つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

出石寺の霧の中の紫陽花&奥伊予の奇祭「どろんこ祭り」の牛の代かき♪



お天気は晴れ時々曇り。

むふふ、今日はちょこっとおでかけしてきました。

朝は紫陽花を見に出石寺のお山へ。

ここは下界より気温が低く1月おくれの紫陽花を楽しめる

紫陽花の名所として有名な場所なのですが

今年は何故か花が少なめでちょっと残念でした。

写真は咲いている所を探して撮りました。

でも霧の中の紫陽花はなかなか素敵でしたよ。




















その後は城川町の奥伊予の奇祭「どろんこ祭り」へ行ってきました。

このお祭り、前から気になっていましたが行くのは今回が初めて。

197号を走り、思ったより早く現地に到着しました。

城川町、案外近いんですね。

「牛の代かき」が始まるのは12:30〜。

まだ2時間もある・・。

桟敷席の一番下に座ってその時をじっと待ちました。

こんなおやつを食べながら・・



バリィさんのいよかんチロルチョコ



いももち



ポテト




かき氷





暑そうな旦那くんにかしてあげたしろくまピースのタオルマフラー☆





回りにはすでに大きなカメラや三脚を持った人達がずらり。

私はちっこいコンデジしか持っていませんが頑張りま〜す!



いよいよ「牛の代かき」が始まりました。
















機械化の進んだ今では見られなくなった牛による勇壮な代かきです。

横一線に並び、ぐいぐいと力強くかき上げると田んぼは泥の海。

代かきにもいろいろな流儀があり、この地方に伝わる伊勢流の鍬本など

そのかき方は48通りもあるそうです。

なかなかうまく1列にならなかった事もありましたが

7頭の牛がきれいに並んでこちらに向かってくる様は

本当に感動的で胸を打たれました。

この牛達は普段は肉牛なので、このように歩く事には慣れていません。

だから相当な練習を積んでこのお祭りに出場するそうです。

この練習によって牛の体重もぐんと減ったりするのだとか。

牛の代かきの時間は約1時間もあって色々な進み方を見せてくれます。

この演技が終わる頃には、人も牛も本当にくたくたの様子で

お疲れ様!ありがとう!という気持ちで一杯になりました。

牛さん達、おいしいごほうびをたくさんもらってね。



ピンクのカッパがいる!



牛を応援しています☆



「どろんこ祭り」の続きはまた次回の記事で♪











蟷螂のなんと瑞々しく怒る  さち