭和10年に、重信川流域砂防工事の総仕上げとして建設されたそうです。
つまり砂防ダムですね。
堰堤に使われている石は瀬戸内の島石で、堤高は12m、堤頂長は115mで、管理者は愛媛県砂防課です。
数年前まではこんな鯉のぼりのかけ流しのイベントも行われていたそうです。
近くのバス停の名前も「除(よけ)」でした。
この堰堤に鯉のぼりが架かったら素晴らしいでしょうね。
そして今回のダム旅最後のダムは、伊予市南伊予にある大谷池です。
道中目についた「七折れ梅祭り」にも寄ってみたけれど、梅の見頃はもう少し先のようでした。
大谷池に到着しました。
堤
下流側
下の部分に桜が咲いたら綺麗でしょうね。
大谷池はアース式のダムで、堤高が37m、堤頂長が190m、堤体積が377千m3で、有効貯水容量は1579千m3です。
事業者は大谷池土地改良区で、大谷池は全国ため池百選にもなっているそうです。
この地区は昔から水害と旱害に悩まされていたそうで、昭和6年に伊予郡南伊予村3ケ町村用排水事業として工事が始まったのですが、その後の室戸台風で工事の基礎が流され、困難を極めたのちに県の事業に移行されたそうです。
苦難を乗り越え、竣工式を迎えたのは昭和20年の4月の事でした。
歴史がありますね。
これにてダムの旅3は終了です。
巡ったダムは1日目が、立岩ダム、歌仙ダム、上浦ダム、台ダム、朝倉ダム、志河川ダム、黒瀬ダムの7ヶ所。
2日目が、鹿森ダム、別子ダム、富郷ダム、柳瀬ダム、新宮ダムの5ヶ所。
3日目が横谷調整池、除ケの堰堤、大谷池の3ヶ所。
三日間で15ヶ所のダムを見て回る事ができました。
黒瀬ダムでもらった地図です↓
そして、今回獲得したダムカードは7枚!
道に迷う事もあったけれど、感動と充実のダム旅でした。
見て頂きありがとうございました〜♪
防空壕跡に朧の南京錠 さち
ぼうくうごうあとにおぼろのなんきんじょう