つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

愛媛県美術館「大竹伸朗展」&道後ふなやの川席&「trans-」がレコード芸術特選盤に♪

 

 

 



 

お天気は曇り。

昨日から一泊で小さな旅へ出掛けていました。

 

 

 

まずは愛媛県美術館で開催されている「大竹伸朗展」へ。

 

展示品を見ていたら普通に撮影している方がおられたので、係の方にお尋ねしてみると、なんとこの展示は写真撮影が許可されていて、どんどん発信して下さいとの事。

ありがたや。

まるルーブル

大竹さんの多才な作品群は凡人には解説などできませんが、レトロでノスタルジーに満ちた不思議な世界を楽しませて頂きました。

そう、わからなくても感じて楽しむ事はできるのです。

そんな所はHの演奏する現代音楽とも通じる所があります。

ではそんな作品群をどうぞご覧下さい♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしい!

 

 

 

そしてランチは道後ふなやの川席へ。

この日は私達の結婚記念日という事で、お祝いに娘Mが川席を予約して、プレゼントしてくれたのでした。

ふなやは子規や漱石にも愛されたという、道後の宿の老舗中の老舗です。

川席は、ふなやの庭園「詠風亭」の中を流れる御手洗川の川縁に設けられた庵で、せせらぎを聞きながらゆっくりとお食事をする事ができます。

なんて風流。

この日私達が通して頂いたのは「ひのき亭」。

 

「ひのき亭」は木の香りと新しい畳の香りが心地よい、新築間もない庵のようです。

 

お食事はこんな三段の遊山箱のような箱に入っています。

 

お品書き

 

一の重

 

二の重

 

三の重

 

鯛の五色そうめん

 

デザート

 

川席は何度か行った事がありましたが、今回のお食事は特に手がこんでいて、一つ一つ美味しく戴きました。

中でも生麩田楽とヤングコーンの天ぷらは最高でした!

お食事の後はふなやの温泉も堪能させて頂き、なんとも特別な結婚記念日になったのでした。

M、心のこもったプレゼントをありがとう♪

 

 

 

その夜は久万高原の古岩屋荘に宿泊し、翌日は瓶ヶ森に向かいました。

古岩屋荘はお遍路さんの宿として有名ですが、従業員の方々の接待が素晴らしくて、温泉とお食事がとてもよかったです。

古い施設ですが、館内は清潔でゆっくり過ごさせて頂きました。

 

 

 

翌日の瓶ヶ森は少しガスがかかっていましたが、時折石鎚山を見る事ができたし、この梅雨時に雨に降られなかっただけでもありがたかったです。

 

この笹原の美しさは瓶ヶ森ならではですね。

 

瓶壺の水も澄んでいて美しく、今回もイシヅチサンショウウオの姿を見る事ができました。

とても冷たくて綺麗な水でした。

 

イシヅチサンショウウオ

 

 

 

瓶ヶ森のお隣の伊吹山にも登りました。

こちらも登りやすくて眺望の良い素敵なお山でした。

 

 

 

帰り道、土小屋の売店には新しくモンベルのお店が加わっていて、楽しく見せてもらいました。

 

ここのソフトクーリームで一休み♪

 

 

 

最後に双海の「魚吉」でウニ丼を食べて、もう今回の旅に悔いなし(笑)

 

 

そんなこんなの記念日旅でした。

ああ、明日からまたお仕事頑張ります!(笑)

 

 

 

 

 

嬉しいお知らせです。

娘Hの新アルバム「trans-」(6月25日発売)が、「レコード芸術7月号」で特選盤に選ばれました!

 

レコード芸術は残念ながらこの号を持って休刊となるそうですが、七十一年間も続いた歴史ある評論誌で高い評価をして頂いた事は、彼女にとって素晴らしい快挙です。

 

おめでとう!

なんとも嬉しく誇らしく(涙)

 

どうか多くの方々に聴いて頂けますように。。。

 

 

 

 

胎動の記憶蛍の描く円  さち

 

たいどうのきおくほたるのえがくえん