つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

笑うみかん&ヤクシソウとシロヨメナとチャとヤマハッカとミゾソバ&初めてのハンミョウとの出会い♪







お天気は晴れ。

三連休はずうっといいお天気。

こんな日におでかけできたら気持ちがいいでしょうね。

今日も極早生みかんの収穫です。

今年は小雨で小玉が多かったのですが

何故か色付きがよくて収穫もはかどりました。







あはっ たべられちゃった♪ みたいに笑ってます〜♡







秋の草花です。


ヤクシソウ

キク科オニタビラコ

花は上を向いて咲きますが花後はうなだれて下向きとなります。

白い乳液が出ることからチチクサ(乳草)とも呼ばれています。

若菜は食用になるそうです。






シロヨメナ

キク科シオン属

ヤマシロギクかシロヨメナか迷いましたが

花が小さい事からシロヨメナだと思いました。

シオン属は似たものが多く互いに交配したりもするので

見分けるのは難しいようです。






チャ(茶)

ツバキ科ツバキ属

チャノキには大きく分けて中国型とインドのアッサム型があり

中国型は低木で2〜3mの高さに留まりますが

アッサム型は生長すると10mを越す高木になります。

このあたりでよく見かけるのは中国型のようです。

葉を加工したものが緑茶やウーロン茶や紅茶になりますが

大気汚染にも比較的強く庭木や生垣などにも利用されています。






ヤマハッカ

シソ科ヤマハッカ属

生え方と花の色からぱっと見るとアキノタムラソウに似ていますが

よく見ると舟型の花がねずみの顔みたいな形をしているのです。

かわいらしいですね。

ハッカとありますが特に匂いはないように思います。






ミゾゾバ

タデ科 イヌタデ

湿地の高い場所を好みます。

ママコノシリヌグイ(キラボシイバラ/さち命名)と花はそっくりですが

棘が目立たない事と葉が三角でない事からミゾソバだと思いました。

この葉の形から「牛の額」という別名もあります。












そして、今日はなんと初めてハンミョウを撮る事ができました。

今日の園地が我が家で最も標高の高い場所だったからでしょうか。

そっと近寄ってもあっという間に少し離れた場所へ飛んで行きます。

もう少し接近したかったけれどこれが精一杯でした〜。




ハンミョウ



















体が赤、青、緑に輝く、脚の長い美しい甲虫です。

鋭い大顎を持ち他の昆虫を捕らえて食べます。

人が近づくと地面から飛び立ち、数m先の地面に止まり

これをくりかえすので「道教え」とも呼ばれています。

タマムシと双璧をなす憧れの虫、ハンミョウに出会えて

とても嬉しかったです。











斑猫や遥に匙型の入り江  さち