今日は久しぶりの雨。
午前中出荷に行ったあとは里芋をことこと煮たり
本を読んだりして時間が過ぎて行きました。
俳句関係のいろんな〆切に追われていたこの1週間だったのですが
それもやっと片付きほっとしています。
旅レポート9
ヴァンセンヌ城
娘はパリの東にあるヴァンセンヌ (Vincenne)という街で暮らしています。
ヴァンセンヌは歴史の古いとても美しい街です。
彼女の部屋は木の螺旋階段のある、レトロでシックなアパートです。
このアパートの近くにホテルをとってもらい、フランス滞在中はそこに連泊しました。
クラシックな内装のとても居心地のよいホテルでした。
部屋にあるコンセントは穴がまんまるのこんな形。(コンセントの形はスイスも同じでした)
カメラや携帯の充電機用に、変換プラグは数種類持って行きましたがこれが合いました!
電気製品や充電器等に100V - 240Vと表示のあるものはこのプラグだけで大丈夫ですが、表示の無いものは更に変圧器が必要になります。
ヴァンセンヌ城
ホテルから歩いてすぐの所に、この地名の由来となったヴァンセンヌ城というとても古いお城があります。
ヴァンセンヌ城は14世紀から17世紀にわたるフランス王の居城です。
もとは狩猟用に使うロッジとして1150年ルイ7世のために建てられました。
その後十字軍の頃には要塞となり、フィリップ6世は城中央に巨大な塔、ダンジョンを築き始めました。
その塔は52mで中世で一番高くて頑丈な構造だったそうです。
またヴァンセンヌ城は要塞としてだけでなく、フィリップ3世(1274)、フィリップ4世(1322)のように、このお城で結婚式を挙げた王もいて、14世紀の王達は皆ここヴァンセンヌ城で生まれています。
17世紀にヴェルサイユ宮殿が注目を集めると、ヴァンセンヌ城は多くの重要人物などが収容される牢獄の役割も果たして行きます。
中央の高い塔がヴァンセンヌ城のシンボル、ダンジョンですね。
ヴァンセンヌ城のサント・シャペル
1379年、シャルル5世が、パリ シテ島にあるサント・シャペルをモデルに建設を始めたもので、正面入り口のレリーフは、ゴシック・フランボワイヤン様式の傑作と言われています。
散歩をしながら近くのスーパーでサンドイッチを買って、このお城のそばのベンチで食べたりもしました。
銀木犀に一番近い娘の扉 さち