お天気は晴れ。
河津桜を見に近所をドライブしました。
急に春がやってきたみたい。
では最後のお遍路の記事を更新します。
歩き遍路の旅17 4日目 宇和から八幡浜の自宅へ(2022年2月18日)
宇和のお宿、ビジネスホテル松屋の朝食です。
お世話になりました。
ホテルを出発したのは8時30分頃。
旅の終着地点、八幡浜の自宅を目指します。
家から歩き始めた私のお遍路は、四国の各札所を参拝する事で、点を線へと繋いで来ました。
それが一巡して再び家に帰って来る事で、線は円へと変わります。
自分の歩いた道が四国を一周して大きな円になるなんて素敵。
行き着く場所が「我が家」と言うのもあったかくて、なんだかいいなあ、と思ったのでした。
静かな街並みを通過します。
国道56号に出ました。
この日も晴れていましたが、朝は放射冷却で氷が張っていました。
56号を左折して県道25号の八幡浜方面へ。
この辺りから普通の遍路道とは外れて進む事になります。
普通のお遍路のルートは、は宇和から大洲を経て内子、久万へと続きます。
日差しがだいぶ暖かくなって来ました。
宇和盆地の田んぼの中の道です。
宇和町名物、わらマンモスの一家です。
笠置トンネル通過。
このトンネルの中は歩道は広かったのですが、真っ暗でちょっと怖かったです。
トンネルを抜けると八幡浜市です。
ああ、ついに地元に帰って来ました!
釜倉トンネル通過。
双岩地区通過。
どんどん歩いて。。
八幡浜港が近づいて来ました。
道の駅「みなっと」で休憩します。
昼食はカフェ・シュシュの日替わりランチ。
かわいい♪
みなっとのアゴラマルシェで、バックパックの隙間に入る限りの家族へのお土産と、夕食用にお肉屋さんのコロッケ(絶品!)も買ってまた出発!
歩きでしか通れない近道発見!
この辺りへ出ます。
名坂トンネル前。
左側の歩道トンネルを初めて通りました。
いつもは歩かない歩道側の道が新鮮です!
日土町はすぐそこ。
日土町内まで帰って来ましたが、我が家はお山の中腹にあるので、まだまだ歩かなくてはなりません。
モダニズム建築で名高く、国の重要文化財に指定されている町の宝、日土小学校前。
菜の花でいっぱいの道をどんどん登って。。。
15時30分、ついに我が家に到着しました!!!
目の前には堂々とした銅ケ鳴(どうがなる)!
光り輝く川ノ石湾!
ただいま〜♪
最後の日の歩数は42737歩!
さちの歩き遍路の旅はこれにて完結。
果てしない長い道のりを歩いている時、心と体からいらないものが削ぎ落ちて、一本の光る棒になって行くような感覚がありました。
素晴らしいお遍路の旅でした。
ありがとうございました。
私の小さな冒険を許して、気持ちよく送り出してくれた家族に心から感謝して。
完
歩き遍路の旅全編
結願や紙吹雪めく春の雪 さち
けちがんやかみふぶきめくはるのゆき