つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

出雲松江のバスツアーその1 「平成の大遷宮」の奉祝行事で賑わう出雲大社♪









19日、20日はママ友と出雲と松江を巡るバスツアーに行ってきました。

旅のメインは平成の大遷宮を迎えた出雲大社

出雲大社は縁結びの神様として知られる大国主命オオクニヌシノミコト)をお祀りしています。

遷宮とは修復した本殿に御神体がお還りになる事。

それによって神の力が更によみがえり

神域にふさわしい清浄さを保つ事ができるそうです。

今回の遷宮では主に面積約180坪厚さ約1メートルの御本殿の大屋根が

約60万枚の檜皮を使って5年がかりで葺き替えられました。

そして先日の5月10日、60年に一度の本殿遷座がおごそかに行われました。

本殿に再び大国主命のご御神体がお還りになった出雲大社では

6月初旬まで伝統芸能や能・狂言舞楽雅楽、演劇や朗読、コンサートなど

様々な奉祝行事が行われています。












波と玉に向かい合うドラマティックな大国主命の像




















夥しい数のおみくじをまとった巨木












御仮殿。 遷宮まで御神体の仮のお住まいであった所。



















楽殿。この日は結婚式も数件あったようです。

御仮殿よりも更に巨大なしめ縄があります。





















奥にクロスしているように見えるのがよみがえった御本殿の大屋根です。









八足門前。ここが最も御本殿に近く、ここでお参りします。





少し遠くからの方が御本殿の屋根がよく見えますね。










19日は雨でしたが驚くほど沢山の参拝の皆さんで賑わっていました。

雨は出雲大社にいるうちに次第に止んできましたが

この雨霧が更に幻想的で幽玄な趣を醸し出しているように思いました。









この日の奉祝イベントは東北は岩手の大浦神楽の皆さん。

なんと震災後初の大浦神楽とさんさ踊りの披露だったそうで

踊っておられた皆さんも感無量の様子ですばらしいひとときでした。











































この平成の大遷宮によって出雲だけではなく

山陰じゅうが元気になっているように感じました。












遷宮や夏の霧より黒き千木  さち