つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

明日には開きそうなノウゼンカズラの蕾&松山はいく「レトロ三津浜ぱくぱくはいく」後編♪




林の中で見つけたあぶく。

いったい何でしょう?





しとしとしとしと・・・

静かな雨が一日降っています。

雨の中、庭のノウゼンカズラの蕾がよくやく膨らんで

オレンジ色の花びらがちょろっとのぞいています。

きっと明日には開花するでしょう。

ノウゼンカズラには沢山のアゲハ達が遊びに来てくれるので

お花共々楽しみです♪














それでは遅くなりましたが先日21日のさえずり句会遠足

松山はいく「レトロ三津浜ぱくぱくはいく」後編をお届けします。





前編で紹介した「遠藤醤油」さんをあとにして・・

こんな町並みを歩きます。


















次のポイントは「あらかぶ塚」です。

左から

芭蕉塚(あらかぶ塚)、花之本大神碑、大原其戎居宅の跡碑。




あらかぶ塚





芭蕉塚(あらかぶ塚)」は1860年松尾芭蕉を深く尊敬していた

大原其戎が大可賀村の自庵の傍らに建てたものです。

花之本大神は松尾芭蕉の尊称です。

其戎の居宅は、実際にはこのモニュメントの場所から

少し北の石崎汽船本社ビル裏だったそうです。

あらかぶ塚左側面に松尾芭蕉

「しぐるゝや田のあら株のくろむほど」

の句が刻まれています。

正岡子規はこの大原其戎の事を「生涯ただ一人の俳諧の師」

であるとしていたそうです。









その次に立ち寄ったのは「堀本かまぼこ」










ちくわがおっきい!




かわいいかわいいミニすまき!

これをお土産にいただきました。
(ぱくぱくはいく特典☆)




頑固一徹の社長一押しの「ミニすまき」。

子供さんや女性にも食べ易い大きさです。

小さくても味は本物!

きちきちっとした食感がたまりません。











三津浜港に到着!



ここには「子規句碑」があります。




「十一人一人になりて秋の暮」

愚蛇佛庵で子規が漱石との五十日あまりを過ごした後

ここ三津浜から汽船に乗って東京へ帰る事になりました。

子規が上京する際、松山の俳句仲間10人が見送りに訪れました。

計11人による晩餐でしたが

船の出航が遅れ、やがては子規1人が残されてしまいます。

「秋の暮」がなんとも効いていますね。









その次のポイントは石崎汽船本社」です。










この建物を設計したのは、萬翠荘の設計者、木子七郎です。

大正13年1924年)6月着工、翌年1月に完成しました。

正面玄関に掲げられた社名「石崎汽船本社」は

右から左へと書かれていて建築された時代を物語っています。

今も現役というのが素晴らしいですね!










さて、おなかがすいてきましたよ。

美味しいものでもいただきましょうか。

こちらはお食事どころ「鯛や」










瀬戸内の天然鯛を使った絶品鯛めしを食べる事ができるお店です。

二階には三津濱資料館があって

昔の三津の様子をかいま見る事ができ

いかにこの地が俳句の先進地であったかを知る事ができます。

レトロなお店の中。
















庭の奥にあるのが「連理の木」

分かれた枝が再び合致しています。

どうやら縁結びのご利益のあるパワースポットのようですよ。









ここでは大きなおむすびの鯛飯をいただきました。
(ぱくぱく俳句特典☆)




中央部分にごろっと大きな鯛の身が入っています。

うま〜♪












最後に乗ったのは「三津の渡し」です。













正式名称は「松山市道高浜2号線」

朝7時から夜7時まで人や自転車を渡してくれます。

ボタンを押すと船が来てくれます。

無料で乗船できるのも嬉しいですね。

これ、一度乗ってみたかったんです。

乗れて嬉しいです〜♪








これにて「レトロ三津浜ぱくぱくはいく」は終了です。

美味しかった〜♪そして楽しかった〜♪

沢山の特典(みそ松風、醤油、ミニすまき、鯛めし)がついて

更に豊富な知識のガイドさんに案内して頂いて、たったの3000円!

とってもお得なプランでしょ?

しんじゅさん、お世話になりました!




松山はいくブログはこちら↓

松山の観光地・名所をまち歩き「松山はいく」











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