つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

皇帝ダリア&親戚へみんま餅を配りました&お墓掃除をしてみんま餅をお供えしました♪



皇帝ダリア



最近あちこちのお宅の庭で見かけます。

人気の花なのでしょう。

高さは3〜4m、花の大きさはおよそ直径20㎝。

せいたかのっぽで華やかでかっこいいですね。

このお花の色も大好き:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

青空だともっと映えるでしょうに。。










さて今日は収穫はお休み。

朝一番に早生みかんの出荷をした後、みんま(巳午)餅を近所の親戚の方々にお届けしました。

「みんま(巳午)」とは、「仏さんの正月」とも言われ、十二月の巳の日に、その年に亡くなった人のための正月を祝う行事です。

八幡浜では農繁期のせいか11月に行うようです。(11月も十分忙しいですけどね)


みんまを祝うことで家族、親族がその年の不幸を断ち切り、新たなる年を迎えるための知恵から生まれたものだとか。

これは、愛媛県ならではの慣習で、戦国時代に高縄半島を中心に猛威を誇った戦国武将達が、出陣する時に生きて祝えないかもしれないお正月を一足早く12月の巳の日に祝ったという戦国武家の習わしに由来していると言われています。

他にも由来は諸説あり、秀吉の朝鮮出兵で亡くなった兵士達の為に帰途の松山高浜で餅を焼いて弔った事から始まったという説もあるようです。

これがみんま餅です。

直径10㎝以上もある大きな餡入りのお餅です。


  




親戚の皆さんのお餅をお届けした後、お墓にもお餅をお供えします。

このお餅はもっと大きい餡なしのものです。


  



お墓には裏の立山から降ってきた杉や檜のはっぱがいっぱい落ちていたので、掃除をしてからお餅をお供えして帰りました。

雨は夕方まで落ちて来なかったのでよかったです。

あちこちと走り回った一日でした。




カリン









立冬の太宰の本の匂いかな  さち