つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

ありがたい小春日和&「夏井いつきの一句一遊」で「天」をいただきました♪













放射冷却で朝の気温はぐんと下がったようですが

日中は小春日和になりました。

ありがたや、ありがたや。

今日もみかんの収穫です。

膝を用心して大きな木には登らないようにしているんですが

その分、バイトのKちゃんが頑張って木に登って

上の方のみかんを摘んでくれています。

頼りになるね♪

ありがとう。





そんなこんなの金曜日。

ラジオから流れてきたのは

「夏井いつきの一句一遊」

なんと今週の「天」の句に選んで頂きました。

ありがとうございます。

一句一遊へは、随分長くお休みしていた時期がありました。

いったい何年ぶりの天でしょう。

何よりのごほうびです☆

それにさえずり句会の仲間の

瑞木さん(だんご虫さん)、海田さんも金曜優秀句に入っていました。

瑞木さん、海田さん、ほかの優秀句の皆さん

おめでとうございます☆






愚妻とは湯冷めしやすきものなるや  日土・だんご虫





早朝の湯冷め羽化直後も斯くや  日土・海田
















組長/それぞれ面白い発想だったんですが、今日はですね八幡浜日土・さちのこんな娘を思っているに違いない一句に差し上げたいと思います。






『天』  パリはまだ昨日の日付なる湯冷め  さち






組長/もちろんどこにも娘なんて一言も書いてないんですけれども、パリのことをまだ昨日だなパリは・・なんて思ってるってことは、パリに何か気がかりな人が居るとそういうことだと読んでいいでしょうね。「昨日の日付なる湯冷め」日付を挟みながら自分はさあ、日本の夜寝ようかななんて時間帯なんでしょうね。さちの娘さんは、サックス奏者としてもう独り立ちをなさって、パリを本拠地にして活躍していると聞いております。