つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

瑠璃光山医王寺の開創1300年祭とご本尊薬師如来の50年ぶりのご開帳♪







お天気は曇りのち雨。

風が吹き荒れ、真冬に戻ったかのような冷たい冷たい一日でした。



今日は町内の今出地区にある由緒ある古刹

瑠璃光山医王寺の開創1300年祭とともに

ご本尊である薬師如来像の50年ぶりのご開帳の日でした。

次のご開帳は50年後。

きっと生きてはいないでしょう。

またとない機会です。

この日に合わせて今出地区の親戚からお招きを受けていたので

楽しみに出かけました。





ご開帳は午前10時。

約1時間ほど読経等のセレモニーがあり

ご住職がうやうやしく寺の奥の上段にある扉を開かれました。

ご開帳です。

遠目ではありますが、金の飾りの中に黒い薬師如来の座像が現れました。

おお〜という気配!

震えるような寒さも飛んで行くようでした。

薬師如来像の左右には堂々たる姿の十二神将がご本尊を守っています。



ご住職やお世話役の方々のあいさつが終わると

一般の参拝者もお寺の中に入って焼香をし

近くでご本尊を拝む事ができます。

長い列の後に並んで順番を待ちます。





どんな表情をしておられるかな、と思っていましたが

黒い像なのであまりはっきりとは見えませんでした。

ただ口をまっすぐにきりりと結んでおられ

毅然としたお顔だったように感じました。

もちろんご本尊は撮影禁止です。

ありがたいお姿を胸に焼き付けました。



境内では地区の皆さんが総出でお接待をしておられ

このようなおまんじゅうを戴いたりしました。

柔らかくて美味しいおまんじゅうでした。









その後は親戚のお宅でおごちそうになりました。

美味しいものを沢山戴きました。

ごちそうさまでした。











床の間にはじいじの書いた書が飾ってあり、嬉しく見せて頂きました。





お招き頂きありがとうございました。











犬格のにじむ皺なり春の星  さち