つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

ダムの旅2−2日目 四電の初瀬ダム&雲の上の図書館&市内の布喜川調整池と八代ダム♪

 

 

 

 

 

 

 

お天気は曇り。

今日は少し気温が高くて過ごしやすい1日でした。

 

 

 

ではダムの旅2ー2日目(2023年1月30日)の様子をどうぞ。

鹿野川荘の朝風呂でほっこりした後は美味しい朝食を。

レストランは鹿野川湖ビューです。

 

 

売店には鹿野川荘オリジナルのサウナハットがあったので購入しました。

サウナハットというと5千円くらいするイメージでしたが、タオル地なのに1650円ととてもリーズナブル!

鹿野川荘、とてもいいお宿でした。

 

 

 

鹿野川荘を出発して、高知の檮原方面へ。

この日の日程は特には決めていなかったのですが、旦那くんが檮原に「初瀬ダム」というダムがあるらしいと調べてくれました。

檮原というと、以前から一度行ってみたい場所があったのです。

 

それは、「雲の上の図書館」です。

 

雲の上の図書館は隈研吾さんの設計です。

地元産の木材をふんだんに使ってあり、斬新でありながらも温かい雰囲気のデザインが魅力です。

 

 

館内五ヶ所には海洋堂ジオラマが設置されていて、異空間ぶりを楽しませてくれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

各所にソファーや椅子、クッション等が配置してあって、ゆっくりとくつろげます。

 

記念にトートバッグを購入♪

 

丸一日、ここで本を読みながらゆっくりと過ごしてみたくなりました。

「雲の上の図書館」は想像以上の素敵な空間でした。

 

 

 

そして初瀬ダムへ。

初瀬ダムは重力式コンクリートダムで、堤の高さは23m、長さは112、5m、有効貯水容量は1121千m3です。

ダムの左岸には、魚が登りやすいようにニ往復する魚道が設けられています。

 

ダム湖が美しいです。

 

堤の奥に管理事務所があります。

 

到着してみて、ここ初瀬ダムが四国電力のダムだと気が付きました。

四国に四電のダムは全部で18ヶ所あるのだとか。

これまで訪れた国土交通省のダムとは、ダムカードの受け取り方やシステムが違っていて、ここのダムカードはメールか郵送で申し込みをしなくてはならないようです。

早速この場でダムに来ている写真を自撮りして、メールに添付してダムカードの申し込みをしました。

 

国土交通省のダムだけでなく、四電のダムにまで足を踏み入れてしまうとは。。

いよいよ深いダムの沼へ(笑)

そういえば少し前、スマホに「よんでんダムアプリ」をインストールしていたのを思い出しました。

起動してみると、すぐにスタンプとダムロボを獲得する事ができました。

初瀬ダムのダムロボは、まほろばウイングとまほろばブレードを持つ勇者風のロボットです。

かっこいい〜♪

ダムロボは全部で18体。

他のダムロボも見てみたいです〜。

 

このよんでんダムアプリには四電のダムと四電以外のダムの両方のスタンプを記録する事ができて、ダムの500m以内に近づいてアプリを起動させると、そのダムのスタンプやダムロボを獲得できるという仕組みです。

またダムへの道案内もしてもらえるので、レアなダムに向かう時には助かりますね。

アプリ内の四電以外のダムのところを見ると、地元八幡浜市内にも二ヶ所のダムがあるのに気づきました。

この二ヶ所のダムにはダムカードはありませんが、せっかくなので帰り道に寄ってみる事にしましょう。

 

各地の道の駅でお買い物を楽しみつつ、八幡浜へ。

 

八幡浜に到着。

まずは「布喜川調整池」へ。

 

調整池という名前ですが、なかなか立派な施設です。

 

ブイの上に並んでいるのは鵜?

 

おお!スリルあり!

 

下流側。

 

市内にこんなダム(調整池)があるなんて知りませんでした。

布喜川調整池は重力式コンクリートダムで、堤の高さは33、7m、長さは110m、有効貯水容量は150千m3です。

事業者は中国四国農政局で、野村ダムからの南予用水送水ネットワークの役割があるようなので、私達みかん農家もきっとお世話になっているのでしょうね。

 

 

 

そして今回のダムの旅のラストは、同じく八幡浜市内の八代ダムです。

それは榎峠から更に山の方へ入り、細いくねくね道を頂上の周辺まで登った先にありました。

道が細いのでダムの手前の三叉路のあたりに車を停めて、200mほど歩くとダム湖が現れました。

 

しかし堤の上は草ぼうぼうで歩く事はできませんでした。

ここはダムというよりはため池のよう。

八代ダムは土質で造られたアースダムで、事業者は愛媛県、堤の高さは24、2m、長さは93、2m、有効貯水容量は26千m3です。

人の気配もなく、まるで忘れ去られたようなダムでしたが、きっと大事な役目があるのでしょうね。

心に残っているのは、ダムを下る道からの絶景です。

初めてこの位置から見る諏訪崎は、リアス式海岸の素晴らしい景色で、ふるさと八幡浜を再発見したような気分でした。

 

充実のダムの旅2はこれでおしまい。

長い記事を見て頂きありがとうございました。

 

 

 

 

貝殻を真っ白にする冬の月  さち

 

かいがらをまっしろにするふゆのつき