つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

パンダカラーのオジロアシナガゾウムシ&キタテハの登場&春の野山の草花たち♪









お天気は晴れ。

清見タンゴールの収穫が続いています。

光にあふれた気持ちのよい一日でした。

これで花粉さえ飛んでいなければ最高なのになあ。

午後は収穫の手を止めてラジオの音とともに黙祷しました。

あれからもう6年もたったのですね。








収穫中、旦那くんが「パンダみたいな虫がおったよ。」と

見せてくれたのがこの虫。

長い鼻からゾウムシの一種と思って調べてみると

やはりそうでした。



オジロアシナガゾウムシ













白と黒のパンダカラーに塗り分けられたこのゾウムシは

体自体は黒色で、鱗毛のはえた部分が白く見えています。

この配色は、鳥の糞に似せているのだそうです。

名前は、お尻が白く見えることと、前肢が長いところから付けられています。

このゾウムシは林縁や草原の、クズの葉上などで生活していて

ツル(茎)に産卵し、その部分は虫コブ化します。

幼虫はコブ内部を食べ成長し、空室になったところで蛹になります。

捕まえても逃げなくて、ゆったり動く所がなんだか愛らしいです。










あ!蝶だ!と思って近づくとキタテハでした。



キタテハ

私にとっての今年の初蝶はモンキチョウでしたが

だいたい毎年一番に姿を見せてくれるのがこのキタテハです。

裏翅にある小さな白いハートマークがチャームポイントなのですが

今日は翅を開いている所しか見れませんでした。

鮮やかで美しいですね。









春の草花達



オオイヌノフグリ





ムラサキケマン





トキワハゼ





オランダミミナグサ





ナズナ





ハコベ





ノゲシ





ハハコグサ春の七草ゴギョウ












消印はイスタンブール星朧  さち



けしいんはいすたんぶーるほしおぼろ