つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

モネの庭のチョウトンボとルリモンハナバチ♪

 

 

 

f:id:sattisatisatti:20210724192120j:plain
 

 

 

お天気は晴れ。

今日は草刈りをしました。

少し前にみかん園に除草剤を散布していたのですが、屈強なオオアレチノギクだけは枯れてはくれませんでした。

そろそろ園地にマルチシートを被覆する時期なので、大きな草は邪魔になります。

仕方なく枯れ残ったオオアレチノギクを草刈り機で刈り倒す事に。

真夏の草刈り機での作業は本当に過酷。

頑張った自分を褒めてあげます。

 

 

 

さて、梅雨明け直後の7月19日から21日まで、再び歩き遍路の旅に出かけておりました。

今回は28番札所大日寺から34番札所種間寺まで、高知の中心部にある7ヶ寺を巡ってまいりました。

極暑の中の厳しい厳しい道のりでした。

南国市の句友、まっことマンデーさんのお宅にもお邪魔させてもらっちゃいました♪

その他にも色々な出会いが☆

その様子はまた時間のある時に更新したいと思います。

 

 

 

参拝の後は、遠方を迎えに来てくれた旦那くんの休養の為に安芸市に一泊し、翌日はまた北川村の「モネの庭」を訪ねてみました。

今回は私の憧れのチョウトンボとルリモンハナバチに出会う事ができました。

 

それではモネの庭の様子をどうぞ♪

f:id:sattisatisatti:20210724191549j:plain

 

ピンク色のミソハギが見頃。

f:id:sattisatisatti:20210724191732j:plain

 

スイレン

f:id:sattisatisatti:20210724191643j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191629j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191615j:plain

 

室戸周辺でよく見かけたリュウゼツラン。

f:id:sattisatisatti:20210724191655j:plain

 

花が咲くのは数十年に一度。

f:id:sattisatisatti:20210724191709j:plain

 

ギンヤンマの産卵

f:id:sattisatisatti:20210724191602j:plain

 

ハンミョウ

f:id:sattisatisatti:20210724191723j:plain

 

ベニトンボ

f:id:sattisatisatti:20210724191752j:plain

 

そしてそして、憧れのチョウトンボ!

f:id:sattisatisatti:20210724191538j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191532j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191745j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191938j:plain

 

美しい〜。

f:id:sattisatisatti:20210724191803j:plain

 

こちらは幸せを呼ぶという青い蜂、ルリモンハナバチ!

f:id:sattisatisatti:20210724191854j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191910j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191846j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191915j:plain

 

魅せられてしまいます。

f:id:sattisatisatti:20210724191905j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191835j:plain

 

カフェ「モネの家」で戴いたのは「モネのビーガンプレート」。

f:id:sattisatisatti:20210724191810j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210724191824j:plain

  • 田舎ちらし寿司(北川村の米と柚子)
  • べジフリットタヒニソース和え(春野豆匠庵の豆乳使用)
  • なすのたたき風マリネ(高知県東部のなすと北川村柚子)
  • 焼き野菜にベジチーズ(ベジチーズはふりかける酒粕で安芸虎の酒粕使用)
  • ドライフルーツのサラダ(春野豆匠庵の豆乳と海外のオーガニックのドライフルーツ)
  • 甘辛芋チップ(高知県産ジャガイモ又はサツマイモと芸西村の黒糖)
  • サツマイモの黒糖羊羹(芸西村黒糖と寒天を使用)
  • 土佐和紅茶(安芸市入河内産のやぶきた茶使用)

 

高知産の逸品がぎゅぎゅっと詰め込まれていています♪

美味しかったです〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

大荒地野菊地球を席巻す  さち

 

おおあれちのぎくちきゅうをせっけんす

 

 

 

 

 

ツバメの雛の巣立ち&手ぬぐい大好き&今日のルル♪

 

 

 

f:id:sattisatisatti:20210715205517j:plain

 

 

 

お天気は晴れのち曇り。

今日も地味に極早生みかんの摘果をしました。

午後は黒い雲が湧いてきて、雷でラジオがピシピシ!

今にも雨が降り出しそうだったけれど、結局降らず、夕方までたっぷりお仕事ができました。

極早生みかんは今年は実が多いので、摘果は中々大変です。

 

 

 

今朝、ツバメの雛が巣立ちました。

巣が空っぽになっていると聞いて外に出てみると、庭の上空を沢山のツバメ達がすいすいっと旋回していました。

それもとても嬉しそうに、元気いっぱいに☆

 よかったよかった。

これは昨日撮った写真です。

結局6羽いたのかな。

f:id:sattisatisatti:20210715205809j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210715205636j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210715205658j:plain

ツバメのとうさんかあさん、お疲れ様。

 

 

 

 

ウバユリ

f:id:sattisatisatti:20210715205726j:plain

 

ヤイトバナ

f:id:sattisatisatti:20210715205626j:plain

 

ヤブミョウガ

f:id:sattisatisatti:20210715205755j:plain

 

ウスバキトンボ

f:id:sattisatisatti:20210715205743j:plain

今頃空を群れて飛んでいるのはほぼこのトンボ。

 

 

 

SOU・SOUの手ぬぐいが大好きなんですが、MacBookのカバーとしても使っています。

f:id:sattisatisatti:20210715205820j:plain

この柄は「SO-SU-U瑞雲」という柄。

気に入っています。

毎日見ているYouTubeはパンダの楓浜。

f:id:sattisatisatti:20210715205835j:plain

 

 

 

Mのうさぎ、ルルは今日も元気。

f:id:sattisatisatti:20210715205539j:plain

 

撫でてもらうのが大好きです。

f:id:sattisatisatti:20210715205553j:plain

ね♪

f:id:sattisatisatti:20210715205610j:plain

 

なでるでつよ

f:id:sattisatisatti:20210715205527j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩き来て民宿鳴門路の洗膾  さち

 

あるききてみんしゅくなるとじのあらい

 

 

 

 

 

ツバメの雛の顔がちらり♪

 

 

 

f:id:sattisatisatti:20210709084440j:plain

 

 

 

お天気は雨。

降りそうで降らない日々が続いてたけれど、今日は休めそうです。

みかんは摘果の作業が始まっています。

そろそろ梅雨も終盤でしょうか。

 

 

 

今年は久々に我が家の倉庫でツバメの雛が孵っています。

f:id:sattisatisatti:20210709084524j:plain

 

いつも春になると、ツバメが倉庫に物件を見に来ていましたが(笑)、ここ数年は我が家をねぐらとしているイソヒヨドリの縄張りが強かったようで、ツバメの雛が孵る事はありませんでした。

ひょっとするとあのイソヒヨドリがいなくなったのかもしれません。

ツバメの雛は多分卵が孵ってから1週間くらい。

f:id:sattisatisatti:20210709084509j:plain

ようやく巣の淵から雛の顔が見えるようになってきました。

f:id:sattisatisatti:20210709084456j:plain

まだ雛の数は確認できていないけれど、結構沢山いるみたい。

f:id:sattisatisatti:20210709084450j:plain

ね♪

ツバメが来るのは吉兆と言います。

無事に巣立ってくれますように。。

 

 

 

オニユリ

f:id:sattisatisatti:20210709084614j:plain

 

ネム

f:id:sattisatisatti:20210709084605j:plain

 

ヤブミョウガ

f:id:sattisatisatti:20210709084553j:plain

 

ヤエクチナシ

f:id:sattisatisatti:20210709084538j:plain

 

ツユクサ

f:id:sattisatisatti:20210709084432j:plain

 

フウラン

f:id:sattisatisatti:20210709084422j:plain

 

 

 

 

 

 

 

耳の穴より草刈りの葉のかけら  さち

 

みみのあなよりくさかりのはのかけら

 

 

 

 

 

 

歩き遍路の旅12 3日目27番札所神峯寺♪

 

 

 

f:id:sattisatisatti:20210702163220j:plain


 

 

お天気は晴れのち曇り。

露が切れた午後からは、除草作業に汗を流しておりました。

一番の強敵はオオアレチノギク。

奴らは年々強くなり、その勢力を拡大しているのです。

 

 

 

では先日のお遍路3日目の 記事を更新します。

お遍路旅12は中古格安デジカメの画像が今ひとつなので、サイズを小さくして掲載しています。

見辛い写真ですが、どうかお許しを♪

 

歩き遍路の旅12 3日目27番札所神峯寺(こうのみねじ)(2021年6月23日)

 

 吉良川地区の「古民家の宿蔵空間蔵宿」の朝ごはんです。

f:id:sattisatisatti:20210627150502j:plain

ホットサンドにはたっぷりの野菜と魚のフライまで入っていて、ボリュームたっぷり。

季節の果物にサラダにお味噌汁、そして自家焙煎のコーヒーまで。

御食事処は蔵をリフォームした素敵な空間で、心地よいBGMの中、とても美味しく戴きました。

オーナーご夫婦共に音楽をされるようで、蔵にはシンセサイザーエレキギター等の楽器があって、素敵だなあと思いました。

この歴史あるお宿に泊まれてよかったです。

 

さあ、出発!

f:id:sattisatisatti:20210627150515j:plain

 

26番札所金剛頂寺から27番札所神峯寺へは、約33km、徒歩で12時間の道のりとされています。

前日に歩いた分を差し引くと、残りは25kmというところでしょう。

f:id:sattisatisatti:20210627150520j:plain

 

3日目は快晴です。

f:id:sattisatisatti:20210627150534j:plain

 

道沿いのアガパンサスが綺麗。

地区のお年寄りの皆さんが道路沿いの花壇の草ひきをされていました。

f:id:sattisatisatti:20210627150542j:plain

 

海〜。

f:id:sattisatisatti:20210627150549j:plain

 

夫婦岩風。

f:id:sattisatisatti:20210627150559j:plain

 

沖の岩の上には人がいるみたいでした。

f:id:sattisatisatti:20210627150604j:plain

 

田んぼの畦にはピンク色のイヌサフラン

f:id:sattisatisatti:20210627150611j:plain

 

日差しが強いです。

f:id:sattisatisatti:20210627150625j:plain

 

木槿も咲いています。

f:id:sattisatisatti:20210627150641j:plain

 

緑に制覇された家。

f:id:sattisatisatti:20210627150645j:plain

 

少し山手の方へ。

f:id:sattisatisatti:20210627150700j:plain

 

羽根岬を越える遍路道へ。

f:id:sattisatisatti:20210627150707j:plain

 

うっそうとした遍路道の後には

f:id:sattisatisatti:20210627150717j:plain

 

尾根道風な遍路道

f:id:sattisatisatti:20210627150724j:plain

 

夏草に隠されそうな道標。

f:id:sattisatisatti:20210627150733j:plain

 

下っていきます。

f:id:sattisatisatti:20210627150803j:plain

 

防波堤が見えてきました。

f:id:sattisatisatti:20210627150813j:plain

 

この辺りは加領郷という地区。

f:id:sattisatisatti:20210627150828j:plain

 

漁船がみんな水色です。

f:id:sattisatisatti:20210627150838j:plain

 

海を左に見ながら歩きます。

f:id:sattisatisatti:20210627150845j:plain

 

ジョーズ岩!

f:id:sattisatisatti:20210627150916j:plain

 

延々と55号沿いを歩きます。

f:id:sattisatisatti:20210627150924j:plain

 

木のいい匂いがすると思ったら、とても大きな製材所がありました。

f:id:sattisatisatti:20210627150936j:plain

 

その向こうにあったのは鉄パイプの鋳造所でしょうか。

f:id:sattisatisatti:20210627150945j:plain

敷地内にはオオキンケイギクらしき花が眩しく咲き誇っていました。

 

静かな住宅地です。

f:id:sattisatisatti:20210627151003j:plain

 

少し賑やかな通りになってきました。

奈半利町中心部のよう。

f:id:sattisatisatti:20210627151037j:plain

 

奈半利川を通過。

f:id:sattisatisatti:20210627151049j:plain

 

隣に見えるのはごめんなはり線の鉄橋のよう。

f:id:sattisatisatti:20210627151110j:plain

 

橋を渡ると田野町です。

f:id:sattisatisatti:20210627151126j:plain

 

田野町は四国で一番小さな町だそうです。

f:id:sattisatisatti:20210627151134j:plain

 

道の駅「田野駅屋」前。

ちょっと寄ってみましょう。

f:id:sattisatisatti:20210627151145j:plain

 

見つけたのは、ゆずサイダーとゆずアイス(さっぱり爽やか!)と

私が大好きな高知の田舎寿司!

f:id:sattisatisatti:20210627151202j:plain

 

ピンク色のがミョウガで、黄色いのはタケノコです。

f:id:sattisatisatti:20210627151214j:plain

山菜をネタにした高知独特のヘルシーなお寿司です。

ああ、美味しかった♪

 

さあ、目指すは神峯寺

f:id:sattisatisatti:20210627151226j:plain

 

田野町はあっという間に歩き終わり、次は安田町へ。

f:id:sattisatisatti:20210627151235j:plain

 

神峯寺へはまだ直進ですね。

f:id:sattisatisatti:20210627151255j:plain

 

この辺りから山の方へ向かう道へ。

f:id:sattisatisatti:20210627151304j:plain

 

だんだん道は細くなり

f:id:sattisatisatti:20210627151332j:plain

 

山登りの道になってきました。

f:id:sattisatisatti:20210627151356j:plain

 

渋い道標発見!

f:id:sattisatisatti:20210627151408j:plain

 

棚田にはおじいさんが一人、作業をしておられました。

f:id:sattisatisatti:20210627151418j:plain

 

車道とはいえどんどん傾斜がきつくなってきました。

f:id:sattisatisatti:20210627151427j:plain

 

はあはあ、ふうふう。。

f:id:sattisatisatti:20210627151438j:plain

 

ここからは歩き専用の遍路道へ。

f:id:sattisatisatti:20210627151452j:plain

 

急な車道を更にショートカットした遍路道は、かなりの急坂で「まっ縦」と呼ばれているほど。

f:id:sattisatisatti:20210627151503j:plain

 

神峯寺の標高は450m。

その道の険しさから、「土佐の関所寺」と言われています。

f:id:sattisatisatti:20210627151517j:plain

 

更に「マムシ注意」の看板にびびる。

f:id:sattisatisatti:20210627151528j:plain

 

ようやく見えてきました!

27番札所神峯寺 山門

f:id:sattisatisatti:20210627151536j:plain 

f:id:sattisatisatti:20210627152010j:plain

(旦那くんiPone画像)

 

仁王門の金剛力士像は真っ赤!

f:id:sattisatisatti:20210627152020j:plain

衣も色鮮やかですね。

f:id:sattisatisatti:20210627152031j:plain

(旦那くんiPone画像)

 

更に石段を登ります。

境内にはサツキの植栽が多く、ちょうど植木職人さん達が手入れをされていました。

f:id:sattisatisatti:20210627151551j:plain

 

この大師像は少年のよう。

f:id:sattisatisatti:20210627151601j:plain

 

27番札所神峯寺 本堂

f:id:sattisatisatti:20210627151609j:plain

f:id:sattisatisatti:20210627152042j:plain

(旦那くんiPone画像)

 

27番札所神峯寺 大師堂

f:id:sattisatisatti:20210627151616j:plain

f:id:sattisatisatti:20210627152053j:plain

(旦那くんiPone画像)

 

神峯寺の歴史

寺の歴史は神話の時代に遡り、神后皇后が戦勝祈願をしたのが始まりとされています。

つまり、ここは仏教伝来のはるか以前に建てられた神社なのです。

その聖域に行基が十一面観音像を安置してより、神仏混交の霊場となりました。

それを表すように、仁王門の脇には神峯神社の鳥居が立っています。

 

「まっ縦」を登り切れて嬉しい!

f:id:sattisatisatti:20210627151628j:plain

読経を終えてほっとしました。

神峯寺でお遍路旅12の参拝は終了です。

あとは道を下って適当な駅まで歩く事にしましょう。

 

下りは膝への負担を考えて車道を歩く事にしました。

f:id:sattisatisatti:20210627151650j:plain

 

下っている途中で旦那くんの車と遭遇。

彼はこの日の朝、家を出発して高速を走り、私が三日間歩いて巡ったお寺を参拝し、中継地点まで迎えに来てくれます。

感謝。

f:id:sattisatisatti:20210627151658j:plain

 

旦那くんのおかげでお寺だけでも綺麗な画像を載せる事ができてよかったです。

f:id:sattisatisatti:20210627151705j:plain

 

人里が見えてきました。

f:id:sattisatisatti:20210627151725j:plain

 

また55号に沿って高知市方面へ向かいます。

f:id:sattisatisatti:20210627151735j:plain

 

安芸市へ〜一歩!

f:id:sattisatisatti:20210627151745j:plain

 

安芸市は三菱の創業者、岩崎彌太郎の生誕地です。

f:id:sattisatisatti:20210627151758j:plain

 

そろそろ夕方です。

地図を見て、この旅の最終地点を、ごめんなはり線下山駅に決定!

f:id:sattisatisatti:20210627151816j:plain

 

あ!あの車は!

f:id:sattisatisatti:20210627151831j:plain

 

下山公民館前です。

旦那くん、お迎えありがとう。

時刻は17時37分。

f:id:sattisatisatti:20210627151840j:plain

 

ちょうどお向かいが下山駅でした。

f:id:sattisatisatti:20210627151859j:plain

次回の歩き遍路の旅13はここ、下山駅前の下山公民館から歩き始めます♪

今回も元気に歩く事ができました。

合掌。

 

この日の歩数は55182歩!

このくらいがちょうど良い歩数だと思います。

f:id:sattisatisatti:20210627151908j:plain

 

長い記事を見て頂いてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

斥候の如く汀に鷭一羽  さち

 

せっこうのごとくみぎわにばんいちわ

 

 

 

 

 

 

大きくなったルル&歩き遍路の旅12 2日目25番札所津照寺と26番札所金剛頂寺♪

 

 

 

ヒヨドリの卵

f:id:sattisatisatti:20210701151216j:plain

 

 

 

お天気は雨。

いつもの温泉に行こうかと思ったけれど、今日は家でのんびりするとしましょう。

月に二、三度は訪れている温泉ですが、サウナには必ず同じおばあさんがいます。

毎日来ているのかな?

心の中でサウナの主と呼ばせてもらっています(笑)

 

 

 

Mのうさぎ、ルルは元気で大きくなっています。

f:id:sattisatisatti:20210701150310j:plain



最近ほっぺに、お髭風な黒っぽい毛が出現?!

髭ダンルル(笑)

でもかわいいゾ♡

f:id:sattisatisatti:20210701145938j:plain

 

Mの作ったおやつ、特製干しりんごをもらうルル。

よかったね♪

f:id:sattisatisatti:20210701145829j:plain

 

もっとほしーでつ

f:id:sattisatisatti:20210701150102j:plain



 

 

ではお遍路旅の続きを更新します。

歩き遍路の旅12は格安中古デジカメで撮った為、ブレブレな画像になってしまいました。

仕方なくサイズを小さくして載せています。

見辛い写真ですがどうかお許しを♪

 

 

歩き遍路の旅12 2日目25番札所津照寺と26番札所金剛頂寺(2021年6月22日)

 

室戸岬のお宿「うまめの木」の朝ご飯はパン。

厚切りのパンにはジャムとバターがたっぷり。

目玉焼きの卵は「土佐ジロー」。

おいしい〜。

パンはおかわりをどうぞ♪と言って頂き、遠慮なく戴いちゃいました(笑)

f:id:sattisatisatti:20210627143413j:plain

 

「うまめの木」を出発したのは7時半頃。

f:id:sattisatisatti:20210627143423j:plain

お天気はちょっと曇りがち。

24番札所最御崎寺から25番札所津照寺へは、国道55号沿いに約7km、徒歩で2時間の道のりです。

2日目は宿泊するお宿がわりと近いので、立ち寄ったり、食べたり、見たりしながら、のんびり歩く予定です。

 

海沿いの道を歩き始めます。

おお!

f:id:sattisatisatti:20210627143433j:plain

時の流れを感じます。

 

津波避難タワーはあちこちで見かけました。

f:id:sattisatisatti:20210627143455j:plain

 

びっくり!倒壊した建物が放置されています!

f:id:sattisatisatti:20210627143503j:plain

 

室津港

f:id:sattisatisatti:20210627143526j:plain

 

到着しました。

25番札所津照寺(しんしょうじ) 山門

f:id:sattisatisatti:20210627143539j:plain

鮮やかな朱塗りの山門と鐘楼門は、どうやら美しく塗り替えられたばかりのよう。

f:id:sattisatisatti:20210627145159j:plain

(旦那くんiPone画像)

 

25番札所津照寺 本堂
f:id:sattisatisatti:20210627143555j:plain

f:id:sattisatisatti:20210627145314j:plain

(旦那くんiPone画像)

 

35番札所津照寺 大師堂
f:id:sattisatisatti:20210627143608j:plain

大師堂の右側には、子供さん達の絵が沢山展示してありました。

f:id:sattisatisatti:20210627145503j:plain

(旦那くんiPone画像)

 

津照寺の歴史

室津港を見下ろす小高い山にある津照寺の本尊は、弘法大師が海の安全と大漁を祈って刻んだとされる地蔵菩薩です。

海からも見えるこの寺は、室戸の「仏の灯台」と言われ、船乗り達の目印となってきました。

こんな伝説があるそうです。

かつて土佐藩主の山内一豊が室戸沖を航行中、暴風雨に襲われ遭難しそうになりました。すると船に謎の僧が現れ、かじを取って船を操り、無事に船を港へと導いたそうです。しかしその僧は港へ着いた途端に姿を消してしまいました。不思議に思いながら山内一豊がこの寺を参拝したところ、本尊の地蔵菩薩が海水でびしょ濡れになっていたそうです。

以来、この地蔵尊は「楫取り地蔵」と呼ばれるようになり、いっそう船人達の航海の守り神として厚く信仰されるようになったのでした。

 

さあ、次の札所へ向かいます。
f:id:sattisatisatti:20210627143627j:plain

 

25番札所津照寺から26番札所金剛頂寺へは約5km、徒歩で1時間40分の道のり(ガイドブック参照)ですが、この道標には6、5kmとありますね。

公道と遍路道の差かもしれません。

f:id:sattisatisatti:20210627143638j:plain

 

亀の親子のバス停ですよ。

f:id:sattisatisatti:20210627143655j:plain

 

前を行く自転車に乗ったお爺さんが、私を追い越して行く時、立ち止まって「飴食べんかな?」と飴玉を二個手渡して下さいました。

優しい気持ちが嬉しかったです。

ありがとうございます♪

f:id:sattisatisatti:20210627143702j:plain

 

道沿いのハウスの中ではナスの収穫をしておられるようでした。

そして、ラジオの音も聞こえて来ました。

私も含めて、ラジオを聴きながら仕事をしている農家さんって多いんだなあと思いました。

f:id:sattisatisatti:20210627143736j:plain

 

少し山手の道へ入って行きます。

f:id:sattisatisatti:20210627143754j:plain

 

道はだんだん細くなって。

f:id:sattisatisatti:20210627143802j:plain

 

本格的な遍路道へ。

f:id:sattisatisatti:20210627143812j:plain

 

上りの道です。

f:id:sattisatisatti:20210627143822j:plain

 

この上が金剛頂寺ですね。

f:id:sattisatisatti:20210627143830j:plain

 

26番札所金剛頂寺山門

f:id:sattisatisatti:20210627143837j:plain

f:id:sattisatisatti:20210701073014j:plain

(旦那くんiFone画像)

 

26番札所金剛頂寺 本堂

f:id:sattisatisatti:20210627143906j:plain

f:id:sattisatisatti:20210701073121j:plain

(旦那くんiPone画像)

 

26番札所金剛頂寺 大師堂
f:id:sattisatisatti:20210627143847j:plain

f:id:sattisatisatti:20210701073133j:plain

(旦那くんiPone画像)

 

金剛頂寺の歴史

金剛頂寺は807年、嵯峨天皇の勅願によって創建され、大師が青春時代に修行した地で刻んだ薬師如来を本尊としています。

以来皇室の信仰も厚く、平安時代の寺領は室戸の大部分に及んでいました。

中世には長宗我部氏、江戸時代には山内氏の保護を受け隆盛しましたが、明治の廃仏毀釈で次第に衰退してしまいます。

1899年には火災で堂宇を焼失しましたが、現在の建物はその後再建されたものです。

大師堂はこのように本堂に背を向けるように立っているのですが、これはかつてこの地で悪さをした天狗を大師が西方に追払い、戻ってこないよう睨みを聞かせているからだそうです。

f:id:sattisatisatti:20210627143857j:plain

 

本堂の屋根の草を抜いてあげたい!

f:id:sattisatisatti:20210627143929j:plain

 

逞しい大師像はうちに来てくれている大工の大ちゃんにそっくり(笑)

f:id:sattisatisatti:20210627143935j:plain

 

これは「一粒万倍の釜」

f:id:sattisatisatti:20210627143943j:plain

かつて弘法大師が三合三勺の米を炊いたところ、それが一万倍にも増えたという伝説がある釜だそうです。

 

境内には「捕鯨千頭精霊供養塔」

f:id:sattisatisatti:20210627143950j:plain

八千という数字に驚きます。

室戸は捕鯨がとても盛んだったのですね。

 

金剛頂寺の参拝を終えて次の札所の方へ。

f:id:sattisatisatti:20210627144001j:plain

 

草の上にいるのはアゲハかな?と思ったけれど、揚羽よりもだいぶ小型です。

これはアゲハモドキという蛾の仲間。

f:id:sattisatisatti:20210627144029j:plain

体に毒を持つジャコウアゲハに擬態しているのです。

 

こちらの道は草がぼうぼう。

f:id:sattisatisatti:20210627144035j:plain

 

夏場はあっという間に草が茂ってしまいますものね。

f:id:sattisatisatti:20210627144043j:plain

 

そうかと思えばさっき刈ったばかりのような遍路道も。

f:id:sattisatisatti:20210627144008j:plain

遍路道を管理してくださっている地元の方々に感謝しなくては。

近くで畑仕事をしておられるおじいさんを見かけたので、

遍路道、綺麗にして下さってありがとうございます、とお声をかけると

この下の道は滑りやすいから気をつけなさいよ、と答えて下さいました。

ありがとうございます。

 

滑らないよう下って下って。

f:id:sattisatisatti:20210627144057j:plain

 

また55号に合流しました。

f:id:sattisatisatti:20210627144104j:plain

 

カンナが鮮やか!

f:id:sattisatisatti:20210627144112j:plain

 

道の駅「キラメッセ室戸」のレストラン「鯨の郷」です。

ここでお昼ご飯を戴く事にしましょう♪

f:id:sattisatisatti:20210627144119j:plain

 

戴いたのは…大海老フライ定食!

f:id:sattisatisatti:20210627144128j:plain

はあ〜、美味しかった。

食べても食べても中々減らない大きなエビに感動!

タルタルソースと中濃ソースを交互につけて楽しんじゃいました。

このレストランは鯨料理でも人気のようです。

 

キラメッセから見た海

f:id:sattisatisatti:20210627144138j:plain

 

この日のお宿はキラメッセからわずか3kmばかり先の「吉良川地区」にあります。

ここにどうしても泊まってみたいお宿があったのです。

f:id:sattisatisatti:20210627144152j:plain

 

あ、バナナの木!

f:id:sattisatisatti:20210627144159j:plain

 

曇りがちなお天気で歩くのには楽でした。

f:id:sattisatisatti:20210627144219j:plain

 

やってきました、吉良川地区!

歴史ある街並みです。

f:id:sattisatisatti:20210627144229j:plain

 

まちなみ館でパンフレットを戴いて、地図を見ながら吉良川地区を散策します。

ちょうど小学生の皆さんが学習に来られていたよう。

f:id:sattisatisatti:20210627144238j:plain

吉良川地区は国の認定する伝統的建造物の保存地区に選定されています。

江戸時代から林業が盛んだった吉良川町は、明治から昭和にかけて良質な備長炭を産出し、商家や廻船問屋が隆盛を極めました。

愛媛でいうと木蝋で栄えた内子のような町だと思います。

「台風銀座」と言われるこの地区ですが、風から家屋を守るために、土佐漆喰や水切り瓦、いしぐろという外壁等で建築された、独特の歴史ある街並みが残されています。

f:id:sattisatisatti:20210627144304j:plain

 

土佐漆喰の外壁

f:id:sattisatisatti:20210627144313j:plain

f:id:sattisatisatti:20210627144325j:plain

f:id:sattisatisatti:20210627144338j:plain

 

いしぐろの外塀

f:id:sattisatisatti:20210627144355j:plain

f:id:sattisatisatti:20210627144404j:plain

 

郵便局だった建物には

f:id:sattisatisatti:20210627144416j:plain

瓦に〒マーク!

f:id:sattisatisatti:20210627144426j:plain

 

浜にも降りてみたりして。

f:id:sattisatisatti:20210627144440j:plain

 

綺麗な貝殻みっけ♪

f:id:sattisatisatti:20210627144450j:plain

 

そんなこんなでようやく15時。

予定のチェックイン時間よりも早いけれどお宿に行ってみましょう。

f:id:sattisatisatti:20210627144501j:plain

 

こちらがこの日宿泊したお宿「古民家の宿 蔵空間蔵宿」です。

外壁の水切り瓦が格調高し。

f:id:sattisatisatti:20210627144510j:plain

 

入口

f:id:sattisatisatti:20210627144519j:plain

 美しい奥様が迎えて下さいました。

 

お部屋

f:id:sattisatisatti:20210627144527j:plain

 

寝室

f:id:sattisatisatti:20210627144543j:plain

 

明治時代に建てられた旧家の母屋を、丸ごと一棟使わせて頂けるのです。

なんて贅沢なんでしょう。

f:id:sattisatisatti:20210627144609j:plain

 

細かい細工ですね。

f:id:sattisatisatti:20210627144618j:plain

 

こちらはテレビの無いお宿です。

夕食は無いので近くの釣具屋さんで買ったお弁当(ミニのり弁)を食す(笑)

お風呂は風流な樽のお風呂でした。

お手洗いに行く時には中庭に面した渡り廊下を通るのですが、庭木が多いのでどうしても蚊が狙ってきます。

蚊取り線香が用意してあって助かりました。

テレビがないのでひたすらに俳句を詠み、たっぷりと眠った一夜。

素晴らしい空間を楽しませて頂き、得難い体験でした。

f:id:sattisatisatti:20210627144625j:plain

 

この日の歩数は32633歩。

f:id:sattisatisatti:20210627144639j:plain

このお宿に泊まるために歩数はあまり稼げませんでしたが、これも予定通りです。

 

 

 

 

 

 

 

星が生まれた海月の一呼吸  さち

 

ほしがうまれたくらげのひとこきゅう

 

 

 

 

 

歩き遍路の旅12 1日目24番札所最御崎寺♪

 

 

 

「モネの庭」ボルディゲラの庭のキコク

f:id:sattisatisatti:20210627085319j:plain

 

 

 

お天気は雨。

それでは先日のお遍路旅の様子を更新します。

格安中古デジカメで撮ったブレブレ画像の扱いをどうしたものか悩んでおりましたが、サイズをうんと小さくしてアップする事にしました。

とても見苦しい画像ですがどうかお許しを。

旅の色や雰囲気だけでも伝わったらいいなあ♪と思っております。

 

 

 

歩き遍路の旅12 1日目24番札所最御崎寺(ほつみさきじ)(2021年6月21日)

 

いつものように八幡浜駅を始発で出発!(6時前)

f:id:sattisatisatti:20210626091507j:plain

まずは前回の旅の終着地点、室戸の室戸世界ジオパークセンターまで移動します。

 

松山駅に到着。

f:id:sattisatisatti:20210626092428j:plain

とてもいいお天気です。

ここからは高知行きの高速バス「ホエールエクスプレス」に乗りますよ。

 

バスの出発まで40分ほど時間があったので、松山駅に隣接している「リトルマーメイド」でサンドイッチとコーヒーを戴きました。

f:id:sattisatisatti:20210626092515j:plain

早くから開店していて、イートインスペースのあるパン屋さんっていいですね。

 

松山からホエールエクスプレスに乗って、降りたのは一宮(いちくう)バスターミナル。

バスターミナルにいたおじさんに道を聞いたりしながら、南へ10分ほど歩くとJR薊野(あぞうの)駅です。

f:id:sattisatisatti:20210626092534j:plain

ここからJRと土佐くろしお鉄道で安芸方面へ向かいます。

待ち時間に薊野のホームのベンチでおむすびを二個食す(笑)

途中で私鉄に変わるのに降車不要でとっても便利でした。

 

くろしお鉄道を降りたのは安芸球場前。

タイガースのキャンプ地で有名な球場ですね。

f:id:sattisatisatti:20210626092550j:plain

 

球場のすぐそばには高知東部交通の安芸営業所があります。

ここからバスに乗ると終点が室戸世界ジオパークセンターなのでした。

f:id:sattisatisatti:20210626092600j:plain

 

旧型のバスに長らく揺られつつ、ようやく旅の中継地点、室戸世界ジオパークセンターに到着したのは14時過ぎ。

f:id:sattisatisatti:20210626092626j:plain

家からここまで乗り継ぎの方法は色々とあるのですが、スマホの無い私でも、あらかじめネット「ジョルダン」の乗換案内で調べていたので、とてもスムーズでした

さあ、ここからまた歩き始めますよ。

23番札所薬王寺から24番札所最御崎寺までは約75km、徒歩で24時間(ほぼ三日)の道のりとされていますが、前回かなり頑張って歩いたので、ここジオパークセンターからは残り8km程かと思います。

しゅっぱーつ!

 

小学校がありましたが、廃校になっているよう。

校庭にはオオキンケイギクがいっぱいです。

f:id:sattisatisatti:20210626092642j:plain

 

道沿いにはカンナ。

夏ですね〜。

f:id:sattisatisatti:20210626092651j:plain

 

しばらく歩くと白い大きな像がありました。

f:id:sattisatisatti:20210626092702j:plain

これは「室戸青年大師像」といって、室戸で修行を重ねた青年時代の弘法大師の像です。

高さが16mもあって、弘法大師像としては日本一の高さだそうです。

眩しい!

 

海岸には印象的な岩礁が。

f:id:sattisatisatti:20210626092715j:plain

国定公園である室戸岬にはこのような見事な岩礁が多数あり、遊歩道が整備してあります。

さすがはジオパークですね。

 

切り立った崖の下に洞窟が見えて来ました。

f:id:sattisatisatti:20210626092728j:plain

この洞窟は御厨人窟(みくろど)といって、青年時代の空海が修行のために起居し、苦行の末に悟りを開いた場所とされています。

洞窟の内部は広く、奥行きは20mほどもあります。

中に入ってみましたが、暗くて水が滴っていて、ここに住むのは大変かもと思いました。

 

この御厨人窟から海の方を見ると、はるか彼方には水平線のみ。

f:id:sattisatisatti:20210626092735j:plain

空と海、たったそれだけしか見えないこの洞窟での体験から、弘法大師は「空海」という名を得たのだそうです。

 

最御崎寺への遍路道の入り口です。

f:id:sattisatisatti:20210626092745j:plain

 

道沿いには竜舌蘭が花茎を立てていました。

f:id:sattisatisatti:20210626092805j:plain

室戸岬周辺ではあちこちでこの竜舌蘭を見る事が出来ます。

この先の小高い場所にある寺までの遍路道は、とても薄暗くて蚊も多くて大変でした。

 

24番札所最御崎寺 山門

f:id:sattisatisatti:20210626092822j:plain

f:id:sattisatisatti:20210627121133j:plain

(旦那くんiPhone画像)

 

24番札所最御崎寺 本堂

f:id:sattisatisatti:20210626092927j:plain

f:id:sattisatisatti:20210627121144j:plain
(旦那くんiPhone画像)

 

24番札所最御崎寺 大師堂

f:id:sattisatisatti:20210626092835j:plain

f:id:sattisatisatti:20210627121154j:plain
(旦那くんiPhone画像)

お寺の山門、本堂、大師堂の写真だけはちゃんとしたものを残しておきたいと思い、旦那くんのスマホ画像を借りています。iPoneってこんなに綺麗に撮れるんですね。

 

最御崎寺の歴史

室戸で悟りを開いた弘法大師はその後唐へ渡ります。

やがて帰国した大師は嵯峨天皇の勅願によって最御崎寺を建立し、自ら虚空菩薩像を刻んで本尊としました。

その後この寺は歴代天皇勅願寺として栄え、江戸時代には山内氏の手厚い保護を受けて七道伽藍を整えました。

明治の神仏分離によって一旦は荒廃するものの、その後復興を果たし、現在の本堂は大正13年に再建されたそうです。

 

境内のアガパンサスが綺麗。

奥の建物は多宝塔。

f:id:sattisatisatti:20210626092949j:plain

 

これは「鐘石」といって、窪みにある石でこの岩を叩くと、キンキンと澄んだ金属音のような音がします。

f:id:sattisatisatti:20210626093015j:plain

不思議ですね。

この音は極楽浄土まで届く鐘の音だと言われているそうです。

 

最御崎寺には宿坊があるので、ぜひ宿泊したいと思って予約をしたのですが、ちょうどお寺の行事と重なっていたそうで、宿泊は出来ないとの事でした。

f:id:sattisatisatti:20210626093033j:plain

 

そこで、この日は最御崎寺を降りてすぐの海沿いにある、民宿「うまめの木」に宿泊する事にしました。

最御崎寺からの下り道です。

空と海が美しい事。

f:id:sattisatisatti:20210626093054j:plain

 

下って下って。

f:id:sattisatisatti:20210626093204j:plain

 

民宿「うまめの木」に到着しました。

民宿周辺には沢山のお花が植えられていて、ちょうど紫陽花が見頃を迎えていました。

f:id:sattisatisatti:20210626093222j:plain

 

夕食まで時間があったので室戸岬先端付近を散策してみる事に。

 

中岡慎太郎

f:id:sattisatisatti:20210626093240j:plain

明治維新の勤王の志士です。

1867年、京都の近江屋で刺客に襲われ、龍馬と共に落命。

30歳の若さだったそうです。

そういえば北川村のゆずの宿の近くにも、飢饉の時に村人を助けたという中岡慎太郎の石碑があったのを思い出しました。

この中岡慎太郎像は、昭和10年に安芸郡青年団が主体となって建立したそうです。

堂々と太平洋を見据える姿のなんと凛々しい事でしょう。

f:id:sattisatisatti:20210626093252j:plain

 

この像のすぐ下の浜にも降りてみました。

空海密教の儀式を行った浜もこの辺りだとか。

f:id:sattisatisatti:20210626093309j:plain

 

そして浜から山を見上げると、なんと室戸岬灯台の先端が見えたのです!

f:id:sattisatisatti:20210626093327j:plain

この室戸岬灯台最御崎寺から歩いて行ける場所にあるのですが、現在は歩道が大雨で崩壊しているらしく、残念ながら立ち入り禁止となっていました。

浜側から少しでも灯台の一部を見る事が出来て嬉しかったです。

 

民宿「うまめの木」の夕食はお魚ずくし♪

お刺身が新鮮美味!

f:id:sattisatisatti:20210626093349j:plain

 

そして!この小鉢はなんと「マンボウ」だそうです。

f:id:sattisatisatti:20210626093400j:plain

初めて食べました。

なんだか鶏肉とホタテを混ぜたような食感で、とっても美味しかったです。

 

他にも揚げ物や

f:id:sattisatisatti:20210626093418j:plain

 

鯛のすまし汁まで!

おなかいっぱい。

ごちそうさまでした。

f:id:sattisatisatti:20210626093427j:plain

 

この日の歩数は25310歩。

f:id:sattisatisatti:20210626093443j:plain

半日なのでこんなものですね。

民宿「うまめの木」は著名な作家さん達もお見えになる宿のようでした。

テレビは100円入れるタイプだった〜(笑)

 

歩き遍路の旅12 2日目につづく。。

 







カラフルなスイスフランや夏帽子  さち

 

からふるなすいすふらんやなつぼうし

 

 

 

 

 

北川村「モネの庭 マルモッタン」♪

 

 

 

f:id:sattisatisatti:20210625113818j:plain


  

 

お天気は晴れ。

今日は蜜柑園の除草作業等。

 

梅雨の晴間を狙って、6月21日から23日まで、歩き遍路の旅12に出かけておりました。

その後迎えに来てくれた旦那くんの休息の為に、北川村温泉「ゆずの宿」に一泊。

翌日「モネの庭」を満喫し、昨夜無事帰宅したところです。

また天気が下り坂に入りつつありますが、今日は旅の洗濯物が乾いたのでほっと一安心しています♪

 

今回はいつもお遍路旅に持参していたオリンパスTG-4が不調という事で

OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-4 Tough ブラック 1600万画素CMOS F2.0 15m 防水 100kgf耐荷重 GPS+電子コンパス&内蔵Wi-Fi TG-4 BLK

Amazonニコンのクールピクスの中古を入手して(7000円!)持って行ったのですが、これが大失敗。

Nikon デジタルカメラ COOLPIX L32 レッド 光学5倍ズーム 2005万画素 乾電池タイプ L32RD

撮れてるとばかり思っていた全ての写真がブレブレ!

設定が悪かったのでしょうか、それとも安易に中古で済ませようとしたのがいけなかったのかしら。。

頑張った旅の様子をアップしたいのに、どうしたものかと呆然としています。

写真をうんと圧縮してみようか、それとも絵のように加工しようか、いっそのこと文章だけにするべきか?などなど記事の書き方を大いに悩んでおります。

 

 

それでは、ひとまず、「モネの庭」の様子をどうぞ。

こちらは車に積んできてもらった、オリンパスペンで撮ったので大丈夫。

色とりどりの睡蓮をはじめとしたお花や虫たちの様子をどうぞ♪

 

エントランス

f:id:sattisatisatti:20210625114017j:plain

 

 

水の庭 

f:id:sattisatisatti:20210625113652j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625113706j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625113643j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625113735j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625113801j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625114157j:plain

 

 

ボルディゲラの庭

f:id:sattisatisatti:20210625113921j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625113908j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625113854j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625113840j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625114808j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625114821j:plain

 

 

風の丘展望台

f:id:sattisatisatti:20210625114848j:plain

 

 

カフェ モネの家

f:id:sattisatisatti:20210625114043j:plain

 

虎杖のパスタ 絶品!

f:id:sattisatisatti:20210625114056j:plain

 

 

花の庭

f:id:sattisatisatti:20210625114916j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625114739j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625114124j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625114109j:plain

 

f:id:sattisatisatti:20210625114003j:plain

 

 

虫たち

キトンボ

f:id:sattisatisatti:20210625113608j:plain

 

イチモンジセセリ

f:id:sattisatisatti:20210625113827j:plain

 

オオイトトンボ

f:id:sattisatisatti:20210625113813j:plain

 

ショウジョウトンボ(左) シオカラトンボ♂(右)

f:id:sattisatisatti:20210625114211j:plain

 

ショウジョウトンボ

f:id:sattisatisatti:20210625114718j:plain

 

キマダラセセリ

f:id:sattisatisatti:20210625114903j:plain

 

ツマグロヒョウモン(♀)

f:id:sattisatisatti:20210625114138j:plain

 

ひょっとしたら、チョウトンボとルリモンハナバチに会えるかも?と期待していたのですが、どちらの姿も見る事はできませんでした。

少し時期が早かったようです。

また次回訪れる機会を楽しみにしたいと思います。

 

f:id:sattisatisatti:20210625113947j:plain

 

 

 

 

 

 

教室の中は緑雨の水族館  さち

 

きょうしつのなかはりょくうのすいぞくかん