つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

娘Hのリサイタル「世界周遊」を聴くために大阪へ♪





今日はサクソフォン奏者、娘Hのリサイタルの日。

場所は大阪の東成区民センターです。

早朝一人で高速バスに乗って梅田へ出発。

夕方には地下鉄今里駅で末っ子Mとも合流しました。

着いてみると、東成区民センターは新築の建物で

素晴らしいホールが備えてあり驚きました。

受付前にはすでに開場を待つお客様の長い列ができていました。





主催者はHが大阪の学生時代に音楽療法としての演奏をする為に通っていた

指定介護老人福祉施設「ハミングベル中道」様です。

娘の為に本当にありがとうございます。

素晴らしいご縁に感謝するばかりです。





今回のテーマは「世界周遊」


ルーマニア民族舞曲  ベラ・バルトーク
第1曲 杖を使う踊り
第2曲 飾り帯をつけた踊り
第3曲 足踏みの踊り
第4曲 プチュムの踊り
第5曲 ルーマニアポルカ
第6曲 速い踊り  


練習曲第12番XYL(パラフォン2)  クリスチャン・ロバ
(これはアフリカの曲なのですが演奏をしながら息を吸うという超絶技巧の披露がありました)


アルトサクソフォンとピアノのためのソナタ  ウィリアム・オルブライト
第1楽章 2声のインヴェンション
第2楽章 ラ・フォリア・ヌーヴァ:ジョージ・カシオポへの追悼曲
第3楽章 スケルツォ「Willo the wisp」
第4楽章 叙唱ーマッド・ダンス


オウディウスによる6つのメタモルフォーゼOP.49  ベンジャミン・ブリテン
第1曲 パン、彼が愛したシュリンクスであった葦の笛を吹く牧神
第2曲 ファエトン、太陽の馬車を制御できずに雷に打たれ川に墜落する太陽神の息子
第3曲 ニオベー、14人の子供の死を悲しみ石に転身するテーベの王女
第4曲 バッカス、彼の響宴は女達と男達の騒がしい声に溢れている
第5曲 ナルシッサス、泉に映る自分の姿に恋に落ち、水仙の花に転身する美少年
第6曲 アレトゥーサ、川の神アルペイウスから逃れるため泉に転身する精霊


コル・二ドライ Op.47  マックス・ブルッフ


ホット・ソナタ Op.70  エルヴィン・シュルホフ




アンコール曲は「故郷」




伴奏をして下さったのは安田結衣子さん。

パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科を卒業し

現在は東京藝術大学音楽部の先生をされています。









素晴らしかった☆

前回のリサイタル「パリからの便り」からの大きな成長を感じました。

満員盛況、ありがとうございました。











潰れたるトウシューズ百囀れよ  さち