つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

アサギマダラ50頭飛来&五十の国楽し&『週俳9月の俳句を読む』♪









お天気は曇り時々晴れ。

今日もちょきちょき、元気に極早生みかんの収穫です。

朝晩はぐっと冷え込むようになってきました。

みなさん、風邪などひかれないようあったかくしてお休み下さいね。










庭のフジバカマは今日も沢山のアサギマダラで賑やか♪

お昼には今年一番の飛来数を記録しました。

昨日は句友の瀑さんご夫婦、今日は砥部のおねえさん夫婦が

アサギマダラを観に来て下さいました。

とっても嬉しいです。



10月11日 正午 アサギマダラ50頭
































先日アサギマダラの来訪をお知らせするお便りメールを

夏井いつき組長にお送りしていたのですが

昨日の組長ブログに特派員レポートとしてその写真を載せて頂いていました。
http://100nenhaiku.marukobo.com/?day=20161010

お忙しい中拙い写真を取り上げて頂き感激です。

50になった時に組長に詠んで頂いた一句に

いつも元気を戴いている私です。

組長、ありがとうございます!



秋蝶を放ち五十の国楽し  夏井いつき













触角をきゅうんとしごく秋の夜  さち



しょっかくをきゅうんとしごくあきのよる













触角をきゅうんとしごく秋の夜  さち
「触角」があり、それを自ら「しごく」秋に見られる動物とは、やはり秋の虫だろうか。観察したことが無いから判らないが、蟋蟀や鈴虫などは長い触角を掃除するために「しごく」のかもしれない。作者は虫籠に入れた虫をつぶさに観察しているのだろうか。この句では、なんと云っても「きゅうん」という擬音が独特で、力強く、生命感がある。(しなだしん)



この触角の句は先日週刊俳句の結社競詠「澤」対「街」

タイトル「秋服」の中の私の一句でしたが

今週の【週俳9月の俳句を読む】において

しなだしんさんが鑑賞をして下さっていました。

ありがとうございます。

週刊俳句 Haiku Weekly

他にも今井肖子さんと瀬戸正洋さんも私の句を鑑賞して下さっていて

とてもうれしくはげみになりました。