つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

おけましておめでとうございます&やわらかき御降(おさがり)の中のさんぽ&第6回ハタダ帰省俳句大賞の結果は?!



あけましておめでとうございますo(^-^)o

いつもお忙しい中、当ブログに訪れて頂いてありがとうございます。

あなたにとって素敵な一年でありますように。。(。-人-。)







元旦は厚い雲に覆われて時折やわらかい雨の降る静かな一日でした。

今年は来客もなく家族だけのお正月です。

朝と夕、くーのさんぽにおでかけした以外は一日家でゆっくりさせてもらいましたヾ( ´ー`)






















    ことしもよろしくなのだ
   











元旦の新聞というと「ハタダ帰省俳句大賞」の発表があります。

では新年早々優秀賞、最優秀賞に選ばれたみなさんの御句を紹介したいと思います(*゜▽゜ノノ゛☆




第六回ハタダ帰省俳句大賞「お正月編」

まずは優秀賞から




子等帰る日の買い出しや鰤片身  ポメロ親父


極月の上野のにほひ連れ帰る  桜井教人


「おかえり」もそこそこに注連飾れと言う  鞠月


ふるさとへあと一駅の今年かな  稲穂


旧姓と綽名と伊予弁待つ場所へ  ちろりん


初凪や子の着く朝の長汽笛  上野隆史


ふるさとや山河どっしりお元日  渡辺瀑


目覚めれば元旦ふるさとの布団  西原みどり


初日の出ひいばあちゃんちの和菓子かな  野村有花


正月の家ふくらんでゐるやうな めいおう星


年玉を持ちて鉄砲玉帰る  八十八


餅焼いて小言いふのも楽しけれ  朗善


帰り来し子の事記す初日記  とりとり


古着きて家の娘となる炬燵  今比古


母ばかり門に手をふる三日の夜  小池亀城


紙オムツ山と残せる四日かな  あねご




そして栄えある最優秀作品は!!!



掛け算を孫に雑煮の餅の数  一走人



優秀賞のみなさん、そして大賞の一走人さん、おめでとうございます\(^_^)/

あたたかい大家族の中のほのぼのとした光景が目に浮かびます。

そしてどの作品にもふるさとのやすらぎや家族のしっかりとした絆が感じられますね。




副賞はハタダのお菓子の詰め合わせだそうです。

うらやましぃ〜Oo。。( ̄¬ ̄*)










御降やぴょんぴょんぴょんぴょんと子犬  さち