つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

日土野だんご虫さんの句集「海も」&ブッドレアに集う蝶達&フィットボクシング2♪

 

 

 

サクレトヨタ

 

 

 

お天気は雨。

梅雨入りしてからは、それほど雨が降らず、草刈りに追われる毎日でした。

この時期の草の勢いは恐ろしいくらい。

今日は雨のおかげで少しゆっくりしています。

 

 

 

さえずり句会の仲間、日土野だんご虫さん(瑞木さん)が、この度句集「海も」を御上梓されました。

だんご虫さんが、これまで南海放送ラジオの「一句一遊」に投句をされてきた中から、「金曜日」の優秀句と、「天」の最優秀句に輝いた句ばかり、56句を集められた句集です。

長年の精進高い実力があってこそ出せる、メモリアルな句集です。

私も同じさえずり句会の仲間として誇らしく思います。

春から始まり春で終わるという構成も素敵。

どれも金曜日に輝いた素晴らしい句ばかりですが、私の好きな5句を選んで短い評をつけさせてもらいました。

 

  日土野だんご虫「海も」より

標的にあらず春灯ぞこれは

「一句一遊」でも大変話題になった時事ネタの一句。

プーチンの耳元で叫んでやりたいような十七音です。春灯の中にある人々の平穏な団欒を壊さないで!

 

洋館の氷菓かすかに月の味

洋館の氷菓、そしてそれ月の味というのががなんともおしゃれで詩的。透き通るような微かな色合いも見えてくるよう。

 

頬灼いて子の負け様を見届ける

頰灼くという表現に実感があり、野外での野球やテニス等の応援を思います。負け様を見届けるといいつつも、最後の最後まで勝利を願う親の愛が伝わってきます。

 

八月の博物館の埴輪の眼

「は」で韻を踏む作り方がうまいです。八月という季語からはやはり戦争のイメージがあり、空洞のような埴輪の眼は虚無感にあふれているようです。

 

薄荷だけ残るドロップ冬茜  

カラカラと鳴るサクマドロップの缶。気づけば薄荷ばかり残っているというのは子供あるあるかと思います。白と赤の対比も効いていて、なんだか淋しさの気分もあるノスタルジーな一句。   

    

だんご虫さん(瑞木さん)、句集「海も」の御上梓、まことにおめでとうございます!

 

 

 

庭ではブッドレアが咲く季節になりました。

 

次々と色々な蝶が遊びにきてくれます。

モンキアゲハ

 

アオスジアゲハ

 

アカタテハ

 

ナミアゲハ

 

 

 

最近スイッチのゲームでボクササイズをやってます。

「フィットボクシング2」ってゲーム。

 

 

フック、アッパー、ダッキング等、これが結構運動になるんです。

今日の私のカラダ年齢は40歳でした。

喜んでいいものか否か。

昨日は31歳だったのに。。(笑)

コーチはカレン。

 

お洋服や髪色を変える事ができるらしく、こんな感じに変身してもらっちゃいました♪

かわいい〜。

また明日もがんばるぞ!

 

 

 

 

 

血族や蛍袋を刈り残す  さち

 

けつぞくやほたるぶくろをかりのこす