つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

五月の雨の降るハイカラな町並みの保内町を歩きました〜前編(愛媛蚕種、旧東洋紡績赤レンガ倉庫)&ホオジロの卵は無事かしら?









スズラン





お天気は雨のち曇り。

五月の雨に濡れる新緑の保内町を句友の皆さんと散策(吟行?)してきました。

保内町は歴史あるハイカラな町並みが今もひっそりと残されています。

同じ市内というのに日々の事に追われるばかりで、これまでゆっくりと散策をした事がありませんでした。

今回は地元を再発見するとてもいい機会となりました。






桐万長酒造











愛媛蚕種(旧日進館)

明治17年に蚕種製造会社として創業。木造3階建ての広大な建物です。








このレンガの外壁は火災があった時に火をせき止める為にあるそうです。








美名瀬橋












東洋紡績赤レンガ倉庫

この地区の黄金期を象徴する貴重な商業遺産です。



もっきんロードを歩きます。








和田橋モニュメント

平成11年の台風で崩壊した旧和田橋の花崗岩の部材を再生して作られたモニュメントです。







佐島レンガ(カラミレンガ)

沖合にある佐島の銅の製錬所で出るカスをカラミといい、これをブロック状のレンガに再生したもの。
かなり重いそうです。







矢羽根積みの護岸

川沿いの護岸は青石を矢羽根状に美しく積み上げられています。







保内中学校

校舎には保内三傑として、富澤赤黄男(俳人)、二宮敬作(蘭学者、医学者)、前田山英五郎(第39代横綱)の似顔絵が描かれています。














後半はまた明日にでも♪











今日もホオジロの卵は無事です。







そろそろヒナの孵る頃かしら?












再生や五月の海へ翳す指  さち