つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

曇り空の下、小さな火での枝焼き&沈丁花はレモンの香り?&わいわい宇和島じゃこ天句会♪








朝から厚い雲に覆われています。

おとといの極早生園の枝焼きの続きをしました。

残してあるみかんの木の葉っぱが燃えないように、

木から離れた園地の一番下のスペースで焼きました。

でも、ここは道路を挟んだすぐ下に巨大な杉の立山が迫っています。

杉の枝はとても燃え易く、もしここに延焼でもすれば大変な事になってしまいます。

だからけっして炎を大きくしすぎてはいけません。

少〜しづつ少〜しづつ火の機嫌をとりながら燃やしました。

あせってはだめです。























午後には雨になりました。









おとなりの沈丁花が強い芳香を放っています。

旦那くんはレモンの香りだと言っていましたよ。

鬱なイメージのあった花ですが、レモンと言われるとなんだか爽やか系に見えてくるから不思議。

花の外側は濃いピンク色で内側は淡い桃色。

秋のキンモクセイに対し春のジンチョウゲ

香り高い花の双璧ですね。

春の訪れを告げる花のひとつです。




ジンチョウゲ


















お山のヒサカキも花を咲かせていました。


ヒサカキ















農道のそばにある早咲きの桜も咲き始めました。

一重でうつむきがちにほわんと咲いていて愛らしい事。

河津桜でしょうか?

いつもの年は二月末には咲いていましたが、今年は寒さのせいかようやく咲き始めました。




































夜は宇和島じゃこ天句会へ。

今回はじゃこ天初参加のぞうろくさん、かのこさん(宮下家のママさん)も加わり、

更には松山からのゲスト、州麻子さんもお見えになってのとても賑やかな句会となりました。

中高生たちの自由な発想や選評がユニークで楽しい!

私は憧れの俳人、州麻子さんのお隣に座る事ができてドキドキ!

みなさま、お世話になりました。


さち並選三句の作者は組長、更紗さん、正人さん。

さち特選二句の作者はかのこさん、そして州麻子さんでした。











巨大なる団地の底にクロッカス  さち