つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

卒論ラストスパートのM&突風の中の根性の収穫&虎落笛(もがりぶえ)とは?









お天気は曇りのち夕方に時々晴れ。

早朝の高速バスで再びMが大学へ戻って行きました。

卒論もいよいよラストスパートのようです。

次に帰るのはクリスマス以降らしいので

もうみかん採りは終わっているかしら。

でもこの忙しい時期に二度も助っ人帰省してくれて大いに助かりました。

寒い中、ほんとにありがとね。



急に寂しくなったなあ。



なのだ〜








今日は家の近くの早生園地での収穫です。

園地の真上にソフトバンクの電線があるせいか

風の音がびょうびょうと恐ろしいくらいでした。

この音も「虎落笛(もがりぶえ)」というのでしょうね。


虎落笛(もがりぶえ)とは?
冬になって風が木立を揺らし葉を落とす音や、柵や竹垣などに当たって出る音を「虎落笛」といいます。
中国の言葉で虎避けの竹の柵のことを「虎落」というので、そこに当たって鳴る音という意味の冬の季語です。
物理的には障害物の風下側にできるカルマン渦によって起こるエオルス音であるようです。


時折吹く突風に飛ばされそうな一日でした。

根性の収穫が続きます。














鰭酒のどうにも納まりきらぬ鰭  さち