つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

ミヤマカワトンボの登場&和歌山の旅3日目以降 那智の滝から白浜へ♪

 

 

 



 

お天気は晴れ。

いいお天気が続きそうで嬉しいですね。

今日は柑橘のサンテをじゃんじゃん洗濯しています。

よく乾きそう♪

 

川沿いでは今年初めてミヤマカワトンボの姿を確認しました!

豪雨災害の復旧工事がようやく終わり、以前とは環境が変わってしまったので、ミヤマカワトンボが見られるか少し心配していたのです。

よかったよかった。

ミヤマカワトンボ(♂)

 

美麗なカラスアゲハが吸水していて撮らせてくれました。

カラスアゲハ

自然の美にうっとりです。

 

 

 

それでは和歌山旅の残りを一気にぎゅぎゅっとどうぞ。

和歌山3日目の朝は那智勝浦「ホテル浦島」の天然洞窟風呂、玄武洞の朝風呂から。

朝5時過ぎに玄武洞に行くと、海に面した洞窟風呂からは、ちょうど朝日が昇る所を見る事ができたのです!

もう最高の気分でした。

その時の朝日をお部屋に仕掛けておいたタイムラプスでどうぞ♪

www.youtube.com

「ホテル浦島」はお食事も温泉も楽しめる、歴史あるお宿でした。

 

 

ホテルをチェックアウトして向かったのは、那智の滝の手前にある大門坂駐車場です。

ここに車を置いて、大門坂を少し上がった所に大門坂茶屋さんがあります。

ここでは平安装束のレンタルができて、着付けもして頂けるのです。

ガイドブックでその姿を見て、わ〜素敵♪と思っていました。

大門茶屋では親切な女性の方が迎えて下さいました。

衣装を選び、着付けをして頂き、そのままの格好で歩いて那智の滝に向かいます。

夫婦杉前

道中、多くの方々に「写真を撮ってもいいですか?」と聞かれたり、中には「一緒に写真を撮って下さい!」という方もおられてびっくり。

なんとも嬉し恥ずかしの非日常な体験を楽しむ事ができました。

勇気を出してチャレンジしてみてよかったです。

大門坂茶屋を出発して、熊野那智大社那智の滝を巡り、また帰ってくるまで大体2時間半くらいでした。

 

熊野那智大社

 

那智山青岸渡寺

薄いベールを纏ったようなこの笠が好きでした。

 

青岸渡寺三重塔と那智の滝(右端)

 

那智の滝

 

石段を上り下りする時に、草履の鼻緒がちょっと痛かったけれど、着物は全く苦しくありませんでした。

大門坂茶屋さん、お世話になりました。

何よりシャイな旦那くんが平安コスプレに付き合ってくれたのが嬉しかったです。

彼もすっかり「やんごとない人」になりきっていてみたい(笑)

大門坂茶屋の平安衣装体験、おすすめです。

これで熊野三山全てを参拝しました。

 

 

その後は、白浜に向かって海岸線のドライブです。

道中の絶景ポイント、串本の「橋杭岩

串本から大島に向かって、約850mにもわたり、大小40ほどの岩柱がそそり立っています。

その海による侵食の様子が、橋の杭部分のみ残っているように見えることから、橋杭岩と呼ばれているそうです。

この日は潮が引いていたけれど、満ちているともっと違った景色になりそうです。

 

 

そして、本州最南端「潮岬」に立つのは潮岬灯台

 

なんと灯台の中に入る事ができました。

 

最後の階段はまるで梯子のような急勾配です。

 

灯台からの景色。

 

近くには神社もありました。

 

駐車場にいた立派な鶏さん。

 

 

それからこの日のお宿、白浜の「むさし」へ。

「むさし」の目の前には白良浜があって、円月島もすぐ近くという立地の良さです。

ここは昔、Mと一緒にアドベンに行った時に宿泊した懐かしいお宿。

当時はリーズナブルなお部屋に泊まりましたが、今回は特別な旅なので、グレードアップして「和亭(なぎてい)」のお部屋を選びました。

和亭の良さは、窓からの景色が良い事、広いお部屋、凝ったアメニティ、色浴衣のサービス等、色々とありますが、何より素晴らしいのは屋上にある特別な露天風呂「天空」を利用できる事です。

お部屋からは白良浜ビュー!

 

チェックインしてまず一番に「天空」へ。

天空には専用のフロントがあり、行く度に新しいバスタオルを渡してくれます。

入ってみると、他にお客さんはいなかったので、「天空」を独り占めでした♪

お風呂からは美しい海と空、遠くには円月島が見えます。

ゆっくりと景色を楽しみながら温まりました。

お風呂の後は、和亭専用のラウンジへ。

ここでは自由に飲み物を楽しむ事ができます。

ビールサーバーがあって、ビールも飲み放題!

2杯も飲んじゃった♪

 

ラウンジを出た後は、近所を散歩してみる事に。

白良浜を散策。

 

そのまま円月島の方へ。

雲がだいぶ切れてきました。

 

ひょっとすると、円月島の丸い穴にに夕日が入る所が見られるかもしれません。

日が落ちるまで足湯に入ったり、どの場所がいいポイントかを探しながら、防波堤や海岸線を行ったり来たりしながら待ちました。

 

ギャラリーもどんどん増えてきましたよ。

いい感じです。

 

さあ、夕日は穴に入るかな?

 

あれ?消えちゃった。。

 

調べてみると、春分の日秋分の日の前後数日のみ夕日が入る、という情報もあり、この時期には元々穴には入らなかったのかもしれません。

旦那くんは地図を見て、ひょっとすると室戸岬に隠れたのかも、と言っておりました。

確かに。

でも、これでも十分絶景ですよね。

ブラボー!



 

 

むさしの夕食はバイキングを選びました。

ステーキと天ぷらはその都度調理して熱々なものを届けてくれるし、品数も豊富でたっぷり美味しく戴きました。

 

 

 

旅の4日日は、まず白浜の岩礁の絶景スポット、二ヶ所を巡りました。

千畳敷

 

このあたりなんかまるで違う星に来たみたいです。

 

でも落書きがとっても多かったです。

岩が柔らかいのでしょうか。

傷つけちゃダメですよ。

 

 

三段壁

 

ここには白い猫ちゃんがいました。

人懐っこく、旦那くんにごろごろ甘えていました。

お顔を良く見ると、お耳の先に小さくカットされた形跡がありました。

さくら猫(去勢された地域猫)だったんですね。

 

 

そして、アドベンチャーワールドへ。

「むさし」で、アドベンの割引チケットが買えたのでよかったです。

平日で今にも雨が降りそうなお天気でしたが、修学旅行生が多くて、結構賑わっていました。

 

まずは楓浜ちゃんのところへ。

楓浜は四月の初旬にお母さんから独り立ちしたばかりです。

楓浜人気は大変なもので、すぐに人だかりができて、「前列の方は後ろの方と交代して下さい」と何度もアナウンスが入っていました。

私も楓浜が生まれてから、毎日配信されていた YouTubeの動画を、日々チェックするのを楽しみにしてきました。

本物の元気いっぱいの楓ちゃんに会えて嬉しかったです。

 

パンダの後はケニア号でサファリワールドへ。

 

その後は、ホッキョクグマのライトくんに会い海獣館へ。

彼が赤ちゃんの時に会って以来です。

2014年1月(生後59日齢)

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ライトくんは人工哺育でしたが、立派な雄に育ちました。

同じ人工哺育で育ったピースのいるとべZOOから、そのノウハウを伝授されたと聞いた事があります。

おやつタイムの様子

www.youtube.com

おやつを食べた後で、そおっとプールのふちを歩いて去って行く所がかわいかったです(笑)

ライトくん、これからもどうか元気でいて下さい。

 

それからビックオーシャンのショーへ。

 

昔と比べるとイルカの数が減った気がします。

それでも頑張るイルカ達と飼育員さんに拍手!

後はお土産屋さんを見て、白浜を後にしました。

この日だけ午後から雨になったのでした。

雨の中、白浜から和歌山市へ移動。

 

その夜は和歌山城のお隣のホテル「ダイワロイネットホテル和歌山」に宿泊しました。

城ビューのお部屋です。

 

 

旅の5日目の朝は和歌山城をお散歩。

 

右の茶色い建物がダイワロイネットホテル和歌山。

 

お城の見えるレストランで朝食バイキング。

 

後は安全に家に帰るのみです。

 

あちこちのSAで休みながら、夕方には無事家に到着しました。

道中「モンベルアウトドアオアシス石鎚」に立ち寄れたのも嬉しかったです。

モンベルは SOU・SOUの次に好き。

5日間の走行距離は約1000Km。

新緑の中の気持ちの良いドライブでした。

旦那くん、運転ありがとう。お疲れ様。

 

食道がんの後遺症から胃ろうになった旦那くんですが、先日の食道の狭窄部分を風船で広げた処置の経過が良く、その後ほぼ普通のお食事ができるようになっています。

今回の旅で久しぶりに一緒にお料理を楽しむ事ができたのは、何よりもありがたい事でした(涙)

これもお遍路結願のおかげでしょうか。

先週、日赤で受けた私の血液の再検査も問題無しでした。

たった3000だった白血球が4900まで増えていて、貧血も回復していました。

きっと旅行中に美味しいものを沢山戴いたのと、ひじきとプルーンをたっぷり食べたのがよかったのでしょう。

ありがとうございます。

和歌山の旅、最高でした♪

 

 

 

 

 

光り合う月と花蜜柑の雌蕊  さち

 

ひかりあうつきとはなみかんのめしべ