つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

第十回瀬戸内海俳句大会へ&大賞は正岡和子さんでした♪




昨夜は積雪の心配をしていましたが、気持ちのよい快晴の朝でありました。

よかった〜♪

今日は末っ子Mと一緒に中島で開催される瀬戸内海俳句大会に参加してきました。

中島に行くのははじめてです。

高浜港からフェリーに乗ります。

青い海と空、そして忽那の島々のなんと美しい事でしょう。





  



  








中島に到着!

  




大会は中島総合文化センターで開催されます。

大浦港から歩いて行けます。




 
  












着きました。

とてもアーティスティックで近代的な会館です。
















お昼休みには「はるみ」の差し入れもいただきました。

みかんの島なのですね。









ロビーで昼食をとってくつろいでいると、たまたま緑の手さんと相席になりました。

お声をかけると気持ちよく応じて下さり、お話をする事ができました。

私の事なんてご存知ないかも、と思っていたのに、

さちさんのかぷかぷの句は素晴らしかったと言って頂き、とても嬉しかったです。

また、緑の手さんが愛用されている携帯用の点字盤を見せて下さいました。

















そして、たたたたっと私と娘の名前を点字で打って見せてくださいました。

それはもう熟練の早業でした。

俳句のカルチャー教室での緑の手さんの様子が目に浮かびます。

彼女のバイタリティーたっぷりに俳句に向かうお姿に感動するばかり。

私ももっと頑張らなくては!と思いました。









午前中は吟行があり、午後の瀬戸内海俳句大会へと続きます。

審査員は八木健先生、田島明志先生、そしてわれらが夏井いつき組長です。

まずは入選作品(事前投句)の発表、表彰式、そして講評と続きます。




大賞は正岡さん(まりんさん)でした。


大賞  小春日や挿絵のように舟を出す  今治 正岡和子


おめでとうございます。美しい光景、お見事でした。








そして優秀賞、特選のみなさんです。




















私は八木先生と組長の入選でした。

副賞に先生方の直筆の短冊をいただきました。

また当日吟行句での組長特選はみかりんさん、烏天狗さん、さちでした。

同じく八木先生特選にはあねごさん、田島先生特選には緑の手さん、まりんさんも入賞されました。

いつき組が大健闘!

みなさんおめでとうございます。

そしてありがとうございました。















高浜港でみなさんとお別れしていたら、




組長が笑いながら

「さちさーん、ばいばーい、迷うなよー!」

と手をふって行かれました。




(;^ω^A




ハイ、実は朝、中島行きではなくて興居島行きフェリーに乗ってしまったおさわがせなさちでありました。

ちゃんちゃん!










竜天に登るや航跡は蛇行  さち


吟行の部 夏井いつき特選