つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

石地温州の収穫&杉さん達ありがとう&海田さん「天」おめでとうございます♪





お天気は晴れのち曇り。

お山の雪もだいぶ融けて今日は石地温州の収穫です。

寒波で痛んだ果実を摘み落としつつ

実全体を点検しながら収穫しました。

石地温州は果皮の柔らかい早生蜜柑と比べると

ぱーんと張った強い果皮を持っていて、浮き皮にもなりにくいのです。

そのせいか、果実は思っていた程には痛んでいませんでした。

(もちろん摘み落としたみかんも多数あります)






それに、石地園のすぐ近くには杉の大木の林が隣接していて

その大木達が寒波の暴風からみかんを守ってくれていたようです。

なぜなら杉林に近いほど無事なみかんが多かったんですもの。

普段は日光をさえぎるので疎ましく思っていた杉林でしたが

今回はとてもありがたかったです。







せいたかのっぽの杉さん達、みかんを守ってくれてありがとね♪



そんな晴れのみかん山で、ラジオから流れてきたのは

「夏井いつきの一句一遊」

今日は金曜優秀句の発表です。

今週の兼題は「磯」

そしてその金曜日の最優秀句である「天」を獲得したのは

われらがさえずり句会の若手ホープ、独特の世界感を持つ海田さんでした。

海田さん、おめでとうございます☆

今夜は勝手に祝杯だー☆



『天』  磯鋼色なれば木枯の産道  八幡浜日土・海田












摘み採る蜜柑摘み落とす蜜柑かな  さち