つれづれなるさっちII

俳人 井上さちの日々 第一句集「巴里は未だ」(文學の森)

了月院のネジバナ♪

 

 

 

ブッドレアにヒメアカタテハ

 

 

 

お天気は快晴。

空が青い。

愛媛は昨日、観測史上最も早く梅雨明けしました。

6月中に梅雨明けなんて、もうびっくりです。

今日は熱中症アラートも出ているようなので、何事ものんびりゆっくりでオッケー。

お仕事は除草剤の散布など。

 

 

 

昨日友人から了月院のネジバナが可愛く咲いてるよ〜とお知らせをもらったので(ありがとね♪)朝の涼しいうちに見に行ってきました。

東向山了月院は地元日土町の浄土宗の寺院です。

お寺の山門をくぐると手水鉢には涼しげな紫陽花が。

いつも素敵な花手水が迎えてくれます。

 

石段を上がると、広い境内の芝生の上にそよそよとネジバナが咲いていました。

見えるかな?

 

それも一箇所にかたまっているのではなくて、境内全体に広く咲いていたのです。

 

昔は家の近くで咲いている事もありましたが、この頃はめったに姿を見かけません。

 

御住職やご家族が大切にお世話をしてこられたのでしょうね。

 

可愛らしい〜。

見せて頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

捩花や小人の家の丸いドア  さち

 

ねじばなやこびとのいえのまるいどあ

 

 

 

サックスと打楽器のコラボ「Duo März(デュオ・メルツ)」のコンサートのご案内♪

 

 

 



 

 

お天気は曇りのち晴れ。

今日は除草剤の散布をしました。

暑さの厳しい6月ですね。

 

 

 

娘Hの東京でのコンサートのご案内です。

H(サクソフォン)と西岡まり子さん(パーカッション)による現代音楽ユニット、「Duo März (デュオ・メルツ)」によるコンサートが、7月10日(日)、トーキョーコンサーツ・ラボに於いて開催されます。

ゲストは京都市交響楽団首席コントラバス奏者、黒川冬貴さん。

今回はメルツの為に書かれた新作の初演もあるそうで、聴きごたえのあるプログラムになっているようです。

私も行きたかったのですが、まだ東京行きの許可がおりませんでした。

ああ、残念。。

お近くの方はぜひぜひお運び下さいませ♪

ゲストuo

Duo März画像

 

www.harukainoue.com


www.youtube.com

 

 

duomarz2021.wixsite.com

www.youtube.com

 

 

 

 

 

カラフルなスイスフランや夏帽子  さち

 

からふるなすいすふらんやなつぼうし

 

 

 

 

 

瓶ヶ森へ♪

 

 

 

 

 

 

お天気は雨。

午後は雷が鳴ったりして、雨の勢いの強い時間帯もありました。

空梅雨気味だったので、いい雨です。

 

 

 

今週は瓶ヶ森に登ったので、その時の様子を更新します。

行きは松山道で西条に向かい、寒風山トンネルを抜け、天空の道「UFOライン」で瓶ヶ森駐車場へ。

 

下界は晴れていたのですが、駐車場に着いた頃には少しガスがかかっていました。

 

まずは男山へ。

登山口

 

登っていくうちに段々と雲が流れていってくれました。

 

 

 

 

 

男山山頂

 

 

その次はお隣の女山へ。

 

男山を振り返ってみる。

 

ごつごつとした男山の山頂と比べると、女山の山頂はなだらかでとても美しいです。

女山の方が標高が高いので、瓶ヶ森の山頂は女山(1897M)にあります。

 

女山山頂

 

 

向こうに見えるのは石鎚山ですね。

頂上にはちょっと雲がかかっていますが絶景です。

 

そして!女山の山頂では、なんとミドリシジミの姿を見る事ができたのです!

こんなに鮮やかなエメラルドグリーンの表翅を持ったミドリシジミに出会ったのは初めての事。

感激して写真を撮ったのですが、残念な事に、大きなレンズを車に置き忘れていたのでした。

ミドリシジミとは少し距離もあり、パンケーキレンズで撮るにはこれが精一杯でした。

ミドリシジミにも色々な種類があるのですが、このような標高の高い場所にいるのは、アイノミドリシジミ、キリシマミドリシジミ等の希少な種族ではないかと思います。

一期一会の嬉しい出会いに感謝して。

 

下りの道は雄大な笹原が広がっていて見事。

 

 

 

 

 

 

 

ヒオドシチョウが何度も姿を見せてくれました。

 

イブキトラノオ

 

ヤブウツギ

 

ニガナ

 

シロニガナ

 

ノアザミ

コースタイムは2時間くらいでした。

このような短時間で、これほどの眺望のある山は珍しいと思います。

瓶ヶ森、素晴らしかったです。

 

 

その後昼食で立ち寄ったのは「山荘しらさ」

 

 

UFOライス

 

チーズケーキとグレープフルーツジュース

 

とてもおしゃれな山荘です。

リニューアルされたばかりのようで綺麗。

 

 

ロボットみたいなかっこいい薪ストーブのお名前は「しらさ暖吉」くん。

 

山荘のオリジナルグッズもあるみたい。

宿泊もできるようなので、いつか泊まってみたいです。

 

 

面河山岳博物館にも寄ってみました。

 

動物や昆虫の標本が多数展示してあって、見どころがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

博物館の窓から見えた景色も素敵でした。

 

白いお花(何でしょう?)がちょうど見頃。

 

 

帰りは久万高原町を経由して。

 

夕食は双海町「魚吉」でうに丼を戴きました。

 

 

 

ご主人が漁をされるそうで、うにはこの時期だけの希少なもの。

とっても美味しかったです。

 

そんなこんなの結婚記念日でした♪

 

 

 

 

 

耳の穴より草刈の葉のかけら  さち

 

みみのあなよりくさかりのはのかけら

 

 

 

 

 

 

日土野だんご虫さんの句集「海も」&ブッドレアに集う蝶達&フィットボクシング2♪

 

 

 

サクレトヨタ

 

 

 

お天気は雨。

梅雨入りしてからは、それほど雨が降らず、草刈りに追われる毎日でした。

この時期の草の勢いは恐ろしいくらい。

今日は雨のおかげで少しゆっくりしています。

 

 

 

さえずり句会の仲間、日土野だんご虫さん(瑞木さん)が、この度句集「海も」を御上梓されました。

だんご虫さんが、これまで南海放送ラジオの「一句一遊」に投句をされてきた中から、「金曜日」の優秀句と、「天」の最優秀句に輝いた句ばかり、56句を集められた句集です。

長年の精進高い実力があってこそ出せる、メモリアルな句集です。

私も同じさえずり句会の仲間として誇らしく思います。

春から始まり春で終わるという構成も素敵。

どれも金曜日に輝いた素晴らしい句ばかりですが、私の好きな5句を選んで短い評をつけさせてもらいました。

 

  日土野だんご虫「海も」より

標的にあらず春灯ぞこれは

「一句一遊」でも大変話題になった時事ネタの一句。

プーチンの耳元で叫んでやりたいような十七音です。春灯の中にある人々の平穏な団欒を壊さないで!

 

洋館の氷菓かすかに月の味

洋館の氷菓、そしてそれ月の味というのががなんともおしゃれで詩的。透き通るような微かな色合いも見えてくるよう。

 

頬灼いて子の負け様を見届ける

頰灼くという表現に実感があり、野外での野球やテニス等の応援を思います。負け様を見届けるといいつつも、最後の最後まで勝利を願う親の愛が伝わってきます。

 

八月の博物館の埴輪の眼

「は」で韻を踏む作り方がうまいです。八月という季語からはやはり戦争のイメージがあり、空洞のような埴輪の眼は虚無感にあふれているようです。

 

薄荷だけ残るドロップ冬茜  

カラカラと鳴るサクマドロップの缶。気づけば薄荷ばかり残っているというのは子供あるあるかと思います。白と赤の対比も効いていて、なんだか淋しさの気分もあるノスタルジーな一句。   

    

だんご虫さん(瑞木さん)、句集「海も」の御上梓、まことにおめでとうございます!

 

 

 

庭ではブッドレアが咲く季節になりました。

 

次々と色々な蝶が遊びにきてくれます。

モンキアゲハ

 

アオスジアゲハ

 

アカタテハ

 

ナミアゲハ

 

 

 

最近スイッチのゲームでボクササイズをやってます。

「フィットボクシング2」ってゲーム。

 

 

フック、アッパー、ダッキング等、これが結構運動になるんです。

今日の私のカラダ年齢は40歳でした。

喜んでいいものか否か。

昨日は31歳だったのに。。(笑)

コーチはカレン。

 

お洋服や髪色を変える事ができるらしく、こんな感じに変身してもらっちゃいました♪

かわいい〜。

また明日もがんばるぞ!

 

 

 

 

 

血族や蛍袋を刈り残す  さち

 

けつぞくやほたるぶくろをかりのこす

 

 

 

 

 

 

松山一人旅&「単眼複眼」にバッタの写真♪

 

 

 

 

 

 

お天気は雨。

愛媛は梅雨に入って三日目です。

その梅雨入り初日の日から、旦那くんが寺総代の研修旅行に出かけていたので法然上人のお生まれになった岡山の誕生寺へ)、私も同じようにお休みをもらって、一人で道後一泊旅行を楽しんできました。

 

 

普段は軽トラの運転ばかりしている私(笑)

CH-Rの運転はちょっぴり不安でしたが、頑張って松山まで行ってみる事に。

双海の道の駅でひと休み。

 

海紅豆が咲き始めていて、南国気分。

 

でもお天気は曇り。

まずは、松山総合公園へ。

道路からよく見えるこのお城のような建物のあるのが松山総合公園です。

 

公園の中にある考古館の中庭では、先日から古代ハスの開花が始まっているのです。

考古館は月曜日はお休みなのですが、古代ハスのある中庭は解放されていて、訪れた方々が熱心にカメラを向けておられました。

古代ハスを見たのは初めてでした。

この日は15輪ほどのお花が開花していていましたよ。

この古代ハスの種子は1000年前の大連の遺跡から出土したもので、平成8年に松山市を訪れた大連観光局長からその種子を贈呈されたそうです。

その後、松山市農業指導センターで育成され、その株が考古館で育成、管理されているそうです。

とても綺麗でした。

うっとり。。

 

その考古館の下にある東池ではガマの穂があって、チョウトンボの姿を見ることができました。

もっと日差しがあればもう少し綺麗に撮れたのに。。

まだほんの数頭くらいでしたが、7月になるともっと数が増えて来るそうです。

またその頃に来てみたいなあ、と思いました。

 

 

そして道後へ。

まだ昼前でしたが、ホテルのフロントに問い合わせてみると、チェックイン前に駐車場に車を置かせてもらっても良いとの事でした。

ありがたかったです。

旅割で予約していたのは「道後Hakuro」

 

カゴにお気に入りのタオルと手ぬぐいを何枚も入れて、道後の散策に出発です。

おお、これは何かのアートでしょうか。

 

商店街を歩いて、お昼ご飯のお店を探します。

 

道後町屋に入ってみましょう。

 

道後ビール♪

地ビールというと、クセや甘味が強かったりするのが多いのですが、この道後ビールは割とドライな感じでうまし。

 

鯛カツバーガー

鯛カツバーガーは間違いない美味しさ。

ナイフで切って食べても、紙に包んでパクッといっても、どちらでもできるようにしてありましたが、やっぱりパクッと豪快に食べた方がいいですね。

 

 

あとは道後温泉三昧。

今まで道後温泉の写真を撮ることはあっても、実際に足湯以外のお湯に入ってみた事はなかったのです。

 

天空の足湯(無料)から見た道後温泉本館

 

ちょっと熱めの足湯です。

混んでなくて、のんびりと道後温泉の景色を見ながら足湯につかる事ができました。

雨予報の平日のいいところ。

 

道後温泉本館 大人(420円)

 

人数制限をしてあるようでしたが、タイミングが良かったのかすんなり入れました。

 

修復中の道後温泉で、今使用できるのは「霊の湯」のみ。

2階に上がる階段が急でしたが、手すり部分に細かい彫刻が施してあって流石だと思いました。

湯釜の上には大国主命と、少彦名命の二神の像があり格調高し。

湯船はとても深くて、座ると顔が沈んでしまう程!(笑)

大広間の休憩室の修復が完了したら、またゆっくりと入ってみたいです。

 

 

椿の湯 大人(400円)

市民の皆さんに愛されている温泉のようです。

湯釜には「巡礼の杓に汲みたる椿かな 子規」の一句が刻まれていました。

道後温泉は皆同じ泉質のお湯が使われているのかもしれないけれど、ここ椿の湯が一番とぅるとぅるしている!と私は感じたのでした。

 

 

飛鳥乃湯 2階個室利用 大人(1690円)

飛鳥時代をイメージして造られた湯屋は、なんとも雅な雰囲気。

中庭が蜷川実花さんの鮮やかな写真アートで彩られているのは、2024年2月までだそうです。

 

エントランスの正面には書家、紫舟さんの書の彫刻。

 

空気を浄化するというゼオライト和紙で造られたシェードは、山門がイメージされていて入浴客をお迎えしています。

 

階段の奥の壁にある湯釜の模様は、奈良の世界遺産の修復で使用された和釘『千円の釘』が使われています。

あちらこちらにおもてなしの心が溢れているよう。

 

2階の個室休憩室は5種類あるのですが、私が選んだのは桜井漆器の技術が施されている「行宮(かりみや)の間」です。

 

NHK美の壷」で漆の奥深さを知ってから、この蒔絵の赤さに憧れていました。

 

大浴場の壁には30分ごとにプロジェクションマッピングが投影されていて、雲が流れたり、鳥が飛んできたり、船が動いていったりという映像も楽しむことができます。

 

入浴した後は個室にお茶菓子を運んで頂けるのです。

 

お菓子は一六の「道後夢菓子噺」の、椿と白鷺の2種類から選べるのですが、私は白鷺を。

お茶の器も松山市の花「椿」の模様です。素敵。

 

白鷺はねりきりのようなお菓子で、中には緑色の久万茶の餡が入っていて上品で優しいお味。

湯上がりのお茶は体に染み渡るよう。

おかわりもできるそうですよ。

 

大広間休憩室も見せて頂きました。

天井からの幕のような飾りに使用されているのは、この前内子の下芳賀邸で見せてもらったギルディング和紙の技法です。

なんとも風雅ですね。

 

2階から中庭を見下ろすとこんな感じ。

これで道後温泉四ヶ所全てをコンプリート!

愛媛県人としての嗜みが一つ増えたようで嬉しいです。

 

夜の飛鳥の湯はまるで異世界のよう。

 

宿泊したのは道後温泉に程近い「道後Hakuro」

 

お部屋はこんな感じ。

 

素泊まりのプランで旅割を利用して、駐車場代も含めて4300円!

更にクーポン2000円もついてきます。

なんてリーズナブル!

 

クーポンで買ったのは、道後Hakuroのオリジナルマグカップ

ちょうど2個で2000円でした!

お部屋にも置いてあって、いいな〜と思っていたのです。

 

レコードプレーヤーとレコードもあったので、一応聞いてみる(笑)

 

洋楽には詳しくないけれど、ドゥービーブラザーズかな?

レコードに針を落としたのは数十年ぶりのような気がします。

非日常な気分を楽しみました。

 

ホテルの中もレトロでありつつアーティスティック!

ロビーでは自由にコーヒー、紅茶を飲む事ができます。

大浴場の壁画の、成元ヒデキチの描いた女性の横顔の絵も素敵でした。

「道後Hakuro」、立地も良く、道後温泉目的の女性の一人旅にはちょうどいいホテルだと思います。

 

 

翌日は東道後の「そらともり」に移動して、岩盤浴とサウナを堪能。

 

ブランチにおむすびとグレープフルーツジュース

おむすびはほかほかでジュースも生搾りだった!

 

湯上がりの抹茶かき氷。

かき氷の下にはわらび餅と白玉がたっぷり!

 

お風呂の合間にお食事ができるのがここの良いところですね〜。

昼過ぎ、そらともりを後にして少し早めに帰路に。

スシローに寄って軽く食べつつ、家族へのお持ち帰りを注文。

雨の中、無事に帰宅。

一人旅、楽しめました。

また行こっと♪

 

 

 

6月11日の愛媛新聞の「単眼複眼」にバッタの写真を掲載して頂きました。

ありがとうございます。

月一を狙っていたけれど、先月はボツだったのでした〜(笑)

またがんばります。

 



 

 

 

 

かかかかと無音鍵盤遠花火  さち

 

かかかかとむおんけんばんとおはなび

 

 

 

 

 

ヒメジョオンに集う虫達♪

 

 

 

テイカカズラ

 

岩を覆い尽くしたテイカカズラ

 

 

 

お天気は曇りのち雨。

ここ数日は暑さの中、ずっと草刈りを頑張っておりました。

夏の草刈り作業は重労働。

目に汗が滲みます。

元気で働ける事に感謝です。

 

 

 

朝のウォーキングで梅の木の下を通ると、落ち始めた梅が杏みたいな甘い香りを放っていました。

なんだかこのまま落としてしまうのがもったいなくなって、今年も少量ですが梅仕事をする事に。

 

思いついてよかったです♪

 

 

ヒメジョオンが咲き始めています。

背が高いのに儚げで可憐なお花。

 

おや、ヒメジョオンにとても小さなバッタが佇んでいますよ。

 

かわいらしいですね。

ヤマトフキバッタの幼虫のようです。

 

あれ、バッタのそばにもう一匹何かがいるのかしら?

と思ったら、脱皮したバッタの抜け殻だったみたい。

 

 

こちらは小さな蝶かと思ったら、蛾の仲間でした。

ドガというお名前です。

 

模様がモダンでおしゃれな感じ。

翅の黒地に白の模様を窓に見立てたのでしょうね。

 

 

こちらはハナアブの仲間のよう。

 

 

最後はヒメジョオンスジグロシロチョウ

よく見ると、目が白地に黒のドット模様なのでした。

 

 

 

 

 

映写技師の白手袋や虎が雨  さち

 

えいしゃぎしのしろてぶくろやとらがあめ

桐野夏生魂萌え!」を読んで、生まれた一句)

 

 

 

 

 

阿蘇草千里、くじゅう花公園、関門海峡ミュージアムを巡る♪

 

 

 

 

 

お天気は曇りのち晴れ。

朝のウォーキングで出会ったカンタロウミミズ(シーボルトミミズ)が青く光っていてなんだか綺麗でした。

 

 

 

先日の九州の旅、姫島以降の様子を更新します。

姫島二日目の朝も早朝からみつけ海岸に向かい、アサギマダラとの名残を惜しみました。

この日の朝も1000頭飛来との発表があり、最高の時期に姫島を訪れる事ができて本当によかったです。

安西旅館の朝食は7時半からだったのですが、港の近くという利点もあって、急いで食べて8時の船便になんとか間にあいました。

おかみさんが食後のコーヒーを紙製のカップに詰め替えて持たせて下さったのも嬉しかったです。

またいつか姫島に来る時には、安西旅館にお世話になろうと思います。

ありがとう、姫島。

 

これは私が姫島で絵付けをしたお面。

狐と狸があって、狐の顔を描きたかったんだけど、狸用のお面しかなかったのです。

仕方なく狸のお面に狐の顔を書きました。

でも、結構気に入っています♪

 

港の近くにいた甘えん坊の猫ちゃん。

この子もさくら猫のようでした。



 

姫島を発った後は熊本県にある阿蘇の草千里へ向かいました。

 

草千里の駐車場に到着したのは11時くらい。

 

たしか去年、NHKのにっぽん百名山阿蘇山」で、ミヤマキリシマに彩られた烏帽子岳の美しさを見て以来、ずっと憧れていたのです。

もう5月も下旬なので、お花のシーズンは終わってしまったかもと思っていましたが、まだまだピンク色のミヤマキリシマが待っていてくれました。

 

なんて素晴らしいんでしょう。

駐車場から時計回りで烏帽子岳に登って、一周して帰ってくるまで、ちょうど2時間くらいの程よいコース。

左手には時折噴煙を上げている中岳が見えます。

活火山の鼓動を感じます。

 

急登もありましたが、風の吹き渡る尾根道もあり、気持ちよく歩く事ができました。

 

烏帽子岳山頂です。

 

山頂で食べたおむすびが美味しかったです〜。

 

下りの道へ。

 

草千里。

 

池に映った逆さ烏帽子。

 

お馬さん達。

 

草千里の中を行くのは本当に心癒されるようでした。

ありがとう、阿蘇



この後は大分のくじゅう花公園へ。

草千里とは同じ阿蘇くじゅう国立公園の中にあるので、車で1時間くらいで行く事ができます。

ちょうどお花は5月の見頃で、ネモフィラ、リビングストンデイジー、ポピー、春菜の畑が満開です。

ネモフィラ

 

リビングストンデイジー

 

春彩の畑

 

ポピー

 

ここでは「花と星」というグランピングの施設があって園内に宿泊する事ができます。

 

左がバーベキューのテント、右が宿泊用のテントです。

 

ハンモックもありました♪

 

とても快適。

 

夕食はバーベキュー。

 

お肉がすごい。。

 

普段はお肉はあまり食べない私ですが、この日は頑張って?(笑)なんとか食べました!

マシュマロを焼いたのは初めてでちょっと嬉しかったです。

 

宿泊者は閉園後、開園前の花公園を自由に散策する事ができます。

 

朝食は園内のカフェで。

 

 

旅の最後は北九州へ。

道中は麦畑があちこちに広がっていて、黄金色の麦秋を迎えていました。

 

レトロ駅舎が素敵なJR門司港駅

 

港の前の関門海峡ミュージアムで、旦那くんの趣味の帆船模型展が開催されているのです。

 

旦那くんが今作っている船「ラ・ミラージュ」の展示もあって、とても熱心に見ていました。

 

展示しているメンバーの方から、作り方のアドバイスをしてもらって勉強になったみたいです。

来てよかったね〜。

中にはブラックパール号もありました。

 

門司港には、ちょうど客船「にっぽん丸」が寄港していましたよ。



たまたまアサギマダラのピークに合わせて旅に出たら、ちょうど烏帽子岳のミヤマキリシマや、くじゅう花公園のお花の盛りに出会えたのはラッキーでした。

充実の三日間に心から感謝して。

 

 

 

 

 

初夏の舵は鯨の顎の骨  さち

 

はつなつのかじはくじらのあごのほね