お天気は晴れ。
日中は30℃に達し、まだまだ残暑の厳しい愛媛です。
今日もみかんの摘果です。
近頃はカメムシが目につくようになりました。
カメムシはみかんの果汁を吸ってスカスカにしてしまいます。
ヘタのあたりが黄色くなっていたらカメムシの仕業。
どうか大発生しませんように。
今日見つけたカメムシ三種。
チャバネアオカメムシ
オオクモヘリカメムシ
みかんによくいるのはこれですね。
毎年あの花が咲く所に行ってみると・・
どうも少し前に道の草刈りをして下さったようです。
今年はもう見れないかな、と思っていたら
たったひとつだけちょこんと咲いているのを見つけました。
これです。
花は6花被片からなり白色で内側に紅紫色の斑点があります。
ホトトギスにもいろいろな種類がありますが
花被片が下側に向かって強く反っているのがヤマホトトギスの特徴です。
花の斑点が、野鳥のホトトギスの胸の斑点に似ていることから
「ホトトギス」の名になったそうです。
今年もこの花に出会えて嬉しいです。
旅レポート6
エトワール凱旋門
メトロを出てシャンゼリゼ通りを凱旋門の方へ進みます。
「凱旋門」と聞けば、ナポレオンが作ったこのエトワール凱旋門を思い浮かべる人が多いと思います。
実はパリ市内だけでも、前回紹介したカルーゼル凱旋門のように複数の凱旋門があります。
エトワール凱旋門は、ナポレオンの1805年のアウステルリッツの大勝利を祝して建造が決まりました。
建設は1806年に始まり、ナポレオン失脚後に工事が中断しましたが、王政復古とともに工事も再開し、着工から30年を経て1836年に完成しました。
ナポレオンが棺に入ってこの勝利の門をくぐったのは、セント・ヘレナ島から戻ってパリに改葬された1840年。
没後19年が経っていたそうです。
どんどん凱旋門が近づいてきました。
真下まで来ました。
おお!巨大なフランス国旗が掲げられています。
この日は何かのセレモニーでも開催されたのか、花輪が飾られていました。
トリコロールが風にはためきます。
凱旋門の下は風がそよそよ吹いて日影なので気持ちのいい場所でした。
いつまでもこの下に立っていたいような気分でした。
さあ、凱旋門の上に登ってみましょう。
以前息子とっちーが凱旋門の上からの見事な夜景の写真を見せてくれたので、ここへ来た時にはぜひ登ってみたいと思っていました。
長い螺旋階段を上がって行きます。
はあはあ言いながらやっと凱旋門の上に到着しました。
パリを一望です。
凱旋門から放射状に大通りが伸びています。
まさにここがパリの中心である☆と教えてくれているようでした。
シャンゼリゼ通り方面
かすかにオベリスクとルーブルが見えます。
グランダルシュ(新凱旋門)方面
エッフェル塔方面
ジオラマモードで撮ってみました。
素晴らしい景色でした。
凱旋門の記事はここまで。
次回はこの向こうに見えるモンマルトルの丘を紹介したいと思います。
きちこうや白き句集を閉じる夜 さち