お天気は曇りのち雨。
今日は今年初の摘果をしました。
摘果とは果実を太らせるために傷のある果実や多すぎる果実を間引く作業です。
みかんの実はまだまだ1、2センチくらいの大きさです。
春に高知のまほろば句会を訪ねた時、道の駅「小田の郷せせらぎ」でかわいらしい苔玉を2つ購入していました。
毎日お水をあげて、かわいがっていたところ…
半月ほど前にギボウシの方の苔玉からすうっと薄緑の穂が出て来たのです。
初めは新しい葉っぱかな、と思っていたのですが、数日たつと穂の先がふっくらとしてきて、どうも蕾のある花穂だという事がわかってきました。
これはお花が咲くかも!と思い楽しみに待っていたのです。
そして!ようやく待ちに待ったお花が咲きました。
薄紫色の涼しげなギボウシのお花です。
まさかこんな小さな苔玉がお花を咲かせてくれるなんて!
嬉しい驚きを感じつつ苔玉ちゃんに感謝しております。
ではでは、先日の旅の後半、京都編の様子でも。
宿泊したのは京都駅のすぐ近くのホテルです。
午前4時に目が覚めました(笑)
いつもくーに起こされている時間です。
ホテルに泊まった時くらいゆっくり眠ればいいのにね〜。
まいっか。
朝風呂に入った後、近所をお散歩してみる事にしました。
たしか駅の北側には西本願寺があったはずです。
なんとはなしに北に向かって10分ほど歩いてみると、道路の向こうに大きな門が見えてきました。
スマホも持たない方向音痴の私でも無事たどり着く事ができました〜。
御影堂門をくぐると広大な境内が広がっています!
目につくのは天然記念物の樹齢400年の大銀杏。
普通の銀杏は上に向かって縦に伸びていくものですが、この銀杏は根っこを横に広げたような形をしていて「逆さ銀杏」とも呼ばれていてとても珍しいのです。
昔本願寺に火災があった時にこの銀杏から水が噴き出し、火を消したという伝説から「水吹き銀杏」という別名もあるそうです。
早朝とあって人も少なくしっとりと静寂に包まれています。
向かって左側は御影堂、右側は阿弥陀堂(本堂)(どちらも国宝)です。
なんと巨大な社殿でしょう。
ゆっくりとお参りをして、帰りは阿弥陀堂門から。
阿弥陀門は金具や金箔押しの補修が行われていて豪壮な佇まいとなっています。
毎月16日は親鸞聖人のご命日です。
早朝散歩から帰り、ホテルをチェックアウト。
朝食は駅前の地下街ポルタのイタリアン「モンテロマーノ」でモーニングを。
えびとアボガドのパニーニ
えびもアボガドもどっちも大好き♪
朝食後は娘達と京都駅前烏丸口の京都定期観光バス乗り場へ。
帰りの飛行機の時間もあるので定時に帰着できる観光バスはとてもありがたいのです。
いつも楽しく利用しています。
今回予約していたのは
京の紫陽花、両横綱をたずねて 東の「三室戸寺」、西の「善峯寺」
というコース。
まず朝一は高速に乗って宇治のお山の三室戸寺(みむろとじ)へ。
三室戸寺は観音応現の霊地であり、光仁、花山、白河三天の離宮であったため、三室戸寺と称する事になったそうです。
ここでは曇り空でしたがまだ雨は落ちていなくて、落ち着いて見て回れました。
ゆるやかな傾斜のある紫陽花園はとても広くて、春にはツツジやシャクナゲも楽しめるようです。
珍しい紫陽花も色々とありましたが、ここの見所はハートの形の紫陽花です。
そして気になるのは茶店のスイーツ!
茶店には綺麗でかわいらしいお菓子がいっぱい。
三人とも、紫陽花の白玉あんみつを選びました。
淡いパステル色の白玉に小豆もふっくらしていて紫陽花部分はぶどうのゼリーのよう。
土曜日で、紫陽花もちょうど見頃ということもあり、多くのお客さんで賑わっていました。
蓮の咲く7月13日には「ハス酒を楽しむ会」という気になる行事もあるそうです♪
隠元豆や煎茶、西瓜、蓮根、木魚等はこの隠元禅師によって中国から日本へともたらされたものだそうです。
こちらで戴いたのは「普茶」というお料理です。
普茶とは「普く(あまねく)大衆と茶を共にする」という意味で、上下の隔たりなく一卓に座し和気藹々のうちに料理を残さず戴く」という事だそうです。
生麩や湯葉などなど京都らしい具材もあり、見た目の美しさも楽しみつつお料理を堪能しました。
午後は善峯寺(よしみねでら)へ。
京都西山、西国二十番札所である善峯寺は、昔JR東海の「そうだ 京都、行こう。」のCMで、京都の誇る桜と紅葉の名所として登場しているお寺だそうです。
こちらに着いたあたりから土砂降りの雨。
それなのに駐車場から紫陽花園まで急な坂道を延々と歩かねばならなくて、滑らないように気をつけながらの道中でした。
紫陽花園は高低差があって、高台にはプチ清水の舞台みたいな場所もあり、広く見渡すことができます。
さすが京の紫陽花の横綱と言われるだけのことはあるなあと感心しました。
紅葉や桜の頃にもぜひ訪れてみたいお寺です。
せっかく紫の紫陽花色の麻のワンピースを着ていたのに、この雨で裾からグラデーションのように濡れてきてしまいました。
あ〜あ。。
でもでも、こんなお天気だったからこそ、娘達との京都の旅はいっそう思い出深いものになりました。
京都駅でHと、伊丹空港でMと握手をして別れ、ほっこりした気分で帰路についたのでした。
伊丹空港を発つ頃にはワンピースも乾いていました。
さすがは麻だね。
伊丹空港で食べた「かつくら」のエビフライ
衣の軽さと海老の確かさに驚きました。
今までの人生で食べたエビフライの中で一番です⭐︎
また行こっと♪
六月の誰かがかじってなめた月 さち
ろくがつのだれかがかじってなめたつき