つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

立山黒部アルペンルート後編〜大観峰から黒部ダムへ〜♪





ノウゼンカズラモンキアゲハ





モンキアゲハの裏翅に着いている赤い粉はきっとオニユリの花粉





お天気は曇り。

摘果の日々が続いています。

山からきききききーとヒグラシの声が響くようになりました。



ころころ摘果みかん♪





みかんは少しづつ大きくなってきています。












それでは7月上旬の立山黒部アルペンルートの旅、後半をどうぞ♪

室堂から大観峰立山の下のトンネルをトロリーバスで。



山頂の下を行くトンネルなので景色は全く見えません。

アイガーの下を行くユウグフラウ鉄道を思い出すなあ♪
ついに完結!!!旅レポート21世界最高峰の鉄道駅ユングフラウヨッホ♪ - つれづれなるさっち2



室堂と大観峰を結ぶバスは昔はディーゼルエンジンでしたが

環境保全排気ガス抑制の観点から

平成8年に電気を動力とするトロリーバスに変わりました。

これによって大観峰は2450mの絶壁に立つ日本最高所にある鉄道駅となったのです。

その雲上テラスからは黒部湖や後立山連峰雄大な景色を一望する事ができます。











ああ、晴れていたらどんなにか。。

いやいや、ガスがなかっただけでも幸運だったのかもしれません。








大観峰から黒部平は立山ロープウェイで。
















黒部平から黒部湖は黒部ケーブルカーで。








黒部湖から黒部ダム徒歩で渡れます。

雄大な観光大放水を真下に見ながら、ゆっくり歩いて15分くらいです。





















すごい〜☆

晴れていたら放水の上に虹がかかるそうです。

大迫力の夏場のみの観光大放水です。

もの凄い水量と舞い上がるミストに圧倒されました。



黒部ダムの展望台の近くではシジミ蝶を発見しましたよ。

ヒメシジミ











はじめはツバメシジミかな?と思いましたが

尾状突起も無く、裏翅の上部分にもオレンジの斑があります。

調べてみるとどうやらヒメシジミのようです。

私にとっては初見の蝶だったので、出会えて嬉しかったです。

裏翅が茶色いのが♀で、青いのが♂のようです。

こんな所で蝶に会えるとは思っていませんでした♪



展望台の近くに展示してあったこの黄色い容器(コンクリートバケット)は

ダムを作る時にコンクリートを入れて運ぶのに使われたそうです。





なんと17万8千回も稼働したとは!

おつかれさまです。



黒部ダムレストハウスで昼食を。

こちらはダム名物の「黒部ダムカレー

カツはチキンカツでした。

ダムの水を表すカレーの緑色はホウレンソウを使っているそうです。

という事はポテサラとラッキョが大放水かしら(笑)

少し辛口でなかなか美味しかったです♪



立山黒部アルペンルート、お天気はいまひとつだったけど

なかなか素敵な旅でした。

雷鳥とヒメシジミには軽く興奮しました〜♪

今思えば、雨が近づいていたからこそ

その名の通り、雷鳥に出会えたのかもしれないです。

台風1号で流れてしまった石垣島リベンジを夢見て

また日々のお仕事がんばります♪













農薬の粉溶け残る大西日  さち



のうやくのこなとけのこるおおにしび